福島県喜多方市内で9月中旬、たばこを持っていたとして県警喜多方署に補導された市内の無職少年(17)が、顔認証機能付き自販機でたばこを買ったと話していることが分かった。「顔をしかめたら買えた」と話しているという。 顔認証機能付き自販機は、カメラに顔を撮らせ、しわなどから大人かどうかを識別して販売する。県警少年課によると、少年は顔をしかめるようにして機械に顔を認識させ、大人と誤らせたらしい。 県たばこ販売協同組合連合会によると、顔認証機能付き自販機は雑誌の顔写真などで買える場合もあるという。一重靖夫会長は「年配の男性が丸刈りのため、子供と判断されて買えなかったという話も聞いた。顔認証機能の精度に問題があるのではないか」と話した。【神保圭作】
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