フランスで子供のお尻をたたいて叱責(しっせき)することを禁じる法案が検討されていることに対し、有権者の82%が法制化に反対であることが22日、同国の世論調査で分かった。 この法案は、与党、国民運動連合(UMP)のアンティエ議員が「体罰を受けて育った子供は他人に攻撃的になる」との理由から、議会に提出する意思を示している。 調査会社TNSソフレスの世論調査によると、子供を育てる際にお尻をたたいた経験があったり、尻たたきを是と考えたりする回答者は67%に達した。また45%は「親の権威の尊重を学ばせるために有意義」と答えた。 ただ「尻たたきをできれば避けたい」とする回答者も52%に上っており、法律による禁止には反対しても、体罰は後ろめたいと考えている親が多いことも浮き彫りになった。 同議員によると、欧州連合(EU)が子供への体罰禁止の法制化を各加盟国に呼び掛けており、加盟27カ国中18カ国が関連法
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