佐藤優氏、新党大地から参院選出馬へ 作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏(53)が、鈴木宗男氏(65)が代表を務める新党大地から参院選に出馬することが1日、分かった。2日に正式発表される見込みだ。 同党の関係者が「鈴木氏と親しい元外務省の職員が出馬する」と話し、佐藤氏とみられることは濃厚だ。2日に都内で「鈴木宗男を叱咤激励する会」が開催され、その場で比例代表での出馬が発表される予定。 佐藤氏は1985年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。国際情報局分析第1課で、主任分析官としてロシア情報収集・分析のエキスパートとして活躍。「外務省のラスプーチン」の異名をとった。宗男氏の懐刀としても知られていた。2002年に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、無罪を主張するも、09年6月に上告が棄却。懲役2年6月、執行猶予4年とした1、2審判決が確定している。現在は作家として活躍しており、「国家の罠