若手の3割を占める必要最低限しか働かない「静かな退職」者の正体 必要最低限しか働かないことを「静かな退職」(Quiet Quitting)と呼ぶそうだ。自発的に仕事に取り組んでほしい会社にとっては何とも歯がゆい存在だが、実はそんな人が増えている。 「Great Place To Work® Institute Japan」は「静かな退職」を「仕事に全力投球するのを止め、必要最低限の業務をこなす働き方」と定義。2024年1月の調査によると、静かな退職を実施している人は34歳以下で30.7%に達している。 給料以上に稼いでほしい、仕事を通じて成長してほしいと願う会社から見れば「手抜き」感は否めないだろう。こういう人は若年層に限らない。 と、あらゆる世代に2割前後存在する。 この人たちは「退職するつもりはないが、昇進意欲もなく、積極的に仕事に意義を見いだせない人」でもある。率直に言えば、戦力以下