米調査会社のIn-Stat Groupによれば,中国の第3世代携帯電話規格TD-SCDMAは,中国にとって大きなチャンスになるという(発表資料)。TD-SCDMA規格の普及によって,中国企業の技術開発は進み,より多くの特許を抱えることになる。その結果,中国企業が支払う特許使用料や製造コストは下がることになる。 しかし,同規格の技術開発が遅れたことで,ライセンスの供与が遅れている。In-Stat Groupは,「中国政府は,W-CDMA方式およびCDMA2000方式よりTD-SCDMA方式の普及を進めたいと考えだが,現在のTD-SCDMA規格の試験段階は,市販できる前の段階」と分析する。 同社によれば,中国China Mobile Ltd.がTD-SCDMA規格のライセンスを獲得すると仮定すれば,中国のTD-SCDMA方式の携帯電話の加入者は2008年以降急速に増加し,2011年には5200
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