NTTドコモは、OSにWindows Mobile 5.0を搭載した台湾High Tech Computer(HTC)製のスマートフォン「hTc Z」を7月下旬から発売する。法人向けの端末のため一般の店頭販売は行われない。 hTc Z。液晶はタッチパネル付きなのでペン操作が可能 hTc Zは、ウィルコムの人気PHS「W-ZERO3」と同様、タッチパネル式の液晶に加え、スライド式のQWERTYキーボードを備えたスマートフォン。液晶は約2.8型(240×320ドット)のTFT透反射型液晶で、前面には通話ボタンなどの操作ボタンも搭載する。 W-CDMAとGSMネットワークに対応、ドコモのFOMAエリアでの利用に加え、海外で広く使われているGSM/GPRSエリアでも通話やデータ通信を利用可能だ。連続待受時間はW-CDMAで約180〜250時間、GSMで約200時間、連続通話時間はそれぞれ約120