現代の地図に近世の名古屋城下図が重なり、当時の武家屋敷や寺社、街路の配置を視覚的に確認できるデジタルサービスが、市博物館ホームページで始まった。古文書を基に尾張藩士や寺社の概要をまとめた博物館のデータベース(DB)と連動。スマートフォンにも対応し、さまざまな利用法がありそうだ。 デジタル化した名古屋城下図とグーグルマップを重ね合わせ、かつて城下に暮らした尾張藩士などの情報を気軽に検索できるようにした「お調べ帳」の画面=瑞穂区の市博物館で 名称は「名古屋城下お調べ帳」で、9月にプレオープンを迎える館のリニューアル事業の一環として公開された。1755(宝暦5)年ごろから、廃藩置県直前の1870(明治3)年ごろまで、四つの時期の古地図をデジタル化してグーグルマップに重ね、古今の街を手軽に比較できる「城下町の地図を調べる」、城下に屋敷があった藩士のべ5万5千人以上を収録した「名古屋の武士を調べる」