石油資源開発は7日、北海道勇払油ガス田の西方に位置する明野構造の探鉱を目的に、昨年8月より試掘井「明野(あけの)SK-1D 号井」(掘止深度5,265m)を掘削してきたが、今回、産出テストを行った結果、日産量6万立方メートルの天然ガスおよび60キロリットルの原油の産出に成功したと発表した。 産出テストは、深度4,707m~5,265mの地層(石狩層群礫岩層並びにその下位の白亜紀花崗岩類)を対象に1月25日から実施していたもので、あらたに明野構造においても天然ガスと原油が存在することを確認した。 今後、産出テストの結果等を用いて予想埋蔵量や油ガス層の拡がり等について評価作業を行い、新たな探鉱作業を含め、同構造の開発の可能性を追求していくという。
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