医師(私)「ちょっとお酒の量を減らしたほうがいいですね」 患者さん「お酒の量は減っています。たくさん買い置きしていても、毎日どんどん減っていくんですよ」 医師というのは、とかく患者さんの楽しみに水を差す存在です。「お酒を減らせ」「タバコをやめろ」「体重を落とせ」。正しいことを言っているかもしれませんが、これでは嫌われても無理はありません。 その点、酒好きにとって心強かったのが「少量の飲酒は健康にいい」という説です。 以前、「お酒をまったく飲まない人より、少量飲む人のほうが死亡率が低い」という研究があり、これをグラフにするとアルファベットのJの形になるために「Jカーブ」と呼ばれて支持されていました。「酒は百薬の長」に、医学的なお墨付きが与えられたようなものです。ところが、現在では残念ながら、お酒は少量でも健康に害があることがわかっています。 飲酒の害を小さくするための工夫 Jカーブを導き出し