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世界禁煙デー
yorikanekeiichi.hatenablog.com
みなさん、投票の準備はできましたか? 第180通常国会が招集されました。野田首相は「増税するか、増税しないか」の議論に持ち込もうとしているように見えます(山内康一/民主党の強硬姿勢の背景)。民主党が掲げる『社会保障と税の一体改革』が不充分な案であるのは多くの指摘がある通りです(例えば河野太郎/社会保障と税の一体改革にかけているもの)。野党が賛成できるはずもありませんから、紛糾は必至。民主党の強硬姿勢を考え併せても、衆議院議員は国会の裏で、もしかしたら選挙準備に忙しいのかもしれません。 ということでみなさん、選挙準備は政治家だけの特権ではありません。我々国民も大いに準備しましょう。すでに確固たる投票基準を持っている人は問題ありません。ただ、極度の政治不信の中、誰に投票していいのか見当も付かないという方も多いでしょう。そこで、どんな政治状況でも通用する、《信頼》で政治家を選ぶ方法を紹介します。
大手を始め企業がこぞって、喉から手が出るほどに知りたがっているのが「ソーシャルメディアをマーケティングに活用するにはどうしたらいいのか?」ということです。露出最優先の旧来型の宣伝・広告手法は通用しないと気がつき始めました。情報が氾濫する昨今、ソーシャルメディアに限らず《押しつけがましさ》を嫌う人が増えてきています。この難問をブランディング戦略で鮮やかに解決してみせているパイオニアが、無印良品を展開する良品計画です。 日曜日の出来事ブランチをとるためにフラッと入ったMUJI Cafeで、妻が何気なく『無印良品キャンプ場』の冊子を取ってきました。私は中をパラパラと見てすぐに、バッグに入れて持って帰るように頼みました。普段はチラシどころかポケットティッシュすら受け取らない私が珍しいことを言うと、妻は不思議そうに表情を覗き込んできます。 「なんで? 珍しいね」 つい身振り口調が大げさになるのを自覚
各種メディアから2chまとめブログ、個人ブログまで、一度でも興味深い記事を読んだサイトは、どんどんGoogleリーダーに登録していきます。するとすぐに膨大な数になり、通常ではチェックしきれなくなってしまいます。これをいかに処理できる環境にするかがRSS購読の最大のポイントです。ちなみに私は現在、RSS購読数が約150、1日あたり300から400の更新情報を処理しています。2歳と0歳の子育てを最優先に仕事をしていますが、滞った経験は一度もありません。このGoogleリーダー活用術は、ITジャーナリストの佐々木俊尚氏から学び、実践して自分なりにカスタマイズしたものですが、当の佐々木俊尚氏はRSS購読数だけで600以上との話です。 なぜRSSフィード購読か 「業界の動向を網羅する」 「最新情報を確実にキャッチする」 「流行に惑わされず本当に価値のある情報を探し出す」 これらの目的を達するために、
「ツイートをすること」や「ブログを更新すること」が目的になっている人はいませんか? 発信すれば何もしないよりはマシ、は大きな間違いです。 東京のとある神社に奉仕する、40代半ばの宮司さんの話をします。この方は神社経営を盛り立てようという意志が強く、「ただ祭祀をして参拝者を待っているだけじゃ神社を潰してしまう。時代が変わって「正しい答」なんか無いんだから、どんどん動いて試行錯誤しよう」と積極的に行動する方です。ガツガツした行動が忌避される傾向にある神社界において(例えば神社が新興宗教のように布教するというのは耳にしないと思います)、異色の存在と言えます。個人的に、宮司の姿勢には共感できます。結果として取り組んでいる行動も、神社のストロングポイントを前面に押し出していて的を射ており、私は高く評価しています(具体的に紹介するとGoogle検索ですぐさま特定できてしまうので、曖昧な言い方で申し訳あ
終身雇用は、社会がどう変化しようと、労働力を1つの会社や業界に固定する結果となるシステムです。例えば、30年前には必要でも、今は自動車産業に人を割いている場合ではありません。フリーランスが増えればそれだけ労働力は流動化します。それぞれが社会の弱点を見つけ、自分にしか担えない役割を創出することで、「自分たちの社会を、自分たちの手で前進させられる」利点があります。私はもっともっとフリーランスが増えるべきだと思っています。ほぼ何の準備もせずにフリーランスになった私の体験から、フリーランスになるための心得を紹介します。 1. 社会において果たすべき役割を見つけるフリーランスとしてやっていくために最も大切なのは「自分が社会において果たすべき役割を見つける」ことだと思っています。朧気にでも構いません。具体的に何をするかは、実際のところ飛び込んでみなければ解らないケースがほとんどだろうと思います。「社会
お金のためなら人を殺してもいい、では大義がない。目的のためなら手段は選ばないという考え方を正当化しては、闇金だって麻薬の密売だって正当化できてしまう。 正月早々、私の周辺のソーシャルメディアでは、下記記事を「熱い!」と絶賛する声が聞かれた。 国光宏尚/新年の誓い!打倒Zyngaへの思い! http://ameblo.jp/hkunimitsu/entry-11123504482.html 国光氏は語る。国益のために外貨を稼がなければならない。世界で勝負できる産業が必要だ。ソーシャルゲーム・ビジネスは、日本が世界で優位に立つ最後のチャンスかもしれない。と。確かにそのとおりかもしれない。的確な状況分析だと思う。「世界を獲ってやる!」という意気込みにも共感できる。事実、IT界隈では、日本が世界で勝負する残された道はソーシャルゲームしかないという空気になっている。GREEやモバゲーの隆盛は言うに及
ソーシャルメディアは従来型の押しつけがましい広告・宣伝には使えません。テレビCMならトイレ休憩の時間と割り切れますが、TwitterやFacebookで自分に何の関係があるのかわからない宣伝が流れてきたら即アンフォローです。ソーシャルメディア活用で求められるのは、商品を買ったりサービスを利用したりすることで得られる価値の「提案」です。一方的な宣伝ではなく、共感を得るための「提案」です。 ただ、理屈は解っても実践は難しい。そこで思い浮かべてほしいのが神社です。慎ましやかな巫女や神主という「人」。掃き清められた境内や神社建築という「モノ」。静かで奥深い鎮守の森という「環境」。神社には押しつけがましい要素は何一つないのに、誰もが神社へ足を踏み入れる価値を感じ取れます。神社は意外にも、ソーシャルメディア活用の本質を体現しているような存在です。 私は昨年より神社専門のソーシャルメディア・サポートに注
ITmediaオルタナティブ・ブログの記事を読んで、みんな悩んでいるのね、と思ったので3分で書きます。 空野正輝 「読みたいと思わせるタイトル」の考え方 「読みたいと思わせるタイトル」の作り方 大前提として、優れた記事であること。これは絶対条件。中身のない記事なのにタイトルで釣っても誰も幸せになりません。 タイトルは記事を読むとどんなメリットが得られのかを伝えられるようにします。 何故なら、世の中には腐るほどに情報が溢れているからです。人は99%の情報を無視します。興味・関心や人の推薦など、何かしら理由がなければ選んでもらえません。記事を読んで得られるメリットを伝えられなければ、どんなに優れた記事でも選択肢に加えてもらえない時代であると認識しましょう。 あなたのブログが、この中の1件だったら? よく、「内容を要約してタイトルにする」という間違いがあります。例えば当ブログでブクマ数最上位の記
『Facebook、2011年の人気ゲームランキングを発表』の記事を読んで、Facebookゲームを片っ端から遊んでみました。 1. 英語がそれほど得意ではない(単語ならいいが、文章になると可読スピードが極端に落ちる)私がストレスなく遊べた 2. 何かしらの中毒性を感じた 以上、二つの個人的基準から、特に優れた3つを紹介します。ぜひ年末年始を利用して、Facebookゲームの潜在力や可能性を体感してみてください。実際に利用してこそ「見えるもの」「言えること」があるはずだというのが持論です。 Indiana Jones Adventure World(Zynga:アドベンチャー) 日本語化されています。インディ・ジョーンズをベースにした冒険もの。鉈で茂みを刈ったり、ムチで蜘蛛や蛇を攻撃したりしながら進みます。経験値を稼ぎ、お宝を収集し、お金を稼いで装備をととのえる。チュートリアルも充実してい
イケダハヤトさんのブログ記事『やりたくないことはやらない」4つのメリット』が、一部世代から叩かれているそうです。上田修子さん経由で知りました。 イケダハヤト/「やりたくないことはやらない」4つのメリット 野水克也/やりたいことしかやらない若者に振り回されるバブル世代の憂鬱 上田修子/『やりたくないことはやらない』人はいいじゃん イケダハヤトさんの「やりたくないことはやらない」を叩くのは脊髄反射です。本質を理解しないで鬼の首を獲った気になるのは格好悪いぜ、と思うので、脊髄反射エントリを上げておきます(時間が20分ほどしかないので乱文になるかもしれませんが)。 誤解のもとバッシングの種になっているのは、要は「楽な方にばっかり逃げていたら、まともな社会人になれるわけねえぜ」という点で、圧倒的大多数の「与えられた仕事をこなさざるを得ない社会人たち」が、現実を見ろよと言っているわけです。 でも、イケ
いざ実物を目の前にしてみると、やはり唸らされました。というか、想像以上に「Cool !!」ですねコレ。 次の時代のキーはライフログだろうと個人的には考えています。プライベートの透明化からレコメンドサービスの進化まで影響は多岐に渡ると想定されていますが、中でも私が注視しているのは「ライフログによって、インターネット上のアイデンティティが、それまでとは比較にならないくらい豊かになるはずだ」という直感が正しいかどうかです。略歴プロフィールでは伝えられない「その人」をより伝えられるようになったとき、人と金を動かすソーシャルネットワークの威力を最大化できるはずだと考えているからです(『私が実名の普及を後押しする3つの理由』参照)。だから、Facebookという超巨大SNSと結びついた《史上初のBOSSクラス》ライフログであるタイムラインには注目していました。 しかしまあ、実際にリリースされて使ってみ
昨夜ふとTwitterを眺めていたら、宮崎洋史氏のツイートでこちらのイイヅカアキラ氏の記事の存在を知りました。 TECHse7en - mixiはもはや「人」が軸のSNSではなくなりつつある ご本人にTwitterで確認させてもらったのですが、「mixiの特性からしてインフラへの道は極めて困難と思われるので、mixiは他の道を模索するしかない」という結論で、これには私も完全に同意です。後述しますがmixiには万人に受け入れられるパブリックさはなく、一部の人のコミュニケーション・ツールとして特化するしかないはずです。 ただし記事では、具体論として「インタレスト・グラフに注力すべし」となっており、私はこれには多少の異論があります。mixiは趣味や嗜好を軸につながるインタレストグラフに特化したSNSとしてその機能や利便性を磨くべきではないだろうか。 Facebookにコミュニケーションインフラと
先日、とある神社からお問い合わせをいただき、問題点を纏めたレポートをボランティアで作成させていただきました。レポート作成には丸3日ほど掛かったのですが、そのほとんどは発信内容の分析に費やしており、結局のところ指摘するポイントは似たものになるケースが多い実感があります。 端的に言うと、インタ―ネットやソーシャルメディアへの誤解に原因がある場合が大半です。ソーシャルメディアには「気軽に使えるツール」との印象があり、個人レベルでは間違いない認識ですが、神社(や企業や団体)が活用する場合には、ソーシャルメディアの本質を偏見無く理解する必要があります。発信者が豊かな感性を持っていて本能的に発信内容を選択できる場合はよいですが、もちろん天才を持つ方は稀です。圧倒的大多数は「独りよがり」にならないように、誠実に向き合い、真剣に学び、謙虚に振り返る必要があります。 「インターネットだから」という軽視ソーシ
2011年10月度のニールセン・インターネット視聴率は、mixiの集計方法の変更があった影響で議論を呼びました。名目上の数字が前月の1472万人から837万人と大きく減少したからです。経緯や細かな議論は省きますが、mixiの実質的なアクティブユーザ数は約1500万人で、mixi公式発表もニールセン・ネットレイディングス発表から推測される数値も、おおよそ一致しているという見方が有力です。もちろん極端な減少はありません。 論点はいくつかありますが、mixiを議論する際に押さえるべきポイントは、インターネット視聴率=家庭と職場のパソコンブラウザでの視聴率であり、モバイルに注力しているmixiの実態を推測するには全く不向きだという事実です。例えばmixiの公式発表によれば、モバイル・スマートフォン210.3億PVに対し、PC33.6億PV程度の割合だそうです。 しかしながら、部分的に参考にできるだ
平松邦夫・前大阪市長は徹底的なネガティブキャンペーンで選挙戦を戦いました。橋下徹氏の長所である猛烈な推進力は、見る人によっては生理的嫌悪を抱く場合もあるでしょう。戦略は一定の成果を上げ、選挙は大接戦となりました。 しかし、私は率直に残念でした。過去に内田樹氏との対談動画を見た印象から、平松氏は愚鈍な人間ではないと実感していたからです。「自治体の形を変えただけで、皆さんの暮らしがよくなり、日本の経済がよくなるなんていう魔法はない」「大阪都構想には中身が無い」「独裁を許すな」という主張は、まさか本当にそう思っているわけではなく、保守層の確実な取り込みを狙った純粋な選挙戦略でしょう。つまり、平松氏は、政策の中身で論争することを避けました。その証拠に、では大阪都構想を用いずにどうしたら大阪市を再建できるのか、平松氏から説得力のある言葉が出てくることはありませんでした。 恐らく平松氏にとっては、ネガ
本書はエッセイの形をした社会思想書です。私たちの政治、そして民主主義は、長らく機能不全を起こしたままでいます。著者は、ジャン = ジャック・ルソーの『社会契約論』に記されている理念《一般意志》を、あらゆる活動をネット上に記録しつつある「総記録社会」の現実に即してアップデートした《一般意志2.0》という概念によって解決しようとします。導かれるのは、ビッグデータから抽出された(我々自身も気づかないかもしれない)無意識を政治の拘束力とするという驚愕の結論です。もちろん思想家として実績のある著者ですから、常識的には与太話としか捉えられないような本論を、きちんと体系的に語りきっています。何より本書は、近代的民主主義を疑うきっかけを与えてくれます。本書の議論を踏まえているかいないかによって、私たちが自分たちの将来を語る口調は、まったく違ったものになるでしょう。それくらいに革新的な書物と言えます。 とは
インターネットは今後、匿名から実名へ移行してゆきます。正確には、実名は「ほとんどの人」のモノになり、匿名は「それを必要とする一部の人」のモノになります(どちらか一方という意味でなく、匿名を利用する人も実名を併用する場合が多くなるという考えです)。理由は、先日のエントリ『匿名の本当の弊害は、インターネット空間から一般人を弾き出してしまったこと』に書きました。私はこの移行を、微力ながら精一杯後押ししていくつもりです。 なぜそんなことをするんだ、と怒る人もいますよね。もちろん匿名のメリットはそのまま残すべきです。でも、これからの自分たちの社会を思ったときに、現状で立ち止まるのでなく、もう一歩先へ進みたいと思いました。例えば『まなめはうす』さんで上記エントリを取り上げてもらいました。まなめさんが論じている実名のメリットは、現状を分析すれば全くその通りだと思います。正直、大騒ぎするほどのメリットでは
私がジョブズの凄さを知ったのは、ジョブズの死後、つい最近のことです。「にわか」もいいところなのですが、凄いものは凄いのだから仕方ありません。スタンフォード大学でのスピーチや伝記にも影響を受けましたが、最もクリティカルだったのはカーマイン・ガロ著『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン――人々を惹きつける18の法則』です。伝記でジョブズの奇人振りを叩き込まれては「ジョブズに惚れた」とは言いにくいですが、『驚異のプレゼン』には惚れた! と大声で宣言できます。本書の内容を実践したお陰で、仕事のあらゆる面が鮮やかにグレードアップしました。この感動をシェアしたくてたまらないので、(せっかくだから本書の内容を活かしつつ)『驚異のプレゼン』のプレゼンをしてみます。 人に何か伝えるのは難しいですよね。『驚異のプレゼン』著者のカーマイン・ガロ氏は、プレゼンテーションを始めとするコミュニケーション・スキルのコー
「インターネット=匿名」の伝統的価値観は、インターネット空間を一部の人だけのものにしてしまいました。2ちゃんねる、mixi、ニコニコ動画、GREE、モバゲー、Twitter。日本にはインターネット利用者が約1億人いますが、“誰もが利用しているサービス”は存在しません。例えば、mixiのアクティブ・ユーザ数は1500万人程度です。匿名利用者の多いTwitterにしても、日本人の2人に1人が利用するようになると直感する人はいないのではないでしょうか。 それはそうです。実社会でも、コンビニ前にたむろする少年たちや、海で大騒ぎする若者たちや、サラリーマンの飲み会や、主婦の井戸端会議に敢えて近づきたいとは思う人はいないでしょう。また、そこで語られる言葉に耳を傾けようとする人もいないはずです。当人たちにとっては重要な空間で、楽しい時間を過ごせたとしても、圧倒的大多数の人にとっては居心地の悪い空間でしか
Facebookとは何でしょうか。一言で表現するのなら、プリクラブームをインターネット上で実現するものです。1990年代後半、若い女性たちは、友人と撮影したプリクラを手帳に無数に貼り付け、友人同士で見せ合って楽しんでいました。熱狂の渦中にあった人も多いのではないでしょうか。意外に思うかもしれませんが、Facebookはプリクラブームのような楽しい体験ができるSNSです。 プリクラは、道ばたの電話ボックスに貼っても面白くありません。友人同士で見せ合うからこそ楽しいのです。もう一歩踏み込めば、「あなたと一緒に撮影したプリクラを貼っていますよ」と示すことで、友情の確認にもなっていました。Facebookでの写真共有は、プリクラでのコミュニケーションと同様の体験を生みます。 しかも遙かに便利です。手帳に貼り付ける必要がありません。パソコンやスマートフォンからアップロードするだけの手間で済みます。ゴ
驚きました。私は「mixiは胸を張って匿名SNSを名乗ろう」派の人間ですが、それは別にmixiに不満があるからでなく、より活かすにはどうしたらいいか……という観点からの提言です。ところが、『岸田法眼のRailway mixi.』というmixiページの「今のmixiについて、どう思いますか」というアンケート(リンク先の閲覧には、mixiアカウントが必要です)によると、mixiユーザの実に95%が、「不満」または「大いに不満」と回答しています。 衝撃的な結果ですよね。このアンケートが不満を持っていた人のはけ口になっている感覚はあるので、「全mixiユーザの総意である」とまでは言えませんが、ここまで極端だと、どう受け取ればいいのか分析に悩みます。ちなみに不満の理由は、コメントをざっと見たところ、「足跡機能を元に戻せ」「TwitterやFacebookの真似をするな」「居心地が悪くなった」というも
mixiがもっと活きる方法はないものかな、とふと思うことがあります。私は今ではTwitterとFacebookしかメインでは利用していませんが、以前はmixiのヘヴィ・ユーザでした。私には不要ですが、ふんわりと居心地のいい(事実上の)匿名空間を必要としている人がいる事実も認識しています。しかし、どうにもmixiは危なっかしいんですよね。ユーザの大多数がハンドルネームを利用していながら、ソーシャル・グラフとインタレスト・グラフが構築されていて、実に匿名と実名の境界が曖昧です。mixiの運営方針がブレブレである影響もあるでしょう。mixiの一人あたりの利用時間はこの1年でガタ落ちです。 以前のエントリ『好い加減に「Facebookの普及が遅れているのは日本人の匿名意識のせい」と言うのは止めよう』や『インターネットが透明化して本当に困るのは』等を読んだ方は驚かれるかもしれませんが、私は匿名SNS
先日のエントリ『好い加減に「Facebookの普及が遅れているのは日本人の匿名意識のせい」と言うのは止めよう』は、(思わぬ津田大介氏の20万フォロワー拡散もあって)10000PVをいただきました。ありがとうございます。 実は個人的に、人々の反応にすごく興味のある話題でしたので、ブックマークコメントやTwitterを割と熱心に見ていました。大きく2つの傾向がありました。まず(恐らくですが)米国のインターネットも匿名だったという事実に単純に興味を持った方。それから、Facebookの社会貢献への言及に対して「賛成」または「反対」の方です。特に後者に関して、何かしらコメントを書き込んでいる方の大半は「反対」または「なに言ってんの?」という意見だった感触です。はてな村は基本的に匿名の勢力が強いので当然ですね(はっきり賛意を示してくれた方のほとんどは、津田さんのTwitterフォロワーだったのではな
いま取り組んでいるプロジェクトが非常におもしろいので、共有します。 身も蓋もありませんが、Twitterでつぶやいても広告効果はありません(既にブランディングが確立している企業は別です)。少なくとも、各種メディアを併用したり、ツイートを工夫したり、熱心にコミュニケーションをとったり、それなりに労力を割く必要があります。規模の大きな企業ならまだしも、「広告費や労力を掛けずに宣伝できないか」と期待する自営業者やローカル企業が、片手間で呟く程度では、どうにもなりません。 理由は3つあります。 フォロワーが増えない知名度の高い企業でない限り、ただツイートしただけでは、フォロワーは一人として増えません。いや、ツイート内容によっては数人フォロワーができますが、十中八九、アフィリエイトや宣伝用アカウントでしょう。この状態でいくら発信をしても、何も伝えられません。海に向かって叫ぶよりも、虚しい結果に終わり
今さら目新しい議論でもないのですが、未だに誤認している方が多いような気がします。ここ数年を英語圏で過ごした方や、デビッド・カークパトリック著『フェイスブック 若き天才の野望』なんかを読んだ方は、とっくにお気づきと思います。米国内でのFacebookの普及過程を見れば明白なように、日本でFacebookの普及が遅れている理由の本質は、匿名意識ではありませんよね。 インターネット=匿名の価値観は、日本人の専売特許ではなく、全インターネット空間の常識でした。当然、Facebookの母国アメリカでも、Facebookの実名制度には反発がありました。一時期、米国内で「ストーカーブック」と呼ばれた事実をご存じでしょうか。『フェイスブック 若き天才の野望』には、詳しい経緯が書かれています。今やFacebookの顔とも言える『ニュースフィード』機能が実装された直後です。ユーザはプライバシーが侵害されたと感
儲けられるかどうか、でソーシャル・ネットワークを判断すると、大抵は失敗します。なぜなら、「使えるか、使えないか」と考えている時点で、すでに真価を見誤っているからです。 織田信長は、真っ先に鉄砲の真価に気がついた戦国大名だと言われています。他の戦国大名が、「命中率は悪いし、撃つのに時間が掛かるし」と持て余しているうちに、大枚をはたいて3000挺の鉄砲隊を組織しました。「命中率が悪い」リスクには、《大部隊での一斉射撃》という戦術を、「撃つのに時間が掛かる」リスクには、3部隊が入れ替わりに撃つ《3段撃ち》という戦術で対応します。長篠の戦いで、ついに戦国最強と言われた武田の騎馬隊を打ち破る戦果を得るのは、ご存じの通りです(学説としては色々と異論が強いようですが、喩え話なので、大目に見てください。以下も歴史の記述については同様)。 織田信長の成功は、「自分たちのやり方」に固執しなかった英断に要因があ
最初に断っておきますが、au版を批判する記事ではありません。何しろSoftBank版しか使ったことがないので、比較のしようがありません。単に、3GS→4Sへ機種変更して、想像を遙かに超えるパフォーマンスにびっくりしたので、この記事を書いています。 通信速度が速い3G回線も速ければ、なぜかWi-Fiも速くなりました。しかも、どちらもほぼ2倍。ちなみに、私の自宅(横浜市南区)の場合です。もちろん回線速度は、環境によって大きく変化するので、誰もが恩恵に預かれるかどうかは、判然としません。ですが、4Sに機種変更すると「同じ環境で、以前(3GS)より速くなる」のは、たぶん確実です。 iPhone 4Sを手に入れる2日前に、ちょうどルーターを変えました(外出先でWi-Fiが使いたいと思って、FONに)。以前のルーターと比較してどうだろう? と思って、ちょうどWi-Fiの回線速度を測ったんですね。ラッキ
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