中国解放軍、江氏の影響力を排除=薄熙来事件も流れ変える−4総部トップ、世代交代 中国解放軍、江氏の影響力を排除=薄熙来事件も流れ変える−4総部トップ、世代交代 9月25日、就役した中国初の空母「遼寧」の甲板を視察する胡錦濤国家主席(中央左)と温家宝首相(中央右)(中国中央テレビのホームページより) 【北京時事】中国国防省は25日、11月8日開幕の共産党大会に先立ち、人民解放軍の総参謀長など4総部トップを若返らせる人事を発表、軍指導部は一気に世代交代が進んだ。軍の作戦・情報を統括する総参謀長に就任した房峰輝北京軍区司令官(61)ら胡錦濤国家主席(中央軍事委員会主席)に近い幹部の登用が進んだのが特徴だ。 複数の共産党筋によると、8月の北戴河(河北省の避暑地)会議で軍事委主席辞任を示唆した胡氏は、沖縄県・尖閣諸島問題への対応のため慰留を求める声が強まり、一転して留任する方向で検討している。今回