ヒトラーがアーリア人の優位性を世界に示そうと開催したベルリン五輪で、メダルを獲得することによって黒人の能力の高さを証明したアメリカ代表アスリート達の活躍を描く。 アメリカで黒人が“2級市民”として扱われ、リンチが見世物となっていた時代に、ベルリン五輪代表に選出された18人の黒人選手。ジェシー・オーエンスによる陸上競技での4冠達成をはじめ、彼らは祖国に数々のメダルをもたらした。国際大会で能力を証明したことは黒人全体の誇りとなり、その後の公民権運動への確かな一歩となったと言われている。ヒトラーのオリンピックが黒人の地位向上に与えた史実を描いたドキュメンタリー。 原題 Olympic Pride, American Prejudice 制作 Coffee Bluff Pictures(アメリカ 2016年) 初回放送 2016年7月20日(水)午前0時00分~ 再放送 2016年8月30日(火)