★本書の意義は失われていないと思う。それで幸福な人生が送れたかはともかく、この本を読んで「家出」したという人に幾人も会いもした。(「第3版刊行にあたって」より) 安積純子 岡原正幸 尾中文哉 立岩真也【著】 生の技法 [第3版] 家と施設を出て暮らす障害者の社会学 文庫判並製 1200円(税別) 666頁 ISBN978-4-86500-002-3 (書影拡大) 「家」や「施設」を出て「地域」で暮らす重度全身性障害者の「自立生活」。その生のありよう、制度や施策との関係、「介助」の見取り図などを描きだして、運動と理論形成に大きな影響を与え続けてきた記念碑的著作。旧版(増補改訂版)から17年を経て、あらたに2つの章「多様で複雑でもあるが基本は単純であること」、「共助・対・障害者――前世紀末からの約一五年」を加えた待望の第3版が文庫版で刊行!! 解説=大野更紗 【目次】 はじめに 1