外国人客誘致 観光ニッポンの魅力高めたい(3月8日付・読売社説) 繁華街などで、中国語や韓国語の会話を耳にする機会が増えたと実感する人は多かろう。 2010年に日本を訪れた外国人旅行者数が、過去最高の860万人に達した。政府が目標とした1000万人には届かなかったが、アジアからの観光客急増が追い風となった。 政府は、外国人客誘致を新成長戦略の柱に据え、16年に2000万人、将来は3000万人まで増やす目標を掲げている。 海外から観光客を呼び込めば、消費拡大や雇用創出など日本経済に大きな波及効果をもたらす。国を越えた人的交流で、相互理解が深まるメリットもある。観光立国を目指し、政府はさらなる努力を続けるべきである。 観光客の出入りを見ると、日本は圧倒的な「出国超」だ。昨年、海外に出かけた日本人は1664万人、受け入れた外国人はその半分に過ぎない。日本の魅力を引き出し、格差を埋めることができれ
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