不時着とみられ、米軍のヘリコプターが乗組員5人を救助したが、うち2人が負傷したという。 第11管区海上保安本部によると、同日午後9時50分頃、米軍側から「オスプレイが着水した」と通報があり、同10時25分頃、「5人が乗っており、このうち2人はけがをしている模様」との連絡が入った。防衛省にも同様の連絡があり、同保安本部は巡視船を出動させるなどした。 稲田防衛相は13日夜、防衛省・自衛隊に対し、米軍から着水の状況などについて情報収集することや地元への説明などを指示した。 米海兵隊のオスプレイは2012年から同飛行場への配備が始まり、現在は24機。日米政府は今月22日、沖縄県内最大の米軍北部訓練場の一部返還を実現し、返還式典を開催する予定だが、残る訓練場内でオスプレイが使用されることから、同県の翁長雄志知事などが反発していた。政府が進めている同飛行場の名護市辺野古への移設計画にも影響が出る可能性