かつての下町や東京の外れでは、職業や見かけで他人を差別するのが日常だったという。 「下町の寅さんみたいな映画、みんなうそだと思うもの。住人が助け合ったわけでもないし、 ホント、ひどい、むちゃくちゃだったもの」。出身地をおとしめたのは、そんな差別を笑い 飛ばす意味もあったのだろうか。「うーん、笑いは差別だって思っているところがあるからね。 差別的な意見で人が笑うところ、あると思う。それがないと、かなりの笑いがなくなるんじゃ ないかと思う」。 それにしても、どうして差別が笑いになるのだろう。「基本的には、なぜ面白いかというと……。 逆に言えば、ホームレスがバナナで滑って倒れるより、総理大臣が滑った方がおかしいでしょ。 偉くなって、(カンヌ国際映画祭のような)世界の舞台に呼ばれ、自分を上げておいて、改めて ちょんまげをかぶるとか。アカデミー賞に呼ばれて、お尻が出ていたりとか。だ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く