Netflix発、ケヴィン・スペイシー主演の『ハウス・オブ・カード 野望の階段』が、本格的なネットドラマ時代の幕開けを告げる 1)テレビ放送は一切なく、インターネット・ビデオ・ストリーミングのみで公開されたこと 2)シーズン1・全13エピソードが一挙に公開されたこと TVで放送されなかったのは、『ハウス・オブ・カード』がTV局で製作されたドラマではないから。同作をプロデュースしているのはNetflix(ネットフリックス)。米国の映画好きドラマ好きで知らぬ者はいない、アメリカ最大のオンラインDVDレンタル/動画配信会社である。 TV放送がなかったにも関わらず、この『ハウス・オブ・カード』が全米のドラマ好きの話題をさらったのは、なによりもまずドラマ自体がめちゃくちゃ面白かったからだ。ケヴィン・スペイシー扮する政治家が、次期国務長官のポストを約束されていたにも関わらず、その約束を反故にされる。そ