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「初めて相談させていただきます。 現在、○○○○に10年以上前より在住いたしており、将来もこの地において働いていく者です。 現在までに当地のドクター複数人に診察してもらっても原因は判明せず、非常に困っております。 大変失礼ながらお知恵を拝借いただけたらとても幸いに存じます。 現在私は○○歳ですがこの症状は12歳の頃、初めて射精をした直後から起こっております。状況は射精後、非常に強烈な腹痛に悩まされ、トイレに行ってそのまま暫く待ってちょろちょろと尿が出てきて、その腹痛のまましばらくいますとまたちょろちょろと排尿をして、という腹痛が状況として約1時間ほど続く事です。 この腹痛は毎回射精後に絶対に起こるというものではなく、時々おこること、そして例えば射精前にお風呂に入って体全体を暖めていたりした場合にはとても起こりにくいこと(起こらないわけではありません)、もしくは逆に腹痛時にトイレにいた場合、
「粉瘤」という病気をご存知ですか?簡単にいえば表皮にできる分泌性の脂肪の塊で良性腫瘍です。体のいたる所にできます。多いのが顔、おしりなどです。時に細菌感染を起こし、「糞瘤」という臭い匂いと膿が出るものに変身します。 今回ご紹介する患者さんは30歳男性です。 尖圭コンジローマがなかなか治らないので高橋クリニックを受診しました。陰茎の根本と左大腿部に小さな尖圭コンジローマが出来ていたのですが、直ぐに治る状態です。ところが目に留まったのが陰嚢から陰茎にかけて多発する「粉瘤」です。 大きいもので直径が1.5cm以上あります。良性腫瘍ですから放置していて構わないのですが、病気を知らない異性が見たら恐らく引いてしまうでしょう。正式病名は「多発性陰嚢粉瘤症」です。女性の場合もあり、女性の場合は「多発性陰唇粉瘤症」といいます。尖圭コンジローマを治すと同時に、粉瘤を治しましょうと提案をしました。患者さんは快
傍外尿道口嚢胞(ぼうがいにょうどうこうのうほう)をご存知ですか?先天性の(生まれながらの)嚢胞(のうほう:体液がたまった小袋)が、尿道の傍らに生じる良性の腫瘤です。 ここでご紹介するのは20歳の男性です。物心ついた頃から腫瘤の気付きましたが放置してきました。青年になり気になりだしたので相談にみえました。 亀頭を正面から見ると、尿道口を隠すように腫瘤が観察できます。直径1cmほどです。 外尿道口を開くように観察すると、尿道口の右壁から腫瘤の基部が確認できます。 このぐらい腫瘤が大きいく尿道口を塞ぐように占拠すると、尿線が曲がることがあります。 一般的に泌尿器科で行なわれる手術は、嚢胞を尿道の粘膜から切り離し切断面を吸収糸で縫合します。 しかし縫合することで尿道口の形が引きつれて尿線が曲がったり噴水状になることがあるので、手術の際には注意が必要です。 亀頭を右真横から観察した写真です。 かなり
臨床の現場では、時に原因が分からない病気に遭遇することがあります。 その例として、陰嚢掻痒症(いんのうそうようしょう)があります。別名、陰部掻痒症・陰門掻痒症です。女性の場合もあります。何しろ男女の区別なく、ハッキリした皮膚に所見もなく、外性器・肛門が痒くなる病気です。皮膚の所見は掻きこわしの所見だけです。 皮膚科は視診がとても重要です。皮膚にできた皮疹・湿疹・丘疹・発疹などを観察して、病気を診断するのです。なのに、皮膚が全く正常で、それでいて異常にかゆいのです。これでは皮膚科医も困るでしょう。原因が分からないので、取り合えず対症療法として痒み止めの軟膏や抗ヒスタミン剤を処方しますが難治性で再発を繰返すようです。 さて、ある時、皮膚科の病気に関して調べ物をしていたら、たまたま陰嚢掻痒症なる言葉を見つけ、詳細に読むと原因が前立腺肥大症・尿道狭窄となっているではありませんか!一般的な泌尿器科医
尿道下裂とは、男性が胎児の頃に女性性器と同じ形から男性性器に変化する過程で、途中で変化が中止してしまった状態です。 尿道口は亀頭の先端の少し下に位置するのが正常ですが、尿道下裂の場合、尿道口が本来の位置ではなく、もっと下に開口している状態を意味します。 右図(日本小児外科学会HP参照)で示すように開口している位置により、低位・高位(下部・中部・上部あるいは後部・中部・前部)と分類します。低位尿道下裂の場合、尿道口が陰嚢近くで開口しています。その場合、乳児の頃から奇形として認識され、手術で修正されます。 ところが、高位尿道下裂の場合、医師も家族も本人も気がつかないことがあり、軽い尿道下裂として治療の必要はありません。 この写真の患者さんは、それまでご自分が尿道下裂とは自覚していませんでした。たまたま違う件で受診した泌尿器科医が発した「尿道下裂・・・」という言葉を耳にして、それからというもの気
他の医療機関で治療したが治らないと来院する若者(中には中年も)が多くいます。 病気は亀頭包皮炎です。ほとんどの患者さんがカンジダ性亀頭包皮炎です。 【実験シャーレで培養されたカンジダ菌】 カンジダはカビ・真菌です。カビは植物に分類される病原体あるいは常在菌です。私たち人間は動物細胞の集合体である多細胞生物です。動物細胞は、原初のころ、葉緑体で光合成をおこないエネルギーを産生する植物細胞に全面的に依存していた存在ですから、動物細胞の究極体である人間は、植物細胞の血をひくカビ・真菌を攻撃・拒絶・否定することはできないのです。そのためカビに対して免疫を持っていません。 【患者さんの分泌物から採取したカンジダ菌】 では、なぜ我々人間は全身カビだらけにならないのでしょう。 それはバイ菌(細菌)のお陰なのです。人間の体には無数のバイ菌とカビとウィルスが一つの宇宙を形成しています。そして各々が微妙なバラ
高橋先生、こんにちわ。 沢山メールを貰っておられる中、読んで下さりありがとうございます。 私は○○○○在住が長い、36才ですが、最近気になる事で考えていた所、先生のサイトを拝見いたしまして、安心して産婦人科に足を運べました。ありがとうございます。 性病ではないはずなのに、おかしい、そんな覚えは無いと数日考えていて、アメリカのサイトとかも色々研究したのですが、アメリカの場合はすぐに法律沙汰になる為か、表面上の情報がご存知の通り限られていましたので、とても参考になり、また勉強にもなりました。 実際に一般の私達の中途半端に得る情報では、混乱が多い中、色々なケースの拡大写真付きで詳しく、ハッキリと説明をしてくださっている先生は、高橋先生だからこそ出来る事では無いでしょうか。 私自身は、あくまでも勉強をしたくなり、色々と自分以外の症状のケースも全て読ませて戴きました。医学は面白いですね。 高橋先生の
専門外の私のクリニックに、婦人科の患者さんが来られます。 今回来院されたご婦人は、35歳の方です。1月に渋谷区にある某レディスクリニックで膣内に無数の尖圭コンジローマを認め、手術を行いましたが、直ぐに再発したとのこと。ついこの間も診察を受けたのですが、「膣壁にビッシリです。」と診断されたそうです。尖圭コンジローマと診断されながら、治療しないことに納得が得られないので、専門外ではありますが、ブログで尖圭コンジローマについて詳細に述べている私のクリニックに来られました。 以前にも同じような病歴を聞いた覚えがあるので、「もしや?」と思いながら診察をしました。 【写真】は、このご婦人の左膣壁の所見です。写真の中央に凸凹の粘膜を確認できます。それを拡大したのが【下の写真】です。凸凹の部分の粘膜は表面平滑で色調もきれいな肌色の粘膜色をしています。これは、尖圭コンジローマではなく、正常の粘膜所見です。
ある男性がSEXが楽しんだら尿道炎になりました。他の病院やクリニックで治療しました。しかしながら尿道痛とウミが出続けました。そこで私のクリニックに来院しました。では、どうしたでしょう? ❶前の治療で感染は治ったのです。では何故、痛みやウミが出続けるのでしよう。 ❷それは人体の炎症反応が、そのまま続いているのです。細菌はいなくなっても人体の反応が続いてしまったのです。つまり炎症がないのに反応は永遠に続くのです。 ❸そのための治療は神経の反応を抑えればいいのです。一番多いのが排尿障害が原因です。排尿障害の症状が出ないために人体は困っていたのです。尿道炎症状が出現したので、その症状を利用したのです。 ❹そのためにハルナール、ユリーフ、フリバスの治療とベタニスなどの頻尿の薬剤を使用したら治るでしょう。正しい原因が治療されれば症状は治るでしょう。 若い男性が、性的遊びをした後に、淋病やクラミジア尿道
包茎手術には、術後の浮腫みや出血の危険性が必ず付きまとうものです。今まで私が包茎手術をした中で1例だけ手術後出血で緊急手術をしたことがあります。 今回、他の医療機関で包茎手術を行い、早朝、高橋クリニックに来院、緊急手術を行った患者さんがおられるので、ここでご紹介します。 患者さんは23歳の大学生です。昨日(2月14日)に葛西の某泌尿器科クリニックで包茎手術を9万円で行ないました。去年の11月に包茎の相談でいらしたのですが、仮性包茎で手術の必要性がないことと、手術を予約しても4ヶ月以上先であったこともあり、他医で手術を行なったのでした。 本日、午前5時頃、トイレに起きました。その際にプチンと感じたと思ったら突然陰茎が腫れ、血液がポタポタと落下したというのです。痛みと出血のショックでパニック状態です。(男性は極端に血に弱いのです) 手術を受けたクリニックに電話するもつながる筈もなく(朝5
尿道が乾いてしまうと、尿道が癒着してしまいます。そうならないないように、尿道に水分を補給する細胞が存在します。 ところが何かの原因で尿道以外に水分を出してしまうことがあります。それが亀頭の表面にできた水疱🟰棒外尿道口嚢胞です。一般の医師は、水疱を注射機で吸引するだけです。あるいは、入院して手術しますが、水分を作る細胞を消去しないので、最初してしまいます。 私は電気焼灼で、水疱と水を作る細胞を焼いて、特殊な軟膏を塗っていただくと、綺麗な皮膚になります。患者さん達は、皆んな喜んでいます。日本で私しか行ないませ記事を編ん。 費用は自費で五万円です。二十歳から70才の人たちが来ます。午前中に電話でご予約下さい。東京03.3771.8000です。 若い男性から中年男性に、慢性前立腺炎と診断されてしまいます。一般的な医師は、慢性前立腺炎と診断します。前立腺を触診すると痛がるので。前立腺が炎症を起こし
【休診日】 5月1日土曜日〜5月5日水曜日は休診です。 【診療時間】 月曜日〜土曜日: 午前中9時~12時診療を行います。 ただし、火曜日・木曜日のみ、午後4時〜午後6時も診療を行います。
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