[[イギリスの修復的司法:http://www.hirokom.org/kokkai/kokkai154.html]] 修復的司法というのは、日本でも少しは知られるようになってきている言葉であるが、単に罪を「悪い」とする司法ではなく、なぜ犯罪に至ったのか、犯罪によって被害者がどのような立場に置かれるか、ということを、ミーティングの中で、加害者も被害者も一緒になって考えていくアプローチである。 犯した罪を単に「悪い」と糾弾されても、恨みを持ってますます凶悪になることもある。 でも、自分が犯した罪によって被害者がどれほど傷ついたかということに共感できれば、本当に悪いことをしたと思えるし、再犯の防止にも確実につながる。 被害者としても、なぜ自分がそのような犯罪に巻き込まれたのかを知ることができないのは恐怖だ。犯罪がなぜ起こったのかを知ることによって、恐怖や不安を少しは和らげることができる。 続き
![いじめと修復的司法:水島広子氏(精神科医)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f624bb78f4413bdad412baba14bb4e7719b143c2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F7cad0e04891b7e0264ebeadbadf07b5d-1200x630.png)