昨年のサッカー・ワールドカップ以後、DVDレコーダーの需要は一段落した。JEITAの国内出荷実績を見ると、“DVD録画再生機(HDD内蔵)”の2006年累計出荷台数が前年比85.9%の305万8000台と低迷している。しかし、そうした状況の中でシェアを伸ばしているのが、パナソニックとシャープの2社。共通するのは、薄型テレビの人気が高いこと、そしてHDMIコントロール機能に早くから取り組んだ点だろう。 パナソニックの「VIERAリンク」、シャープ「AQUOSファミリンク」は、ともにケーブル1本で薄型テレビとDVDレコーダーが連携動作する手軽さが魅力だ。今年に入ってから各テレビメーカーが相次いで追随しているものの、先行者メリットは今だ失われておらず、テレビとレコーダーの“同時購入”に繋がっているという。 同社商品企画グループビデオチームの助川学氏によると、「間違いなくVIERAとDIGAのセッ
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