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コンピュータ・サイエンス誌 bitの総合目次です
MSXとは MSXは、1983年にマイクロソフトとアスキーが提唱したパソコンの共通規格です。MSX推進の中心人物は、アスキー創業者の西和彦氏(情報学 博士)です。 1970年代後半から登場したパーソナル・コンピュータは、マイクロソフトBASICを搭載していましたがメーカー(NEC,日立,富士通,シャープなど)ごとの特徴がありソフトの互換性はありませんでした。そこでMSX規格を提唱し、賛同した多くのメーカー(松下電器やソニーなど)からMSXマシンが発売になりました。 MSXマシンはMSX-BASICを搭載しており、BASICプログラムはどのMSXマシンでも動作しました。また、オプションのMSX-DOS(CP/M互換)を導入すれば、CP/Mで動作する数多くのアプリケーションを利用可能でした。 MSX規格は、MSX1 → MSX2 → MSX2+ → MSX turboR と進化し、数多くのMS
ソフトウェア・テストに関する名著 1981年、J.Myersのテスト技法に関する日本語訳の書籍が発売されたことを知り読みました。 私は、テスト手法について勉強したことはなく、これまで我流でテストをしていました。M電器でリアルタイムシステムの開発を担当していたときで、テストについて悩んでいた時期でもありました。 『ソフトウェア・テスト技法』The Art of Software Testing Glenford J.Myers 著 近代科学社 昭和55年3月15日 初版発行 目次 第1章 自己診断テスト 第2章 プログラム・テストの心理学と経済学 第3章 プログラムの検査,ウォークスルー,検討 第4章 テスト・ケースの設計 第5章 モジュール・テスト 第6章 上級テスト 第7章 デバッグ 第8章 テスト道具とその他の技法 自己診断テスト 第1章は、簡単なプログラムのテストケースを書き出すもの
2017年2月、アマゾンのKindle本を検索していたところ興味深い本を発見しました。その本は、「れがしーなOS達 ラズベリーパイで試す DEC社 TOPS-20」という本です。 DEC社 TOPS-20は、私が大学生のころに使用していたOSです。その当時は、パソコンなどはまだ存在していなく、大型汎用コンピュータの時代でした。TOPS-20は、タイムシェアリングシステム (TSS : Time Sharing System)方式のOSで、複数ユーザーで同時にコンピュータを時分割で使用できる素晴らしいシステムでした。 そのTOPS-20 OSがラズベリーパイで試すことができるらしいので、このKindle本を購入しました。価格も99円と安価で、興味深い多くの情報が入手できるのでとてもお得感があります。 れがしーなOS達 シリーズ 「れがしーなOS達: ラズベリーパイで試す」は、シリーズ化してい
textlint校正ツールで日本語原稿チェック 2018年5月、Windows10のtextlint校正ツールにより技術文書向けルールでRe:VIEW日本語原稿をチェックしました。textlintにRe:VIEWプラグインとルールプリセットをインストールして拡張し、ルールをカスタマイズしました。 ルールプリセットは、技術文書向けのtextlint-rule-preset-ja-technical-writingを使用しました。 textlintのインストールと設定については、下記ブログを参照してください。 textlint校正ツールでRe:VIEW日本語原稿をチェックする方法 textlintルールプリセットをローカル(開発環境)にインストールします。ルールは、日本語で記述した技術文書向けのtextlint-rule-preset-ja-technical-writing Build St
Raspberry Pi2には、電源スイッチがありません。 パワーオンは、USB電源をONするとOSが起動します パワーオフは、シャットダウンコマンドでOSを停止後にUSB電源をOFFします パワーオフする時に、ターミナルを開いて シャットダウンコマンドを入力するのが面倒な場合があります。しかし、シャットダウンせずにUSB電源をOFFにするとSDカードを壊す可能性が高いです。 そこで、簡単な電子工作でRaspberry PiのGPIOポートを使用してタクトスイッチとLEDを接続して、タクトスイッチを長押しすると自動的に シャットダウンするようにしました。 制御ソフトはPythonで記述して、バックグラウンドで実行させるためにデーモン化してシステム起動時に自動で起動するようにしました。 Raspbianでデーモンを作成するには、2種類の方法があります。 init.d で管理しているサービス
Raspberry Pi Desktop X86とは 2017年10月、Raspberry Pi Desktop X86 DEBIAN8 JESSIEを PCにインストールしました。 「The official Raspberry Pi magazine」のWEBサイトに、INSTALL RASPBERRY PI DESKTOP X86 についての記載がありました。 Raspberry Pi Desktop X86は、PC用のオペレーティングシステムです。ラズベリーパイ用OSのRaspbianと同じ環境がx86 PCで動作します。 2016年12月 : PIXEL FOR PC 公開 2017年 6月 : RASPBERRY PI DESKTOP X86 公開 PIXEL FOR PCは、プロトタイプのライブCDということでしたが、古い x86 PCにインストールできました。今度の Ra
インテル8080にオーバーフローフラグが無い 2017年6月、35年ぶりにインテル8080マイクロプロセッサのアセンブラを書いています。 CP/Mシミュレータで懐かしのインテル8080アセンブラを使う 信号処理などでは、サチュレート(飽和)演算を使うことがあります。サチュレート演算とは、演算結果が上限を超えたら上限値に、下限を超えたら下限値にするものです。すなわち、オーバーフローを検出して演算結果を補正するわけです。 信号処理を得意とするDSP(Digital Signal Processor)では、命令セットにサチュレート演算があります。また、マルチメディア対応のSIMD(Single Instruction Multiple Data)命令にも、サチュレート演算命令があります。 しかし、1974年に登場したインテル8080マイクロプロセッサには、残念ながらサチュレート演算命令は存在しま
Windows Subsystem for Linux 2018年3月、Windows Subsystem for Linux (WSL)の仕組みによりWindows10で動作するUbuntu環境をインストールしました。「Bash on Ubuntu on Windows」は、Windows10でbashが動作するもので私はベータ版のときから使用していました。 最近では、「Bash on Ubuntu on Windows」と呼ばずに「Windows Subsystem for Linux」と呼ぶらしいです。 Bash on Ubuntu on Windowsとは Bash on Ubuntu on Windows をバージョンアップ(Ubuntu 16.04.2 LTS) 2016年08月 : Ubuntu 14.04.5 LTS リリース (By Windows 10 Annivers
Windows10では、コマンドプロンプト(cmd.exe)が強化されて使いやすくなりました。Windowsの標準作法である CTRL+C/CTRL+V によるコピペ操作がコマンドプロンプトで使用できるようになりました。 コマンドプロンプト・プロパティのオプションタグに「コンソールの新機能の詳細」というリンクがあります。 このリンクをクリックして、マイクロソフト TechNetの 「What’s New in the Windows Console in Windows Server 2016 Technical Preview」というページを見ます。 You can copy and paste text in the console using keyboard commands. CTRL+C now serves two functions. If no text is selec
2017年9月、Raspberry Pi3をUSBデバイスからブートすることができました。 これまでの Raspberry Piは、マイクロSDカードからブートし SDカード上のLinux OSを起動していました。ブート可能なデバイスは、マイクロSDカードのみでした。 しかし、Raspberry Pi3からはUSB大容量デバイスからブートするモードが実装されました。 When we originally announced the Raspberry Pi 3, we announced that we’d implemented several new boot modes. The first of these is the USB mass storage boot mode, and we’ll explain a little bit about it in this post;
WSL(Ubuntu) C++開発環境をVS Codeで構築 2018年3月、Windows Subsystem for Linux(WSL)で動作するUbuntuのC++開発環境をWindows環境で動作するVisual Studio Codeで実現しました。 マイクロソフトが WSLを正式リリースして、Microsoft StoreからUbuntuがダウンロードできるようになり、WindowsでLinuxが動作するという便利な時代となりました。 WSL : Windows で Ubuntu環境 を実行する Visual Studio Code(VS Code)を使用して、Windows Subsystem for Linuxで動作するUbuntuのC++開発環境を構築しました。VS Codeは、マイクロソフト社が開発したクロスプラットフォームで動作する高機能なソースコードエディターです
Windows Subsystem for Linux 2018年3月、Windows Subsystem for Linux (WSL)の仕組みによりWindows10で動作するDebian環境をインストールしました。 「Bash on Ubuntu on Windows」と呼ばれたベータ版のUbuntu環境が正式リリースしたので、まず最初にUbuntu環境をインストールしました。 WSL : Windows で Ubuntu環境 を実行する 2018年3月現在、以下のLinuxディストリビューションをインストールしてLinuxを実行することができます。 Ubuntu OpenSUSE Leap 42 SUSE Linux Enterprise Server 12 Debian GNU/Linux 2018年3月7日に Debian on Windowsが登場してMicrosoft St
stable(安定版)バージョンのRelease Noteによると、2016年11月25日現在の最新版は9.0.1 (2016-11-06)です。 pipは、PyPI(the Python Package Index) からパッケージをインストールできます。 pipのインストール 最初に、apt-getでpipをインストールします。 sudo apt-get install python-dev sudo apt-get install python-pip Python 2.7.9を使用していましたので、すでにインストールされているようです。 pipのバージョンを確認します。 pi@pi2note:~ $ pip --version pip 1.5.6 from /usr/lib/python2.7/dist-packages (python 2.7) pipのバージョンは、1.5.6で
画面の最終行を例として説明します。 ・CPU周波数 : 1200MHz ・CPU温度 : 74.1’C ・CPU使用率 : 76% ・コア別使用率 : 81 , 80 , 72 , 71 % Raspbian画面に温度計マーク出現 Python版OpenCVによる顔検出を実行したとき、画面右上に「温度計マーク」が表示されました。 Raspberry Pi Python版OpenCVによる顔検出 温度計マーク警告は、CPU使用率が高くなりCPU温度が上昇したのだと想像します。この例では、CPU使用率は76%です。 Raspberry Pi3が搭載している SoC(System-on-a-chip)は、Broadcom BCM2837です。そのCPUコアは、quad-core ARMv8 Cortex-A53でCPUが4個あります。 Python版OpenCVの顔検出は、4個のCPUを使用して
Raspberry Piには、RTC(Real Time Clock)というハードウェア・クロックが搭載されていません。そのため、ブート直後は前回シャットダウン時の日時になります。インターネットに接続状態の場合は、NTPサーバーと同期して日時を補正してくれます。しかし、インターネットに接続できない場合やNTPサーバーにアクセスできない場合は正確な日時が設定されません。 そこで、バッテリーバックアップ付きのRTCモジュールを接続することにより、インターネットに接続していない状態でブートした場合でも日時を保持できるようにしました。 「Raspberry Pi RTC 拡張モジュール DS1307」を購入して接続しました。この拡張モジュールは、MAXIM社の「DS1307」チップを使用しています。サイズは23mm×26mmの小型のボードで、10ピンのコネクタで接続します。時計はCR1220電池で
Image with desktop based on Debian Stretch Version: August 2017 Release date: 2017-08-16 Kernel version: 4.9 OSバージョンを調べます。 $ uname -a Linux pi3 4.9.41-v7+ #1023 SMP Tue Aug 8 16:00:15 BST 2017 armv7l GNU/Linux $ lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Raspbian Description: Raspbian GNU/Linux 9.1 (stretch) Release: 9.1 Codename: stretch ファームウェアのバージョンも調べます。 $ vcgencmd versio
Pi Desktopキットとは 2017年9月、Raspberry Pi3をPi Desktopキットを使用してSSDベースのデスクトップPCにしました。 私は、Pi Desktopキットを Physical Computing Lab で購入しました。 5,980円 … Pi Desktop [Element14-2687142] 6,800円 … Pi Desktop用 SSD 64GB Physical Computing LabのPi Desktop商品説明によると、以下のような特徴があります。 Pi Desktopは、Raspberry Piで簡単にSSDベースのデスクトップPC環境を作ることができるキットです。 Pi Desktopの主な特徴 SSD起動のOSとSSDストレージ 電源スイッチの搭載 リアルタイムクロック Piカメラ装着スロット Raspberry Piをデスクト
究極のプログラム設計図 PAD解説 bit誌でPAD図を知る bit誌の1980年3月号から3回連載で「PADによるプログラムの開発」という記事が掲載されました。 PADとは、日立製作所の二村良彦さんたちにより考案されたプログラム論理を記述する方法で、Problem Analysis Diagram(問題分析図)と呼ばれる2次元木構造をした図面です。 bit誌の連載記事の中では、直接説明していませんが、ダイクストラの提唱した構造化プログラミングによる段階的詳細化法を実践できる手法で、従来のフローチャートに代わる記述方法です。 PAD図とは、なるほど便利な記述方法だとこの記事を読んで思いました。しかし、フローチャートに慣れていた私は構造化プログラミングも実践できておらず、処理を上から順にフローチャートで書き下ろしていたため、PAD図でプログラム構造をすぐには書くことができませんでした。 フロ
はじめに 2017年3月、Raspberry Pi2に搭載しているARM Cortex-A7の特権レベルで動作するプログラムの作成方法について調べました。 ARMのシステム制御コプロセッサ(CP15)は、プロセッサが実装している機能のステータス参照や制御を行うものです。CP15を操作するほとんどの命令は、特権レベルで実行しなければなりません。 Linuxが動作している場合は、次のようになります。 非特権モード : アプリケーション用の動作モードで、ハードウェアに直接アクセスできません 特権モード : カーネル用の動作モードで、あらゆるハードウェアにアクセスできます すなわち、Linux上の一般的なアプリケーションソフトは特権レベルの命令を使用できません。特権レベルで動作するプログラムは、カーネルに組み込むことになりそうです。 カーネルとカーネルモジュール 私は、Linuxのカーネルのソース
Raspberry Pi2で音楽を聴く方法はいろいろあります。 I2S(Inter-IC Sound)規格でGPIOに接続するDACボードを増設 USB-DACを増設 HDMI出力でディスプレイーのスピーカーを使用 イヤホン・ジャックからのアナログ・オーディオ出力を使用 今回は、イヤホン・ジャックからのアナログ・オーディオ出力を小さなパワーアンプで増幅して小型スピーカーで聞くことにしました。 小さなアンプをネットで探していましたら、ベビー・アンプ(PS-3238)というキットを見つけました。 電源電圧範囲が1.8V~15Vと広く、消費電流が少ない特徴を持っています。基板のサイズも50mm×50mmと小型です。このアンプは、部品一式と回路図、組み立て説明書が入ったキットです。
『ある計算機屋さんの手帳』のウェブサイトへようこそ。 本ウェブサイトは、大学で計算機科学を学んだソフトウェア技術者の管理人が、コンピューターサイエンスやソフトウェア開発などについての経験やメモなどを記録した手帳です。 ソフトウェア技術や書籍情報の紹介もしていきます。 本屋で何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけたことはありませんか? このウェブサイトが、偶然の出会いであるセレンディピティ(serendipity)となれば幸いです。
はじめに 2016年12月、Raspberry Pi2に「Pi Supply Switch」という電源スイッチを接続しました。 Raspberry Piには、電源スイッチがありません。シャットダウンしてHALT状態になっても電源はOFFになりません。USBアダプタの電源で使用しているときは、電源がOFFにならなくてもあまり気になりませんでした。シャットダウンして停止状態になり、SDアクセスをしていないことを緑色LEDで確認して、USB電源を手動でOFFにすれば良いだけでした。しかし、バッテリ駆動することを考えると、停止状態で電源供給を止めないとバッテリを消耗してしまいます。 ネットで検索していると「Pi Supply Switch – On/Off Power Switch for Raspberry Pi」という海外製の電源供給を制御するスイッチのキットを発見しました。
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