少年に乗っ取られたJR東海の高速バス周辺を調べる捜査員ら=16日午後3時10分ごろ、愛知県岡崎市の東名高速道路美合PA 愛知県岡崎市の高速バスジャック事件で、逮捕された男は愛知県警の調べで、山口県宇部市内の市立中学2年の少年(14)と判明した。動機について「親に怒られ嫌がらせでやった」などと供述しており、県警で詳しい動機を調べている。 少年は、犯行時に果物ナイフなどを2本所持していたが、「ナイフは愛知県内の100円ショップで買った」という。東名高速名古屋インターに入ってからナイフをちらつかせていた。 その後、少年は運転手(38)にナイフを突きつけ、「東京までノンストップで向かえ」などと要求したが、愛知県警の捜査員が現場付近に到着すると、バスは捜査員の説得と誘導に応じて高速道路脇から、美合パーキングエリア内に入っていったという。