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ルビ(ふりがな・よみがな)の付いた文章を、子どもたちと日本語の初学者に贈りたい。日本語の漢字は、読むのが難しいという事実を再確認したい。 「昆虫をウスバカゲロウと書けば「薄馬鹿下郎」に誤られるかも知れない。薄羽蜉蝣(かげろう)と正しく漢字で書くのが良い。蜉蝣が読みにくいと思うなら振仮名をする。動物名の正書法は漢字で書くことである。」 (榊原邦彦(さかきばら・くにひこ)『国語表現事典』和泉書院1999年179頁) 動物名・植物名は、読みにくいのが多いので、もっともっとルビを付けよう。ルビが付いていれば、読み方を覚えられるし、間違って覚えていたものを訂正できる。 河豚(ふぐ)・海豚(いるか)・白詰草(しろつめくさ)・萩(はぎ)・荻(おぎ)
ルビ(ふりがな・よみがな)の付いた文章を、子どもたちと日本語の初学者に贈りたい。日本語の漢字は、読むのが難しいという事実を再確認したい。 まだ味わったことはないのだが、日本に帰ったら飲んでみたいと思っている酒がある。「蔵粋」という名の福島県の酒らしいのだが、こう書いて「クラシック」と読ませるのだそうだ。ユーモアのセンスも豊かな蔵元のつくった日本酒なんて、それだけでも飲む価値はある。 漢字が美しいのは、絵画や彫刻と同じく、見る人の想像力を刺激するからである。その証拠に、漢字には書道があるのに、アルブァベットにはない。文字は意味を伝えるだけでなく、想像力を刺激することで世界までも広くするからだ。だから、何でも平仮名にしてしまう風潮は、好きではないだけでなく悪弊だとさえ思っている。銀行でも駅でも、平仮名に変えたとたんに平面的になりつまらなくなる。一方の漢字は、立体的で三次元的だから、美しくて愉し
「二十一年一月以来、残務整理中の陸軍省改め第一復員省では、自主的調査と称して、山上宗治法務少将が二度出張してきた。」 (大岡昇平『ながい旅』角川文庫2008年四版9頁) ※「山上宗治」、この姓名を何と読むのか。 姓は、「やまがみ」「やまうえ」「やまのうえ」、名は、「そうじ」「むねはる」とそれぞれに複数の読み方の可能性があるのに、平気でルビなしにしている。シ〜ンジラレナ〜イ。
ルビ(ふりがな・よみがな)の付いた文章を、子どもたちと日本語の初学者に贈りたい。日本語の漢字は、読むのが難しいという事実を再確認したい。 「朝日新聞」(08/02/17)は3月31日から紙面の文字を大きくするとのこと。 関連記事の中に、活字の変遷の資料として明治・大正・昭和・平成の連載小説の原寸大を載せていた。 昭和20年までは、記事は総ルビであったという。 明治41年(1908年):夏目漱石『三四郎』 大正13年(1924年):谷崎潤一郎『痴人の愛』 総ルビであれば、子どもも声に出して読めてしまえた。 昭和21年から、新聞からルビが消えて、多くの子どもたちは、新聞になじめなくなった。読めない漢字がいっぱいなのである。 昭和22年(1947年):石坂洋次郎『青い山脈』 昭和39年(1964年):三浦綾子『氷点』 平成3年(1991年):筒井康隆『朝のガスパール』
ルビ(ふりがな・よみがな)の付いた文章を、子どもたちと日本語の初学者に贈りたい。日本語の漢字は、読むのが難しいという事実を再確認したい。 ……。この話(志賀直哉『清兵衛と瓢箪(ひょうたん)』、引用者注)も小学校四年で完璧(かんぺき)に理解できます。難しい話ではありませんから、読み間違えることはないんです。 ではなぜ、小学校の教科書に取り入れないかというと、漢字や言葉遣いが難しいからだと思うんですね。ちょっと意味がわからない文章が出てくるから、ということです。だけど、私はすべての文章を完璧に理解する必要なんてないと思うんです。七割方わかればいい。漢字も全部にルビをふればいい。わからない言葉が出てきても、いちいち全部説明しない。話の大筋だけはしっかりつかませる、という方針に立ってしまえば、いまの教科書水準ではない、高いレベルの文章を取り上げることができるはずなんです。 (齋藤孝『子どもの日本語
中日新聞朝刊('24/04/04)の「運勢」欄に、 「止める事知る者は困難に近づく事なしと知れ」(松風庵主) と記されていた。 はて?「止める」は、「とめる」か「やめる」か、どちらだろうと迷った。 手許の辞書を見ると、常用漢字表の音訓では、「とめる」に軍配が上がる。「やめる」は、表外の読みとなる。 この頃、世を騒がしている件に引き付けて解釈すると、「賭け事をしていて、負けが込んでくる。ここが潮時と、とめるか、やめるか出来れば、大損しないで済む。出来ないと、のめり込んで行き、賭博中毒者の道へ、ということになるぞ」と。 意味としては、「とめる」と「やめる」とで大差ない。 しかし、読みで迷う。 読み方に迷う表記は避けるべしルビか仮名書きお勧めします (よみかたに まようひょうきは さけるべし るびかかながき おすすめいます) 「止(と)める事」又は「とめる事」、「止(や)める事」又は「やめる事」
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