今回の調査では、外来語や外国語などのカタカナ語が5年前に比べ一般化したものの、意味が分からず困ることがあったり、「きんきん」「ざっくり」といった言葉が本来の意味から派生して別の意味で使われ、浸透してきたりしている実態も浮かび上がった。 日頃読んだり聞いたりする言葉の中に外来語やカタカナ語が多いと感じている人は74・6%で、同じ質問項目があった5年前の調査より11・5ポイントも減少。すべての年代で9ポイント以上減少しているが、特に91・6%だった30代は約20%の大幅減だった。 逆に「多いと感じることはない」は24・4%で、前回より12・5ポイント増加した。 日常生活の中で外来語やカタカナ語を交えて話したり書いたりしていることを好ましくないと感じている人は前回比4・5ポイント減の35・3%、好ましいと感じている人も5・2ポイント減の9・3%だったが、「別に何も感じない」人は10・3ポイントも