何かどろどろしたものが冷え固まり定着しはじめる。価値観や言葉等もそうやって定まってくるものだろう。論理はそういった固定した価値観や言葉しか用いる事はできない。つまりまだどろどろして固まっていない現在進行形の価値観や言葉になる前の事象は扱えないので、論理的な事というのは成立する時点で古くて当時性が失われているのである。そういう定まっていない価値観や状況で一歩抜きん出るには直感で進んでいくしかない。キーワードが設定される前に思考を進めることが出来るのが人間の強みなのだろう。何かsomethingを掴む事。論理というのは過ぎ去った事、過去の検証しかできないもの。