2015年11月14日10:00 カテゴリ外交社会一般 成果は期待できるのか、日ロ首脳会談 安倍首相がトルコで開催されるG20でプーチン大統領と個別会談に臨むと報道されています。首相が期待しているプーチン大統領の訪日が決まらない中、今回も短い会談とされ、再び「お願い行脚」となるのでしょうか? 安倍首相がニューヨークの国連総会出席の際の9月28日、プーチン大統領と40分ほど会談をしました。そのうち、さしでの話はわずか10分でした。外交的向かい風の中、出てきたコメントはプーチン大統領の適切な時期の訪日、および、平和条約の締結に向けた継続的な協議をすることを確認した、というものです。あくまでも「ベクトルの確認」であってベンチマークにかかっていない点からすると進展がなかったと言ってよいでしょう。トルコでの会談も大きな成果は期待しにくいと思われます。 最近のロシアと日本側の外交交渉ではその内容が発表