パイオニアはケーブルテレビ ショー2008において、CATV向けのセットトップボックス(STB)にDLNA機能を持たせたコンセプトモデルを参考出展している。 このコンセプトモデルは、DLNAのクライアント機能を搭載させたSTBで、LAN内にあるLAN接続HDDに録画されたテレビ番組などをネットワーク経由で視聴できるというもの。ネットワークインターフェイスに関しては、WANとLAN用の合計2ポートを搭載する考えという。 展示コーナーでは、アイ・オー・データ機器が4月に発表した東芝液晶テレビ「REGZA」向けのLAN接続型HDD「HVL4-Gシリーズ」を、連携機器として例示。どちらも機器展示のみとなり、実際のデモンストレーションは行なわれていなかったが、説明員によれば事業者ニーズを踏まえて、製品化の検討を進めるとしている。