世界の携帯端末メーカーや通信事業者は今年、米アップルやグーグルの携帯端末向け基本ソフト(OS)を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)に対抗できるライバルになろうと、代替的なOSの開発に力を注いでいる。 これらの企業は、マイクロソフトや加ブラックベリー(旧リサーチ・イン・モーション)によるアップルのiPhone(アイフォーン)やグーグルのアンドロイド端末に次ぐ第3の代替的プラットフォームになるという試みを凌駕(りょうが)できることを期待している。 中国・華為技術(ファーウェイ)や韓国LGエレクトロニクス、中国・ZTEなどの端末メーカーは、何社かの通信事業大手から支援を得て、非営利組織のモジラが今年発表予定のOS「ファイアフォックス」向けに端末を開発している。 韓国サムスン電子と米インテルが共同開発するOS「タイゼン」を搭載する初の携帯電話は2013年第3四半期に発表されるとみられて