サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
デスク環境を整える
blog.goo.ne.jp/bongore789
5月8日、NHKのシリーズ「プロフェッショナル」で、「経営者・坂本幸雄」を見ました。 国内大手半導体メーカーが合体してできた会社(エルピーダメモリ)に異色の経営者がいるという話は耳にしていましたが、詳しく知ったのはこの番組がはじめてでした。 社長・坂本幸雄 59歳 ・高校球児だったが、高三のときに自らのエラーで敗退 ・野球指導者を目指して体育大学に進むが、教員試験に失敗 ・つてで外資系半導体メーカー(日本TI?)に就職するが、倉庫係に配属 ・仕事を早く終わろうとして、倉庫業務を工夫する ・倉庫での仕事を外人上司に認められ、社の企画中枢に抜擢される ・米国本社に抜擢される ・命じられた仕事は必ずやり遂げようとし、ストレスのため胃潰瘍となって胃の2/3を切除する ・以降、「できることをやる」という方針に切り替える ・いつくもの会社を建て直したあと、経営不振のエルピーダメモリ社長となり、短期間で
米軍主導のアフガニスタン戦争が終結した後、アフガニスタンを支援する活動で日本人女性の活動が目立ちます。 伊勢崎賢治氏の「武装解除 -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)」のあとがきでは、「日本の平和貢献の将来は、女性が担う予感がする。」と期待を込めて書かれています。 まずは瀬谷ルミ子さんです。 アフガニスタン戦争後の旧軍閥の武装解除を日本主導で成功させたとき、在アフガニスタン日本大使館のDDR班で働きました。「瀬谷さんは、シエラレオネで国連スタッフとして僕の下で働いてくれて以来の付き合いであるが、まだ二十台の若さですでに二つのDDRを現場で経験した、これからの日本にとって逸材中の逸材である。(2004年伊勢崎著あとがき)」 現在は、日本紛争予防センター(JCCP)事務局長をつとめ、世界各国の紛争地で、紛争解決の専門家として活躍しています。ここでもNHKプロフェッショナル・瀬谷ルミ子さん、N
大阪地検特捜部のFD改竄事件については、朝日新聞社のスクープでした。朝日新聞社独自の調査報道で、この調査報道がなければFD改竄は闇に葬られていた可能性すら在ります。 この報道の裏に、元下野新聞に所属していた現朝日新聞記者が活躍していたという話を読んだことがあります。 その本人である板橋洋佳記者が、10月15日の朝日新聞に記事を載せていました。 1999年に栃木県の地方紙・下野新聞に入社、2007年に朝日新聞に移った人です。 板橋記者は朝日新聞大阪本社の検察担当で、今回の調査の端緒は、今年6月、郵便不正事件の実行犯である上村元係長の公判でした。上村被告が「一人でやりました。村木さんとの共謀はありません」と証言したときです。板橋記者は「供述調書と公判証言のどっちが本当なんだ?」と感じ、どんな捜査だったのか検証しようとして取材を本格化させました。 『一連の問題の端緒となる話を検察関係者から聞いた
日々、原子力安全保安院が記者会見を開き、福島第一原発の現況について説明しています。一番多く登場するのは、こちらでも顔写真入りで「記者会見する原子力安全・保安院の西山英彦審議官(20日午後)」と紹介されている西山英彦審議官です。 記者会見の発言を聞いても、とても専門家とは思えず、また現場で起きている事象をきちんと把握していないような様子です。一体どういう人なのか、気になっていました。 しかし、幹部一覧(METI/経済産業省)で調べると、通商政策局で通商政策局長の次に「大臣官房審議官(通商政策局担当)」として西山英彦氏の名前が記載されています。原子力安全保安院ではありません。 本日23日の日経新聞にいきさつが載っていました。 『事故当初、保安院の記者会見に「説明が甘い」などと強い批判が集中したことから、13日からは説明者に通商政策局担当の西山英彦審議官を起用。西山氏は・・・、保安院の企画調整課
ずいぶんと古新聞になってしまいましたが、2月24日に以下のパネルディスカッションを聴講してきました。日本弁理士会研修所主催です。 「近時の進歩性判断の傾向」パネルディスカッション~最近の知財高裁判決をめぐって~ パネリスト 塚原 朋一氏(早稲田大学大学院教授、知財高裁前所長) 小椋 正幸氏(弁理士、前特許庁審判部主席審判長) 渡部 温氏(弁理士) 片山 英二氏(弁護士・弁理士:阿部・井窪・片山法律事務所) 濱田 百合子氏(弁理士:栄光特許事務所、元東京地裁調査官) 西島 孝喜氏(弁理士:中村合同特許法律事務所) 井上 学氏(弁理士:株式会社 日立製作所) モデレータ 渡邉 一平氏(弁理士) パネラーのほぼ全員の共通認識として、以下のような認識があるようでした。 ・平成5年頃に低かった進歩性判断のハードルが、平成12年以降に高くなり(厳しくなり)、それが最近また低くなる(緩くなる)傾向にある
一時期、書店の一番人目につく場所に、勝間和代さんの著書が何種類も、平積みにされていた時期がありました。世の中にカツマーと呼ばれる女性たちが出現しているといわれた時期でもあります。 最近は一時ほどの露出が見られませんが、あの「勝間和代ブーム」は現在どんな状況なのでしょうか。 私が勝間さんに注目したのは、パソコンのキーボードとして、彼女が私と同じ親指シフトキーボードを愛用していると知ったことからです。その点について記述されている勝間さんの「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」を読み、2007年8月に「年収10倍アップ勉強法」として記事にしました。 この本の影響で、わが家ではiPod nanoが2台とクリエイティブのMP3プレイヤーを導入し、それぞれにノイズキャンセリングイヤホンを装着して3人の家族で使うようになりました。また、ノートパソコンを購入するに際してはパナソニックのレッツノート
「埋蔵金男」高橋洋一氏が破廉恥な窃盗容疑で捕まったことが公になり(こちらで紹介)、本当につまらないことになりました。 しかし改めて調べてみると、高橋氏は新書版で何冊かの本を出版しています。今回、そのうちの一冊を読んでみました。 帯には「経済低迷の主因は、財務省と日銀の経済オンチにある。小泉改革の知恵袋ゆえに霞が関を敵に回した元財務官僚が語る 新日本経済入門 高校1年生~財務官僚・日銀マン向き」とあります。 第1章 「埋蔵金」とはなにか 第2章 国のお金はどう動くのか-財政編 第3章 国のお金はどう動くのか-金融編 第4章 公務員制度改革の闘い 第5章 国家を信じるな 内容はとても平易です。 国の経済の動きが、こんな簡単なロジックで本当に語れるのだろうか?と疑問に思うほど平易です。 私はエコノミストではないので、この本で語られるロジックが正しいのか正しくないのか判断がつきません。しかし取り敢
11月4日の日経新聞朝刊1面トップは、 「特許の審査開始 柔軟に」「出願後 最大8年に延長」「製品化にらみ修正しやすく」 という記事です。 「政府は医薬品や電気製品など、発明から製品化までに時間がかかる特許の取得を後押しする。企業が製品化のメドを付けた段階で申請した特許の内容を修正できるよう、出願者の希望に応じて審査の開始時期を弾力化する。」「現在は出願から5年半までに審査に入る仕組みだが、特許庁はこれを8年程度まで延長できるようにする方向で検討する。製品化に合わせた特許を取得できれば、企業は期待した収益を確保しやすくなる。」 「例えば新しい成分の効能を研究し、製品化へこぎ着ける前に特許を取得すると、開発した製品と実際に取得した特許の内容がずれ、製品を独占的に販売する権利を得られない可能性がある。新製品で期待する収益を上げるのが難しくなるだけでなく、ライバル企業が同様の製品を販売した場合に
わが家にあるテレビは、97年頃に購入したソニーの平面ブラウン管テレビ(32型)です。ワイドテレビ(ハイビジョンではない)です。 当時、それまで使っていたテレビの映りが急に悪くなり、やむを得ず近所の量販店(サトームセン)に走りました。候補のイメージは全くありませんでした。 たくさん並んでいるテレビの大部分は湾曲型ブラウン管であり、ところどころに平面ブラウン管のものが置いてあります。湾曲型を見慣れているので、平面ブラウン管は何か変な感じです。 しかし店員に聞くと、「平面ブラウン管をお薦めします」ということで、半信半疑ながらそれを購入します。ソニーのWEGAシリーズでした。 このソニー製のテレビで当初から不思議に思っていたのは、画面に走査線が見えないことです。標準型テレビは縦方向に525本の走査線があります。32型であれば1本の走査線の幅が1mm前後になる計算です。それまでのテレビは、細かく見る
7月10日に、特許に関する最高裁判決が出されましたね。 特許異議申立事件(付与後異議)で特許取消決定がされ、特許権者が審決取消訴訟を起こしたが請求を棄却され、それに対して上告していたのに対し、最高裁は上告を一部容認し、特許権者の主張を認めたものです。 最高裁判決(pdf) 知財高裁判決(pdf)(いずれも裁判所ホームページ) 特許異議申立制度は既に廃止されて存在しないので、ここでは一般論の議論を特許無効審判を例にとって説明します。 特許無効審判が請求されると、特許権者は、答弁書提出期間内などに、訂正の請求(特許請求の範囲の減縮などを目的とする)を行うことができます。 審判の審理において、訂正の適否を判断し(「訂正を認める」又は「訂正を認めない」)、特許が無効か否かを判断します。 無効審判請求は請求項毎に行うことができます。特許が無効か否かの判断についても、請求項毎に判断されます。例えば、特
特許明細書の日本語は、原則として句読点(「、」「。」)を用いて構成しています。一方、発明者が執筆し出願人知財部で明細書を完成して持ち込まれる原稿のなかには、コンマ、ピリオド(「,」「.」)を用いたものが時々あります。 聞くところによると、学会誌の原稿は、句読点ではなくコンマピリオドが指定されており、そのため研究者はコンマピリオドで原稿を執筆する習慣があるとのことです。 また、われわれになじみが深い吉藤幸朔著「特許法概説」は、「,」と「。」を用いて表現されています。著者の吉藤氏は特許庁審査官の出身です。 明細書には【0001】から始まる連番の段落番号を付すことになっています。通常、パソコン出願支援ソフトによってこの段落番号を自動的に付与します。私が使っているパソコン出願支援ソフトでは、「。」-改行-「全角空白」がこの順序で出現したときに段落番号を付与するロジックになっています。従って、持ち込
最近、弁理士による知財コンサルティングが話題になっているような気がします。なぜ今なのか。 どうも、弁理士試験合格者数の増大による弁理士数の急増、実務未経験新規合格者の就職難と一緒に語られることが多いように思います。そうとすると、知財コンサルは以下のような命題(願望)とともにあるということでしょうか。 ①ごく平均的な能力を有する弁理士が、しかるべき勉強や研修を行ったら、知財コンサルの仕事を始めることができるか ②まだ特許でメシを食えない新人実務未経験弁理士が、しかるべき勉強や研修を行ったら、知財コンサルの仕事を始めることができるか ③上記①②で始められる知財コンサルの仕事は、ある程度の人数の弁理士のメシの種になるほどの規模を有しているのか 私の直感としては、知財コンサルという事業が存在するとしても、それでメシを食っていけるような人はごく僅かで、コンサルタントに向く資質を有している、豊富な実務
一時期一世を風靡したビジネスモデル特許出願は、最近ではすっかり下火になっていますが、今でもときどき「こんな発明をしたのですが特許出願できるでしょうか」という相談を持ちかけられます。 「特許庁の審査の基準が厳しく、ほとんど特許にならないようです」「今回ご相談の発明では、まず特許化は難しいでしょう」といったような回答をするのですが、特許庁での審査実務の実情を詳しく把握しているわけではありません。 私自身、何件かの案件を審査請求していますが、審査の進捗が遅いのか、いまだに1件もファーストアクションに到っていません。 10月5日、弁理士会主催で「ソフトウェア関連発明の出願及び中間処理」という題名の研修会が開かれました。講師は弁理士の市原正喜先生です。私にとっては実務の状況を知り得るチャンスということで、聴講してきました。 現状において、多くの出願で、「特許法29条1項柱書き違反」という拒絶理由を受
先日記事にしたとおり、特許庁から以下の案内が出されました。 「特許法第19条(願書等の提出の効力発生時期)に規定されている 郵便物のうち小包郵便物については、郵政公社の民営化に伴う郵便法の改正により、平成19年10月1日以降、郵便物に該当しなくなります。 平成19年10月1日以降、「小包」で特許庁宛に提出された場合は、特許庁に到着した日が書類等の提出日となりますのでご注意ください。」 特許庁への提出期限が定められた書類について、原則として期限内に特許庁に到達していなければなりません。いわゆる「到達主義」です。しかしその物件を郵便により提出した場合で郵便局差し出し日時が明らかな場合は、その差し出し日時に特許庁に到達したものとみなされます(今までの特許法19条)。 郵政公社もできる前、書類を特許庁に発送しようとしたら、以下の手段がありました。 ①郵便局から出す普通郵便 ②郵便局から出す小包 ③
私は、キーボードとして親指シフトキーボードを使っています。親指シフトとは、ローマ字入力ではなく、カナ入力であって、なおかつホームポジションから打つことのできる3段のキー配置の中ですべてのカナを入力することができます。一つのキーに3つのカナが配置され(濁音も一つのカナとしてカウント)、そのキーのみ、そのキーと右親指シフトキーを同時、そのキーと左親指シフトキーを同時に打鍵することにより、入力するカナが選択されます。 下の親指シフトキーボード写真で、Vキーの下の背の高いキーが左親指シフトキー、Nキーの下が右親指シフトキーです。さらにその下に2つ並んでいるキーが、変換キー(右側)と無変換キー(左側)です。 このブログでも、親指シフトキーボード、親指シフト(その2)などで触れてきました。 使っているキーボードは、Reudo社のRboard Pro for PCという機種で、もう発売中止になった機種で
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.goo.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く