来月、土屋アンナさんの初主演舞台『誓い~奇跡のシンガー~』が東京と大阪で公演される事になっていた。しかし7月29日に主催者は土屋さんが正当な理由もなく舞台稽古に参加しなかった事を理由に、その中止を発表した。そして、土屋さんに損害賠償を求める方針だという。 それに対して、土屋さんは事実無根と反論している。土屋さんは稽古期間中に、出版社・制作サイドが原作者に著作物を使う事の承諾を受けていないという事を知った。なので、その様な権利関係がクリアになっていない舞台の稽古には参加しない事にしたという。そして、原作者も本人のブログで、土屋さんの主張が正しいという記事を書いている。 以前に、私は「世界で勝ち抜けない『時間にルーズ』な日本人」という記事で、日本人は人間関係において効率を無視した上下関係に支配されているという事を書いた。今回の土屋さんの舞台のトラブルも、ビジネスにおける契約を効率的な『役割分担