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人は何を基準にパートナーを選ぶ? 今の時代、パートナーを選ぶとき、スペックで考えることが当たり前になっている。 年齢、年収、職業、学歴、身長、住んでいる場所。そうした情報は、相手を知るうえでわかりやすい目印になる。 もちろん、スペックを見ることが悪いわけではない。結婚は生活でもある。結婚相手を考えるなら、現実的な条件をまったく無視することはできない。 けれど、数字や肩書きだけでは、その人と一緒にいる自分まではわからない。 では、人はパートナーを選ぶとき、本当は何を見ているのだろうか。 嫉妬するほど「結婚して後悔しない人」の特徴とは? 「小説のような最高のノンフィクションだ。ページをめくる手が止まらない」とUSAトゥデイが評した『極限の漂流118日間』(ソフィー・エルムハースト著、村井章子訳)には、似ても似つかぬふたりが互いを選び、人生を共にするまでの時間が描かれている。 「自分の人生にはマ
グーグルやフェイスブックの無料サービスを、私たちは日常的に使っている。だが、その「無料」の対価として、どれほどの個人データを提供しているかを実感する機会はほとんどない。実際にグーグルとフェイスブックへ情報開示を請求してみると、10年以上にわたる検索履歴や位置情報、行動記録までが詳細に保存されていた。ビッグテックは私たちのデータをどのように集め、広告収益へと変えているのか。その実態に迫る。※本稿は、朝日新聞編集委員の五十嵐大介『ルポ・シリコンバレー AIブームと米国社会の断層を歩く』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。 人生のステージや心理状態は グーグルに筒抜け グーグルやメタが提供するサービスの多くは、無料で使うことができる。彼らは広告ビジネスで年間数十兆円を稼いでおり、その利益の源泉は、私たち利用者の膨大なデータだ。 そもそも私たちのデータはどう集められ、どう使われているの
昨今の異常気象や生産・物流コストの上昇で、価格の高騰が気になる野菜。だからといって買い控えると、毎日の食事の栄養バランスに偏りが生じる原因にもなってしまう。安くて栄養豊富な旬のものをなるべく選び、そしてせっかく買ったなら全部使い切る習慣を身につけたいもの。栄養を余すことなく摂ることができて、献立のプラス一品にもなるレシピを、管理栄養士の星穂奈美さんに教えてもらった。 (本稿は書籍『疲れやすいオトナ女子を救う あなたの食習慣を変える100の提案』を一部抜粋・加筆し編集したものです) 例えば大根やニンジンの皮付近には、それぞれビタミンC、βカロテンが中心部よりも豊富に含まれています。また、ネギの青い部分はβカロテン、ビタミンKが豊富です。 大根やニンジンの皮はきれいに洗ってきんぴらにしたり、ネギの青い部分は細かく刻んで炒め物に加えたり、無駄なく使って栄養を取り入れる習慣を身につけましょう。 栄
「自分には才能がない」と思い込んでいる人は少なくありません。しかし、30代や40代になってから突然活躍し始め、「あの人は天才だ」と言われる人もいます。両者の違いは、生まれ持った能力なのでしょうか。『天才になれなかった全ての人へ 自分だけの武器が見つかる才能論』の著者・かっぴー氏が「これから才能が目覚める人」の共通点を解説します。 才能は「ある人」と「ない人」に分かれるのではない 「自分には才能がない」。そう思っている人は多い。しかし、30代や40代になって突然活躍し始め、「あの人は天才だった」と言われる人もいる。もし才能が生まれつき決まっているなら、この現象は説明できない。では、彼らに共通していることは何なのだろうか。 実は、これから才能が目覚める人には、たった一つだけ共通点がある。 才能が目覚める人は、自分を信じ続けた人ではない。 「確認作業をやめなかった人」である。 「才能がない」ので
「在宅勤務をするとサボっていると思われるから出社しなきゃ」「若いうちにがっつり働かないと将来詰みそう」と考えて、無理な働き方をしていないでしょうか? 世の中には、働き方に関するもっともらしい「常識」があふれています。しかし、それらの多くは思い込みにすぎず、実は根拠に乏しいものも少なくありません。そこで、慶應義塾大学の佐藤豪竜氏の著書『働き方の科学』をもとに、そのような俗説にとらわれないために不可欠な視点を紹介します。(構成/上村晃大) このような言説を聞いたことはありませんか? 世の中には、このような働き方に関する「常識」があふれています。 しかし、その常識の多くは個人の経験談か、一部の成功例を一般化した話にすぎず、誤っているものがたくさんあります。もっともらしく聞こえるけれど、十分な根拠を欠いたものが少なくないのです。 例えば、「定年後も働き続けたほうが健康に良い」と考える人は多いでしょ
JR東日本が好調です。2026年3月期の売上高は約3兆847億円、前期比6.8%増で5期連続の増収を達成しました。会社発足以来の過去最高を更新したことになります。 人口減少、リモートワークの定着、地方路線の厳しい収支などを背景に、「鉄道は成熟産業」と見られがちな中で、同社はなぜ売り上げを伸ばし続けられているのでしょうか。好調な数字の裏側に、同社が向き合わなければならない変化はないのでしょうか。(グロービス経営大学院教員 太田昂志) 売り上げは過去最高…なのに利益はコロナ前に届かない まず、現在地を確認しましょう。 コロナ前のピークだった2019年3月期、JR東日本の売上高は約3兆20億円、営業利益は約4848億円、純利益は約2952億円でした。 これに対して2026年3月期は、売上高こそコロナ前を超えて過去最高ですが、営業利益は約4143億円、当期純利益も約2478億円と、いずれもピーク時
相続税申告完了から1~2年後。ある日突然、税務署から通知が来ることがあります。相続税の税務調査は申告者が「忘れたころにやってくる」ことが多く、国税庁の統計では、相続税の実地調査が行われた案件の約8割で申告漏れなどが指摘されています。そこで、相続税申告に精通する税理士は申告前に「通帳や過去の取引履歴」を徹底的に確認し、税務調査のリスクに備えています。本記事では相続税申告時になぜ通帳を確認し、税務調査に備える必要があるのかについて、田澤広貴税理士に話を聞きました。(執筆/ライター 岩田いく実、監修/いちよう相続・税務サポート 田澤広貴税理士) なぜ税務署は 厳しく「通帳」を見るのか ――税務署はなぜ税務調査をする際に通帳を見るのですか? 一言で言えば、「申告書に記載されていない財産がないかを確認するため」です。 税務調査はまず税務署内で「机上調査(準備調査)」を行って調査対象を絞り込みます。そ
わずか半年前、Z世代で巻き起こっていた「高市ブーム」。SNSには称賛の声があふれ、若年層から圧倒的な支持を集めていたが、現在その熱狂は急速に冷え込んでいる。かつては同情を集めた伝家の宝刀「寝てないアピール」すら大炎上する事態となり、コアな支持層だった若者の「高市離れ」に歯止めがかからない。(ノンフィクションライター 窪田順生) 熱狂から一転「冷めた」若者たち 半年で崩壊した高市ブームの謎 もう忘れている人も多いだろうが、今から半年ほど前の日本では、Z世代を中心にある「ブーム」でわいていた。 「まるで少女のような微笑み」「完全に妖精」などと紹介された切り抜き動画がSNSにあふれて「いいね」が無数に押された(AERA DEGITAL 2月8日)。「どうせ誰かが裏で仕掛けているだけだろ」という懐疑的な見方をする人もいたが、ブームの主がやってくるとなると、会場には大量の若者が殺到した。これが「やら
読書は知性を高める最良の方法だと信じている人は多い。しかしショーペンハウアーは、読書そのものに根本的な落とし穴があると指摘している。本をたくさん読むことと、賢くなることは、同じではないという。書籍『求めない練習 絶望の哲学者ショーペンハウアーの幸福論』をもとに解説する。 「本をたくさん読む人は、他人の食べ残しを食べているだけだ」 ショーペンハウアーはこう述べている。 本をたくさん読む人は、他人の食べ残しを食べる人、他人の古着を着る人に過ぎない――と。 これは読書を否定しているのではなく、 読書のあり方に対する、根本的な問い直しだ。 本を読むとき、私たちは著者の考えを頭の中に取り込む。 しかしそれは、著者という他人が咀嚼した思考の結果を、 そのまま受け取っているだけとも言える。 消化された食べ物の残りを食べるように、 すでに誰かが考え終えたものを、自分の中に入れているだけだということだ。 読
「良かれと思って」のすれ違いはどう防げばいいのか。2万人をみてきた組織開発コンサルタントで『組織の違和感』の著者である勅使川原真衣氏が、実際に職場に分け入って考えた、組織変革のコツを伝えます。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局) 話せば話すほどすれ違う 「ちゃんと話せば、きっとわかってもらえる」 職場で意見が食い違ったとき、そう考える人は少なくありません。 説明が足りなかったのかもしれない。もう一度、丁寧に伝えれば理解してもらえるはずだ。そう思って言葉を尽くしたのに、相手の反応は変わらない。 それどころか、話せば話すほど関係がぎくしゃくしてしまう。 「話せばわかる」という考え方には、大切なことが一つ抜け落ちています。 それは、同じ出来事を前にしても、人によって感じ方がまったく違うということです。 一見すると「いい上司」に見えるけれど たとえば、複数の部下に「この仕事は自由に進めていいよ」と伝
2023年10月、ジャパンモビリティショーで公開されたトヨタ自動車の次世代EVコンセプト「レクサス LF-ZC」。次世代EVの象徴として期待されたが、今年5月末、量産開発見送りが明らかになった Photo:ZUMA Press/AFLO ホンダはCVCCエンジンで米国マスキー法を超える排ガス規制をクリアし、日産自動車は901運動から生まれた初代「プリメーラ」で欧州車を驚かせた。トヨタ自動車もハイブリッド車「プリウス」や燃料電池車「MIRAI」を世に送り出し、日本は世界をリードする技術を築いてきた。しかし今、OTA(Over The Air)、SDV(ソフトウエア定義車)、E2E(End to End)自動運転という新たな競争軸で苦戦している。かつて世界を席巻した日本メーカーは、なぜ後れを取ったのか。連載『志賀見聞録 自動車産業の半世紀とミライ』の第16回【ミライ編7】では、その背景にある「
横浜駅をはじめとする神奈川県内の主要駅に行けば、必ずと言っていいほど目に入る赤い看板――崎陽軒の販売店である。そこで飛ぶように売れているのが、同社の“顔”といえる「シウマイ弁当」だ。 1954年の発売から70年以上、おかずの種類や掛け紙のデザインなどを大きく変えることなく、現在も毎日約3万個、店舗によっては1日で1000個近くが売れることもある。物価上昇で消費者の財布のひもが固くなる時代にあって、なぜこの弁当は「変わらないこと」を貫き、しかも売れ続けているのだろうか。(フリーライター 伏見 学) 度重なる値上げで 販売数は減少傾向 まずは、近年の崎陽軒のビジネス状況をおさらいしておきたい。 弁当を主力とする同社にとって、コロナ禍は深刻なダメージを与えた。売り上げは大きく落ち込み、2021年2月期の売上高は前年比で32%減の約178億円だった。 しかし、21〜22年にかけて外出需要が回復する
「40歳のパーカーはおかしい」「おじさんのハーフパンツはキモい」――近年、SNSで度々話題になる中年男性のファッション問題。しかし、この主語を「おばさん」に置き換えたら一発アウトの暴言になるはずです。ハラスメントに厳しい現代で、なぜこうした露骨な“おじさん差別”だけが見過ごされているのでしょうか?そこには、強者扱いされる氷河期世代の悲哀と、「被害者ぶるな」と口を塞がれる中年男性を取り巻く〈社会のバグ〉が潜んでいました。彼らが反論できない本当の理由とは?(ライター 徳重龍徳) 「おばさん」なら一発アウト 無自覚な「おじさん差別」 筆者はもうすぐ46歳になる「おじさん」だ。30代の頃は「おじさん」と呼ばれることに少し抵抗があったが、今ではすっかり受け入れている。年甲斐もなくキャラクターの「ちいかわ」が好きで、「ちいかわおじさん」を自称しているほどだ。 とはいえ、SNSでの「おじさん」の扱われ方
高額療養費制度の新ルールでは、「年間上限」が新設され、長期間治療を受ける患者の負担軽減が期待されている。しかし、この制度には意外な2つの落とし穴がある。知らないだけで大損しかねない、新ルールの注意点を解説する。(ファイナンシャルプランナー〈CFP〉、生活設計塾クルー取締役 深田晶恵) 長期の治療を受ける患者の 経済的負担減 2026年8月から高額療養費制度に新設される「年間上限」とは、文字通り1年間の上限額のこと。長期にわたって抗がん剤治療などをしている患者の経済的負担に配慮する観点からできた仕組みだ。 事例で見てみよう。月収40万円の会社員Aさん(協会けんぽ加入)は、抗がん剤治療を受け、毎月の窓口での自己負担額は3割負担で8万2000円程度かかっている。 見直し前の上限額8万100円を超過しているので、4カ月目から「多数回該当」の対象となり、上限は4万4400円に引き下がる。 ところが、
ソニーグループがレンズメーカーのタムロンに買収を提案していることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。ソニーはタムロンの全株式取得を目指す。買収額は2000億円規模となる見通しだ。特集『ソニー 新・神話の真贋』の#12では、ソニーがタムロンに提案した買収案の具体的な中身に加え、ソニーがタムロン買収に動いた狙いを明らかにする。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎) ソニーがタムロンに買収提案 買収額は2000億円規模に ソニーグループがレンズメーカーのタムロンに買収を提案していることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。ソニーはタムロンの全株式取得を目指す。買収額は2000億円規模となるもようだ。 ソニーは近年、グループ全体がゲームや音楽などのエンタメにビジネスの軸足を移す中で、エンタメ分野を中心にM&A(合併・買収)を仕掛けてきた。 例えば、2021年には米アニメ大手クランチロールの運営会社を
若い女が日の出まぎわの海岸に佇たたずむ姿が画面に映し出されている。 アップになった彼女の表情は暗いが、やがて双眸(そうぼう)に涙が溜まり、流れ出し、頬を伝う。泣き声も漏らしている。はじめは押し殺すように、そして大声となる。 水平線から徐々に陽が昇って、彼女の顔を照らしていく。それにつれて、泣き様が変わっていく。 「嘆息」→「涕泣」→「嗚咽」→「慟哭」と画面に字幕が掲げられ、彼女の嘆き泣きの変遷が言葉で示される。その語のかたわらには辞書風の語義が添えられている。 たんそく【嘆息・歎息】(名)嘆いたり感心したりしてため息をつくこと。 ていきゅう【涕泣】(名)涙を流して泣くこと。 おえつ【嗚咽】(名)声を詰まらせて泣くこと。 どうこく【慟哭】(名)悲しみのために、声をあげて激しく泣くこと。 思うさま号泣した後、昇ってきた朝日の光が彼女の顔に当たり、右側の頬の涙を乾かす。それが彼女にある気づきをも
あなたはひとりでいる方が楽か、それとも誰かといる方が楽か。この問いへの答えが、ショーペンハウアーの哲学では、その人の知的能力のあり方と深く関係しているとされている。 知的能力が高いほど、孤独を好む傾向がある ショーペンハウアーの考え方によれば、 知的能力が高い人ほど、社会性に欠ける場合が多いとされている。 人間関係にあまり興味が持てず、自分の関心事に深く没頭する。 孤独を好み、友人をつくらず、人間関係を意図的に最小化して、 自発的にアウトサイダーになるケースが多いという。 一方で、知的能力が低いほど、 誰かと一緒にいることを必要とする傾向がある。 ひとりでいることに耐えられず、常に誰かを求め、 賑わいや刺激を外側に探し続ける。 この違いは、内面の活動量の差から来ているとされている。 精神が豊かなほど、空虚は忍び込めない 精神が豊かになるほど、内面に空虚が忍び込む空間は減るとされている。 豊
世界最大のEV(電気自動車)メーカー、中国BYDが日本市場攻略の切り札となる軽EV「RACCO(ラッコ)」を、国の補助金適用後で100万円台の実質価格で投入することが、ダイヤモンド編集部の調べで分かった。国の補助金では日産自動車やホンダより43万円不利な条件を背負いながらも、「軽自動車市場」を狙う覚悟の値付けに踏み切った。日本メーカーの牙城に、中国勢が真正面から挑戦状を突き付けた格好だ。(ダイヤモンド編集部) 黒船BYDが日本の軽市場に挑戦状 実質価格199万5000円に設定 世界最大EVメーカー、中国BYDの日本法人、BYDオートジャパンが7月28日に発売する軽自動車EV(電気自動車)「RACCO(ラッコ)」の販売価格が214万5000円からになることが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。 最廉価モデル「RACCO 200」のメーカー希望小売価格は214万5000円。国のCEV補助金1
誰からも好かれたい、嫌われたくない――そう思って気を遣い続けているのに、なぜか人間関係がうまくいかない。哲学者は、その原因が「好かれようとすること」そのものにあると指摘している。 社交の欲望は、不幸の裏返しだ ショーペンハウアーは、社交の欲望を内面の空虚さの表れとして捉えている。 ひとりでいることに耐えられないから、人は誰かを求める。 自分の内側に活動できるものがないからこそ、 外側に人を求め、承認を求め、賑わいを必要とする。 逆に言えば、内面が豊かで温かい人ほど、自然とひとりを好む傾向があるという。 好かれようとする行動の多くは、この社交の欲望から来ている。 相手に合わせ、本音を隠し、嫌われないように言葉を選ぶ―― それは一見して気遣いのように見えるが、 その根底にあるのは「自分を認めてほしい」という欲求だ。 そしてその欲求が強ければ強いほど、相手はそれを感じ取ってしまう。 「好かれよう
「大腸がんが見つかったのは『不幸中の幸い』でした」――。前立腺がんに続き、連鎖的に大腸がんが発覚するという衝撃の告白をしてくれた桐谷広人さん。 術後の苦しいリハビリや抗がん剤治療への覚悟、そして病床でも忘れなかった株主優待へのこだわりとは? 笑いと勇気をもらえる、桐谷さんならではの闘病インタビューです。(熊谷久美子、ダイヤモンドZAi編集部) 「要精密検査」を長年放置! まさかの「2つのがん」発覚とセカンドオピニオンでの決断 ──ご病気だとうかがいました。 今年の1月にまず前立腺がんが見つかりましてね。何もしなくても5年は生きると言われたのですが、5年じゃ短いから、と手術を勧められてね。できれば手術は避けたかったので、東大病院のセカンドオピニオンを受けました。 セカンドオピニオンには、6万6000円かかりました。予約をする時に「何も治療はしませんし、1時間きっかり話をするだけですよ」と何
JR東日本が「みどりの窓口」で生成AIを活用する実証実験を報道関係者に公開した。音声やタッチパネルで希望を伝えれば、AIがきっぷの購入をサポートする仕組みだ。実際に体験してみると、音声認識や対話機能は着実に進化している一方、実用化に向けては乗り越えるべき壁も見えてきた。AIが「みどりの窓口」を担うために残された課題とは。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) 立川駅と大宮駅で実証実験した 「みどりの窓口AIサービス対応」を公開 JR東日本は7月17日、「みどりの窓口AIサービス対応」の実証実験を、開始に先立って報道公開した。実験はその後、20~22日に立川駅、23~25日に大宮駅で実施した。 この取り組みは6月22日付『「みどりの窓口」に生成AI、新幹線は1分で発券…JR東日本「3つの乗車券改革」の最大の難関とは』で取り上げたように、「えきねっと」など人手が要らないオンライン販売に移行する中、
賛成するより反対するほうが、なぜか賢く見えてしまう――SNSでも会議でも、そんな空気を感じたことはないだろうか。とりあえず何かを否定してみせることが、いまや一種の作法になりつつある。この「否定だけがふくらむ」構造をつかめば、逆張りの応酬に振り回されずに済むはずだ。そしてこの現象を90年近く前に見抜いていたのが、経営学者として知られる前のドラッカーだった。本連載では、膨大なドラッカーの著作を読み返し、その中から令和の現在に役立つ知を取り出して紹介していく。(構成:ダイヤモンド社書籍編集局) 「反対」が仕事になる時代 SNSを開けば、誰かの発言に「それは違う」と噛みつく投稿のほうが、静かに賛同する投稿よりも大きく伸びていく。人々の注目そのものが価値になるアテンション経済のもとでは、否定や逆張りのほうが目を引きやすく、結果として増幅されやすいのかもしれない。 これは画面の中だけの話ではない。会議
急な「無感情」は脳の機能低下やうつ病の兆候の可能性があり、受診が必要です。一方、慢性的な無感動はエネルギー不足から心を守る防御システムであり、単に疲れているだけの状態と言えます。感動や充実感は心身の回復過程で「一番最後」に戻るため、焦る必要はありません。人生をつまらないと諦めず、やるべきことを減らしてぼちぼち休みながら、感情の回復を待ちましょう。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順) 急な「無感情」は脳の機能低下のサインかもしれません 今日は、「感情が動かされない」「すっかり無感情になってしまった」……という時のお話をしたいと思います。皆さんも、何を食べても美味しいと思わない、何をしても楽しくない、感動しないといったことはありませんか? 実は、こうした「無感情」な状態が起きている時は、要注意のタイミングでもあります。 急に無感情になった場合は、うつ病などでよく見られる症状の可能性があり
インターネット上には勤務先の給料や待遇などへの不満があふれている。そこでダイヤモンド編集部は、企業の与信管理を支援するベンチャー企業が集めた大量の口コミデータなどを基に、働き方に関する従業員の不満が多いブラック企業ランキングを作成した。対象期間は2026年1月から6月までの半年間。上位には小売り、外食、食品、自動車、物流など、さまざまな業種の大手企業が名を連ねた。(ダイヤモンド・ライフ編集部 松本裕樹) 3202件の口コミを分析 不満が噴出した企業をランキング ダイヤモンド編集部は、企業向けに与信管理サービスを提供するベンチャー企業、アラームボックス(東京都新宿区)のデータを基に、ネガティブな口コミが多く集まった企業のランキングを作成した。 期間は2026年1月から6月までの半年間。同期間中に勤務関連の口コミ投稿があったのは、調査対象企業1万578社のうち1397社だった。今回取り上げる働
「すみません」は、日本人にとってとても使い勝手のいいクッション言葉だが、連発してしまうと、自分に非があるような印象を与えたり、自信のない卑屈な人に見えてしまうことがある。長年にわたり言葉遣いを研究してきた東香名子さんに、感じのいい人が「すみません」の代わりに使っている最強のフレーズを教えてもらった。(ウェブメディアコンサルタント 東 香名子) 「すみません」を連発すると 自分に非がある印象に 「すみません」は、日本人にとってとても使い勝手のいいクッション言葉です。謝罪だけでなく、呼びかけ、感謝など、あらゆる場面で使える万能フレーズだと言えます。 しかし、この「すみません」を連発してしまうと、自分の意図しないところでネガティブに捉えられてしまうことがあります。たとえば、自分に非があるような印象を与えたり、自信のない卑屈な人に見えてしまったりするなどです。 一方で、感じのいい人は「すみません」
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「何回説明しても、伝わらない人の特徴」について、ライターの柴田賢三氏にご寄稿いただいた。(企画/ダイヤモンド社・秋岡敬子) 「背が低い」だけでは伝わらない 「うーん、柴っちゃんぐらいかな」 若い頃に通っていたスナックで、美人のママさんから言われた一言です。 その日、ママさんが「気になっている男性がいる」という話題になり、常連客たちが「どんな男?」と興味津々に聞き出していたときに飛び出した言葉でした。 ママさんは、 「顔はブラッド・ピットに似ているイケメン」 「性格は、これまで会ったどの男より優しい」 「仕事もデキると評判」 などと、お気に入りの男性の特徴を次々と挙げ、まだ付き合ってもいないのに自
世界史で何度も登場するイギリスやフランスに比べ、東ヨーロッパの国々は位置も歴史もつかみにくいものです。なかでもポーランド、ルーマニア、ブルガリアは、同じ「東欧」にありながら、民族や宗教、国の成り立ちが大きく異なります。ポーランドはスラヴ系とカトリック、ルーマニアはローマ帝国につながるラテン系、ブルガリアはトルコ系のブルガール人を起源に持つ国。3国の違いから、複雑な東ヨーロッパを読み解きます。 なぜ東ヨーロッパは、こんなにわかりにくいのか? 世界史を勉強していると、ヨーロッパの中でも、なんとなくイメージしやすい国と、そうでない国があります。 たとえば、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインあたりは、位置関係も比較的わかりやすいですし、世界史の中でも登場回数が多い。産業革命、フランス革命、ナポレオン戦争、宗教改革、ルネサンス、大航海時代など、具体的な出来事と結びつけて思い出しやすい国々
「出世なんてしたくない」と思っている人は多いだろう。責任は増え、管理職は大変そうだからだ。しかし、その甘い考えのままでは、将来的に窮地に陥る可能性がある。元マイクロソフト役員で、ビジネスパーソン17万人の行動と評価データを分析してきた越川慎司氏が明かす、その理由とは? (構成/ダイヤモンド社・石井一穂) なぜ今、「出世」を真剣に考えるべきなのか 今の時代、「出世なんてしたくない」「管理職になんかなっても、しんどいだけ」という人は多いだろう。 しかし、そうは言っていられない時代が迫っている。 最大の要因は、AIの登場だ。 ChatGPTをはじめとする生成AIの普及により、文章作成、データ分析、プログラミング、さらには企画書作成まで、AIがサポートしてくれる時代になった。 スマートフォンがあれば誰でも高品質な写真を撮れるように、AIがあれば誰でも一定レベルの仕事ができる。 要するに、スキルで差
「33歳です。人を助けることは好きなのですが、教師にも興味がありますし、カウンセラーにも興味があります。福祉の仕事もしたいし、文章を書くことも好きです。やりたいことが多すぎて決められません。どれか一つに絞らなければいけないのでしょうか」 相談者は、とても真面目な人だった。 「やりたいことは一つだけあるはず」 そう思っているからこそ、選べない自分に焦りを感じていた。 私はこの相談を聞いて、『世界の果てのカフェ』という本の一節を思い出した。 このやり取りを読んで、私は大切なことに気づかされた。 多くの人は、「何をやるか」ばかり考えている。 教師になるのか。カウンセラーになるのか。福祉の仕事をするのか。 でも、本当に考えるべきなのは、その前にある「なぜ、それをやりたいのか」なのである。 手段は一つである必要はない さらにジョンは、こんな疑問を口にする。 「もし、ぼくがここにいる理由が人を助けるた
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