「風が吹くと桶屋が儲かる」を、テレビ局風に言い換えると? 相変わらず、NHKは、業務中の株式売買など、恐ろしいほどのモラリティ低下を再認識しているようなニュースばかりだ。いや低下ではなく、モラリティなど元から存在していないのであろう。新会長も、あまりの腐敗に頭を抱えているに違いない。最近は財務省、国土交通省のタクシー使用について問題となっているが、夜間NHKの周りを幾重にも取り巻いて駐車しているタクシーの列が同様の問題を抱えているに違いないことを、「黒塗り」で早い時間に帰宅している「外様会長」は知る由もないのだろう。 閑話休題。東京キー局、地方局、各民間放送局が株主総会の時期を迎えている。どの局もデジタル投資の資産償却と景気の後退が決算に大きく影響を与えているようだ。当然の如く前年の実績を下まわっている局が大多数。各テレビ局の経営陣は、「放送外収入の確保」とどこも同様の経営IRを行って