期限切れ食品以外では「食べていけない」 ロシア極東のウラジオストクに住むナターリヤさんは、もう1年近く、賞味期限切れの食品ばかりを食べて暮らしている。 自宅近くの路面販売で買うパンは1斤60〜70ルーブル(約80〜90円)、野菜は一袋20ルーブル(約26円)。肉は2キロで100ルーブル(約130円)と格安だ。 どれも正規の店頭には並ばない品物だ。店でロシアの水餃子ヴァレーニキの材料を揃えれば約860ルーブル(約1120円)ほどかかる。 彼女は独立系ロシア語ニュースサイトのメデューザに、「最初は本当に不快だった」と語った。「でも慣れるしかない。ほかに食べる方法がないから」 ウクライナへの全面侵攻から、4年。プーチン大統領が始めた戦争は、戦費で連邦予算を圧迫し、政府は付加価値税(消費税に相当)を20%から22%に引き上げた。 乳製品は2年間で41%急騰 ロシアでは物価の上昇が加速する一方だ。