「強い日本」に関心薄く=TPPにも冷めた視線−米メディア 「強い日本」に関心薄く=TPPにも冷めた視線−米メディア 【ワシントン時事】米主要紙は23日、安倍晋三首相とオバマ大統領の22日の首脳会談を報じたものの、首相がワシントン市内で行った演説で力強く訴えた「強い日本」などに関してはほとんど紹介しなかった。環太平洋連携協定(TPP)をめぐる議論にも冷めた視線が目立った。 訪米前に安倍首相に単独インタビューしたワシントン・ポスト紙は9面で日米首脳会談に関して報道。ただ、内容の大半はインタビューでの首相発言に中国が反発しているというもので、首脳会談を中心に扱ったものではなかった。「ジャパン・イズ・バック(日本は戻った)」と題した首相演説や記者会見にも触れなかった。 ニューヨーク・タイムズ紙は7面に「日米、親密な関係を再確認」という見出しの記事を掲載。両首脳が握手する写真を大きく載せたが、「