「人がバタバタ辞めていく会社」と「人が残り続ける会社」との違いはなにか。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」の人気コーナー「モーサテ塾」をまとめた『鉄人たちの仕事の哲学』(かんき出版)から、星野リゾート・星野佳路社長のインタビューを一部抜粋してお届けする――。 社員が入ってこなかった 業績が悪化していた数々の宿泊施設を再生させてきた、星野リゾートの代表、星野佳路さん。国内外73施設を運営(2025年9月現在)、4922人の従業員(2025年4月時点)を抱える。その高い競争力の要因は「フラットな組織文化」にあるという。一体、どういうことなのか。 【星野社長】私は1991年に星野温泉旅館(長野県軽井沢)を継ぎましたが、最初の5年間の一番の悩みはリクルーティングでした。社員が入ってこないのです。 私は、企業広告を出したり、採用のイベントに参加したり、リクルーティングの最前線で頑張っていまし