ロシア・ムルマンスクに近いセベロモルスクに係留された北方艦隊の旗艦、 原子力ミサイル巡洋艦「ピョートル・ベリーキー」(2007年4月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV 【3月22日 AFP】ロシアのミハイル・ワニン(Mikhail Vanin)駐デンマーク大使は21日、デンマークが北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛(MD)計画に加われば、デンマークの海軍艦船がロシアの核ミサイルの標的となる可能性があるとの考えを明らかにした。これに対し、デンマークは激しく反発している。 ワニン大使はデンマーク紙ユラン・ポステン(Jyllands-Posten)への寄稿の中で、「デンマークの人々は、米国主導のミサイル防衛計画に参加すればどのような結果を招くか、完全には理解していないようだ」との見解を示した。 ロシアは以前から、ミサイル攻撃から欧州を防衛するために加