POSSE(ポッセ)は若者の労働・貧困問題に取り組むNPO法人です。 労働や生活に関する相談を無料で受け付けています。 技能実習生や難民など、外国人の方からの相談も英語や中国語で受け付けています。
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2011/12/279:24 「日常サポート型」で、被災者支援を貧困支援へつなげ 渡辺寛人(NPO法人POSSE) POSSE vol.11 〈3・11〉が揺るがした労働 著者:POSSE/高橋哲哉/木下武男/岡田知弘/樋口健二/仁平典宏/斎藤幸平/今野晴貴/本橋哲也/萬井隆令/熊沢誠/後藤和智/川村遼平 販売元:合同出版 (2011-05-25) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 9月発売の『POSSE vol.12』の特集「復興と貧困」、そして12月に発売された『POSSE vol.13』の特集「ダメな雇用創出が震災復興を妨げる?」では、被災者の生活の実態と、支援のありかたについて特集をしています。ここでは、仙台で被災者支援活動をつづけているNPO法人POSSEのスタッフ・渡辺が、2号に渡って『POSSE』に掲載したルポを短くまとめました。 1.はじめに 東日本大震災の
一年くらい前、某国立大学の学部生たちとビデオ鑑賞会をしたことがある。ビデオの名前は「フリーター漂流」。不安定な労働条件のもと、先が見えない生活を送る若者達を描いた作品だ。NHKで放送されて話題を呼び、旬報社から本も出版されている(松宮 健一著『フリーター漂流』)。私は、今の学生は優等生的だから「格差や貧困がここまで広がっているなんておかしい」という感想がでるのかなと予想したのだが、完全にはずれた。多くの学生は「あの若者達は努力していないのだから、ああなっても仕方がない」「自分もああならないように頑張らないと」という感想を述べたのである。そう、いわゆる「自己責任論」そのままの感想が出てきたのだ。「格差」や「貧困」の現実を突きつけられても、今の社会自体を問うのではなく、個人の問題に還元したり、あるいは自分がそのなかでいかに上手く生き抜くかという方向に流れてしまうようだ。 「格差」や「貧困」がメ
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