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(2014年7月更新) 制作協力:「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン 下記の情報は、あくまでもその人物のイスラエルに関係する部分だけに注目したものです。つきましては、ここに掲載されている方々が他のことでいい仕事をしている可能性を否定するものではありませんし、もっとひどいことをしているのを隠蔽する意図もありません。 【衆議院】石原慎太郎(比例東京)/西村眞悟(大阪17区)/今井雅人(岐阜4区)/安倍晋三(山口4区)/中山泰秀(大阪4区)/平沢勝栄(東京17区)大野敬太郎(香川3区)/松原仁(東京3区)/山本有二(高知3区)/石川知裕(北海道11区)/中谷元(高知2区)/西田譲(千葉9区)/中丸啓(比例中国ブロック・広島3区)/藤井比早之(兵庫4区)/茂木敏充(栃木5区)/松田学(比例南関東ブロック)/務台俊介(長野2区)/長島忠美(新潟5区)/渡辺周(静岡6区)/大島敦(埼玉6区→比
Posted by :役重善洋 1月12日、演出家の蜷川幸雄氏は、イスラエルのテルアビブで、日本・イスラエル国交樹立60周年記念事業として今年12月に東京とテルアビブで「トロイアの女たち」を上演すると発表した。ユダヤ系とアラブ系のイスラエル人および日本人の俳優が共演するという。国際的に著名な日本の文化人がイスラエルの国家的イベントに参与するのは、ガザ虐殺直後、2009年の村上春樹のエルサレム賞受賞以来のことと言って良いだろう。 蜷川氏は、村上春樹のエルサレム賞受賞に対して国際的な批判があったことを意識して、「文化的なボイコットはすべきではない」(2月4日付朝日新聞)と述べている。その一方で、「中東和平は簡単に解決できる問題ではないが、『他者をどうやって容認できるのか』という命題に引き戻すところから始めざるを得ない」とも述べている。パレスチナ問題を、こうした「パレスチナ人とイスラエル人の民族
Posted by :早尾貴紀 親米・親イスラエル国家エジプトの政変と、自治政府の背信情報のリークで、パレスチナに「革命」が飛び火する? そんな期待とも心配ともつかぬ「思惑」もあちこちから聞こえますが、ちょっと待ったと言いたくて。そんな気持ちで 『週刊金曜日』の「アラブ民衆革命」 特集に文章を書きました。 圧政に対する批判と、ウィキリークスによる腐敗の暴露によって、チュニジアの大統領が亡命し、その余韻の残る1月23日に、突然報じられたパレスチナの「リーク情報」。アッバース政権下のファタハ・パレスチナ自治政府が、イスラエルとの和平交渉でエルサレム・領土・難民について大幅な譲歩を提示していた、といったことを示す機密文書が、アルジャジーラとガーディアン紙に「リーク(漏洩/暴露)」され、大きく報道されたわけです。 その直後、25日からエジプトで大規模なデモ開始。そしてとうとう2月11日に、ムバラク
無印良品に対して働きかけを行ったみなさまに敬意を表します。 また、良品計画社内でイスラエル出店中止のために尽力された方々にも敬意を表します。 2010年12月1日 良品計画:ニュースリリース 株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 金井政明)は、2010年4月12日に当社ニュースリリースにて発表しましたイスラエルへの出店計画の中止を決定いたしました。 当社は当該リリース発表後の具体的調査の結果、経済的な理由により、本計画の中止を決定しましたので、ここにお知らせいたします。 ニュースリリース:イスラエル出店計画中止のお知らせ 無印良品やイスラエルBDS(ボイコット)に関することを中心に最新の話題をお伝えします。 2011.01.22 (株)良品計画の回答を受けての見解 「Stop!! 無印良品 in 東京」実行委員会 (株)良品計画の回答要旨 「Stop!! 無印良品 in 東京」実
Posted by:情報センター・スタッフ 南アフリカのアパルトヘイト政権下を生き、アパルトヘイトおよびそれが意味するすべてのものから自由になるために闘った私たちにとって、パレスチナは多くの点で、未だ終わらぬ私たち自身の闘いなのです。 ファリッド・エサック サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会の開催を受けて、南アフリカに注目が集まるとともに、これを機にアパルトヘイトに興味を持たれた方も多いかもしれません。 そこで今回は、南アフリカのアパルトヘイトと同時にイスラエルのアパルトヘイトにも思いをはせるべく、南アフリカで反アパルトヘイト運動を経験したファリッド・エサックさんが、いまなおアパルトヘイト下にあるイスラエル/パレスチナを訪れたときに書いた「パレスチナの皆さんへ、ある南アフリカ人より」という文章を紹介します。 ファリッド・エサック Farid Esack 2009年4月25日 親愛なるパ
Posted by:情報センター・スタッフ アパルトヘイト時代の南アフリカに対するBDS活動(ボイコット、資本の引き揚げ、制裁を求める活動)に深くかかわってきた人権活動家のアドリ・ニューホフさんが、イスラエルのガザ自由船団襲撃に対するヨーロッパ、アフリカ、中米などでのBDSアクションを伝える記事です。個人レベルでのイスラエル製品不買運動は当然のこととして、労働組合や自治体レベルでのボイコット、また、スポーツや学術・文化レベルでのボイコットなどが具体的に書かれており、BDSが実に多様な規模・内容のもとで展開されていることがよくわかります。南アフリカのアパルトヘイト体制を崩壊させたのも、その最大の動因はBDSにあったと言って過言ではありません(以下に書かれているように、今回の南アフリカの対応もすごいです)。 ひるがえって日本では、イスラエルBDSが世界的な広がりをみせるこのタイミングで、「無印
Posted by:情報センター・スタッフ 5月31日にイスラエル軍からの一方的な攻撃を受けた現場(船上)にいた人たちのうち、早くに解放された何人かの証言です。その後、イスラエルに拘束されていた人たちも解放されはじめたので、これからさらに多くの証言が公にされるでしょう。700名近くの人びとの証言にイスラエルの "嘘" が太刀打ちできるわけがありません。 【証言1】 6隻で構成されていたガザ自由船団のリーダー船(最も激しい攻撃を受け、死者を出した船)マヴィ・マルマラ号(Mavi Marmara)に1歳のお子さんと一緒に乗っていたトルコのニルフェル・セティン(Nilufer Cetin)さんほか、数名の平和活動家が、1日(火)の時点で解放されました。以下は、ハアレツ紙掲載の、2名の記者+APによる記事が伝えた彼らの証言の一部です。 「この計画に参加すれば危険がともなう可能性があることは承知して
Posted by:情報センター・スタッフ ガザ自由船団への攻撃・虐殺についての、日本政府・外務報道官による恥ずべき談話を転載します。 外務報道官談話 イスラエル国防軍と活動家との衝突について 2010年5月31日 ガザへの支援物資を積載していた船団に乗船していた人々が,イスラエル軍との衝突により犠牲になったとの報に接し,衝撃を受けました。このように多数の犠牲者が生じたことは極めて遺憾です。我が国は,今回の痛ましい事態を招いた暴力的行動を非難します。 犠牲者の御遺族に深甚なる哀悼の意を表します。我が国として本件に関する徹底した調査がなされ,事態が究明されることを求めます。 我が国として,すべての関係者に対し,暴力の連鎖を惹起しないよう,行動の自制を強く求めます。 国際的な人権団体による支援物資運搬船に対する一方的攻撃にもかかわらず、「衝突」という認識(朝日新聞も「衝突」と書いていましたが)
Posted by:情報センタースタッフ 5月31日、封鎖されたガザに向けて支援物資を運ぶ「ガザ自由船団」の船がガザ沖の公海上で、イスラエル軍に急襲され、数十人が殺傷されるという事件が起きました(イスラエル政府は殺した人数を9名と1日に発表。負傷者は30人程度。ただし、氏名等は明らかになっていません【追加】非公式ですが、ハイファの病院が死者数は25~26人と出したとイスラエル人が情報をくれました。確認はとれていません)。 襲われた船団は、「フリー・ガザ・ムーブメント」が主にトルコの団体と人道的支援として組織し、1万トンの支援物資と、政治家や元軍人などを含む50カ国700人ほどの活動家、ボランティアを載せて、封鎖で苦しむガザに向かっているところでした。支援物資の中身は、主に浄水装置や建設資材、それに教育資材などで構成されていました。 船団はイスラエル特殊部隊による急襲を受けて、死傷者を出し、
Posted by:情報センター・スタッフ 5月10日から13日にかけて、外務省の招待で来日しているイスラエルのリーベルマン副首相兼外相(Avigdor Lieberman/リーバーマン)が鳩山首相、岡田外相とそれぞれ会談した。 リーベルマン・イスラエル副首相兼外相の来日(外務省) 体裁を取り繕うことなく人種主義を掲げ、イスラエル国内からのアラブ人の追放やアラブ人の市民権の剥奪を堂々と公言してはばからないリーベルマンは、右派ばかりがひしめくイスラエル政界の中でも際立った存在感を示す極右政党「イスラエル我が家」(我が家イスラエル)の党首。 鳩山首相と岡田外相にしてみれば、そのような物騒な人物と会談するのは、さぞ恐ろしい体験だっただろうし、リーベルマンにしてみれば、はるばる日本までやって来て、下等な人種の、あるいは同じ人間とも思っていない連中と笑顔で挨拶を交わし、会談するなど心外だったに違いな
Posted by:情報センター・スタッフ ファッション、インテリア、生活雑貨などの大手ブランド、無印良品(株式会社良品計画)がイスラエルへの進出を発表しました。2011年中にテルアビブかエルサレムに1店舗を出店する予定とのことです。無印良品がイスラエルに出店すれば、無印良品はイスラエルに小売店を出店する歴史上初めての日本企業となります。 アパルトヘイトを終わらせるために世界的なイスラエルBDSキャンペーン(イスラエルに対するボイコット、資本の引き揚げ、制裁措置を求めるキャンペーン)が地道に広がりを見せている中、いまイスラエルにわざわざ進出するということは、アパルトヘイト時代の南アフリカにわざわざ進出するのと同じだというイメージを多くの人が持つでしょう。そして、それは間違いなく無印良品にとって消えぬ汚点となるでしょう。 無印良品が何か政治的な判断をして積極的にイスラエルのアパルトヘイトに加
2009年8月17日 8月30日の衆議院選挙を前に、各政党に対して「中東和平問題に関するアンケート」を行いました。結果は下記の通りです。 はじめに 以下は、アンケートの前文です。 「パレスチナ情報センター」では、この度の衆議院選挙において、有権者の参考に資するため、各政党にたいして中東和平問題に関するアンケートを行うことにいたしました。 日本政府は、1993年のオスロ合意以降、「中東和平」に大きく関わり、これまで累計10億ドルにのぼる支援を行ってきました。しかし、この16年間、その「中東和平」は進展するどころか、ガザの虐殺に象徴されるとおり、ますます解決への道が遠ざかっているように思われます。今年1月に就任したオバマ米大統領は、歴代政権と比べると、入植地の拡大凍結をイスラエルに強く求めるなど、これまでの「中東和平」の限界を踏まえた政策転換を行おうとしているようにも見受けられます。 ここにお
Posted by :早尾貴紀 イスラエル国内でアラブ人口がもっとも多いのが北部ガリラヤ地方であり、1947年の国連分割決議においてさえ「アラブ国家」とされるべき地域とも大きく重なっている。 実際この地域を歩けば、人為的に新しく建設されたユダヤ人の町、カルミエールや、ナザレ・イリット(上ナザレ)などと、そして岡の頂上に点在する監視所的なユダヤ人の集落を除くと、あとはほとんどが「アラブ地域」であることがわかる。すなわち、イスラエル「国内」では普通は「ユダヤ人入植地」という言い方は成り立たないが、しかし事実上これらは、端的に占領地における入植地と同じ存在形態をとっていると言っていい。 その意味では、イスラエル国内の非ユダヤ人地域というのは、「ユダヤ国家」の内なる外部であり、なんとか「ユダヤ化」を促進しなければならない対象地域として位置づけられている。 ことあるごとに「ガリラヤのユダヤ化」計画は
Posted by :早尾貴紀 2月からロードショーの始まった映画 『シリアの花嫁』 は、もうかなりの地域で上映されたようだ。好評で、6月、7月もまだまだ各地を回るらしい。 僕がこの映画を最初に見たのは、2004年の夏。当時滞在していたイスラエルでだ。公開してすぐのイスラエルでも、この映画は評判が高く、先行上映の映画祭やプレミアム上映では、チケットがすぐに完売し入手するのも困難だった。 僕がこの映画に関心をもったきっかけは、何よりもドルーズの国籍や政治的ポジションの困難さを描いていたからであった。02-04年にかけて、僕はドルーズのフラットメイトとともにエルサレムに住んでいた。彼といっしょに、別のドルーズをテーマにした映画も観ていた( 『凧』というタイトルの映画 で、こちらはイスラエルとレバノンとの国境を舞台にしていた)。 ドルーズとイスラエル/パレスチナ問題については、すでにいろいろと書
Posted by :早尾貴紀 昨日(5月27日)発売されたという村上春樹(以下敬称略)の最新小説『1Q84』が、発売前からのAmazonでの予約数が1万を越えたということで、前代未聞の反響らしい。今朝(5月28日)も、朝からNHKのニュースで大きく取り上げていました。 僕個人としては、どうしてこの小説のタイトルが、ドクトル梅津&浅田彰が1984年に出した『1Q84』(カセットテープ付き、ペヨトル工房)と同じなのか、意識してないはずはないと思うので、そのあたりの意図は何かな、と気になるぐらい。ドクトル梅津ファンとしては。 この機に便乗して、ドクトル梅津&浅田彰の『1Q84』をCDブックで復刊してくれる出版社は現れないかと期待したり(ペヨトル工房は倒産してしまったので)。 それはさておき。 今朝のNHKの村上春樹の大反響についてのニュースを聞いていて、エルサレム賞受賞がこういう傍証として利用
Posted by:役重善洋 日本政府とJICAがパレスチナのヨルダン渓谷で進めている「平和と繁栄の回廊」構想に関して、2009年3月、パレスチナのNGOから声明が出されました。 内容的には、2007年11月に、ストップ・ザ・ウォール・キャンペーンが出した批判レポート「JICA(国際協力機構)のヨルダン渓谷開発提案に対する意見書」を踏襲したものですが、今回は、パレスチナの代表的NGO100団体以上が加盟しているPNGOというネットワーク組織およびバディール資料センターが連名に加わっています。 今の政治情勢で、回廊構想が今後順調に進んでいくとは到底思えませんが、新たに「観光振興プロジェクト」を開始するなど、今後も、「日本の中東和平への貢献」をアピールするための道具として、何らかのかたちでこの構想が進められていくことは間違いありません。ということで、今後も現地の声を聞きつつ、この問題への監視を
・ 2009.04.02 ・ PCHR(パレスチナ人権センター):ガザ攻撃の死者数の最新確定データ Posted by:情報センター・スタッフ 2009年3月26日付プレスリリースによると、PCHRの調査およびクロスチェックの結果、2008年12月27日~2009年1月18日のイスラエルのガザ攻撃によるパレスチナ人の死者数が、先の報告(日本語訳)から以下のように修正されています。 【最新確定データ】 死者総数:1417人 一般市民:926人(うち未成年者313人、女性116人) 非戦闘員の警察官:255人 レジスタンスの戦闘員:236人 ガザ地区イスラエル連絡調整局(the Israeli Coordination and Liaison Authority for the Gaza Strip)が主張するところでは、死者総数1370人、うち戦闘員600人、一般市民309人、未分類320人
AIC(オルターナティブ・インフォメイション・センター)が発行する『News From Within』の2005年7・8月号から、「イスラエルに対するボイコットと資本の引き揚げ、そして制裁措置を求めるキャンペーンの成功のために── 南アフリカの経験」という文章を紹介します。 【序文】 最近パレスチナ人たちの市民社会が団結して、イスラエルに対するボイコットと資本の引き揚げ、そして制裁措置を行うようにと求めるキャンペーンを開始した。こうした呼びかけというのは理にかなったものだろうか?南アフリカの人々の経験は何か役に立ち得るだろうか? 以下の文章で筆者は、南アフリカの反アパルトヘイト運動での彼自身の経験をもとに、このようなキャンペーンにおける地元レベルでの動員の重要性についての視点を提供している。さらにバンガニは、離散の地に生きるパレスチナ人たちが行い得る貢献についても検討している。彼は、アフリ
Posted by:早尾貴紀 Haaretz haaretz.com いわゆるNGOのサイトではありませんが、パレスチナ/イスラエル問題を考える上での基本サイトとしてご紹介します。 イスラエル/パレスチナの新聞事情と『ハアレツ』の位置 イスラエルの新聞業界の中で置かれている『ハアレツ』の位置は、中道左派の(やや)インテリ紙。もちろん、左派とは言っても、全体が右傾化しているイスラエル社会の中の左という意味だから、パレスチナ側から見たらとても左とは言えないものですが、一般のイスラエル・ユダヤ人からすると、パレスチナ寄りの「偏向新聞」。 イスラエルにはその他のヘブライ語紙としては、『イディオット・アハロノート』と『マアリブ』が大衆紙として知られており、イスラエルの一般的な世論を知るには実は重要なのですが、英語サイトがありません。『ハアレツ』は充実した英語版を紙でもサイト上でも出していまので、外国
Posted by:情報センター・スタッフ 1月27日、ガザ地区とイスラエルの境界付近で戦闘があり、イスラエル兵士1人が死亡。イスラエル軍がそこから近いガザ地区内の町、ハン・ユニスを空爆し、パレスチナ人1人が死亡。 イスラエル側は「パレスチナ側が不当な攻撃を仕掛けたので報復した。さらなる報復をおこなう」と宣言。 メディアは、「戦闘再開」や「衝突再開」と報道している。 またここで「報復」とか「衝突」という表現が使われている。 だが、「一方的停戦」以降も、イスラエルは、ガザ地区の封鎖を一切解いておらず、陸海空は軍事包囲下にあり、しかも上空には無人・有人の偵察機・戦闘機が飛び回っている。散発的な砲撃・銃撃も続く。 そもそもガザ地区には、2000年の第二次インティファーダ以降、「停戦」などなかったのだ。それが、02年(大侵攻)、05年(一方的撤退)、06年(ハマス政権)と、包囲攻撃と空爆がどんどん
パレスチナのNGO「Badil資料センター」のニューズレター『Al-Majdal』からの翻訳です。 パレスチナの171団体が署名した「ボイコットと資本の引き揚げ、制裁措置に向けた呼びかけ文」です。 何よりもまず、パレスチナ人たちの側が非常にピンチな状況にあるなかで、かなり多数のパレスチナ人たちの運動団体が、一致点を見出す形で、今後に向けた一定の方向性を提出した(というか、パレスチナ人たち自身の運動の側でのイニシアチブの一つ)ということには意味があるのではないかと考えます。 また、南アフリカの反アパルトヘイトの闘いへのパレスチナ人たちの側からの注目、占領地の問題と同じレベルでイスラエル国内のパレスチナ人たちの状況に言及している点、なども注目すべき点かな、と思います。 岡田剛士 2005年9月5日 (呼びかけ文のあとに簡単な解説があります。そのあとに、呼びかけに署名した団体の一覧があります)
Posted by:情報センター・スタッフ パレスチナ/イスラエルに関する多くの重要なレポート・論評を掲載してくれているサイト「エレクトロニック・インティファーダ」の共同創設者であるアリ・アブニマーが、昨年12月27日、イスラエル軍によるガザ空爆が開始されたその日に発表した記事です。 この3週間あまりの間、多くの人やサイトで引用・参照されてきたもので、「基本文書」の位置づけにあると言っていいものですが、「停戦」--一般の人たちの目には「これで終わった」と映る状況になった今に、よりふさわしい内容とも言えます。 アリ・アブニマー エレクトロニック・インティファーダ 2008年12月27日 「ラッパを吹き、太鼓を打ち鳴らして、イスラエル空軍が今行なっていることを祝いたい」──これは、ガザに隣接するスデロットのイスラエル市民防衛隊幹部、オフェル・シュメーリングが、今日、アル・ジャジーラで言い放った
Posted by :早尾 貴紀 イスラエルが、ガザ地区攻撃について、「一方的停止」を宣言した。 アメリカ新大統領就任に合わせて侵攻していた軍隊を撤収。これでますます、手前勝手な軍事攻撃(それこそ「報復」でも「自衛」でもなく「一方的攻撃」!)だったことが明らかになったが、そのあからさまさには言葉を失いかける(あからさまなのに止められない国際社会の無力)。 これでメディアや世論が、停戦だ、和平だ、復興だという方向に流され、そしてこの虐殺が忘却されることがたいへん懸念される。 これまでも繰り返してきたが、イスラエルのガザ包囲攻撃は、ハマス政権誕生以降、三年間一貫してきたものであり、いまなおギリギリと締め上げているのだ。人と物の出入りは禁止された監獄に、陸海空からつねに砲撃の照準を定められている状態が、今後も続いていく。これは攻撃の継続としか言いようがない。 それにしても、05年夏にイスラエル軍
Posted by:早尾 貴紀 イスラエルが、ハマスと停戦合意をすることなしに、一方的に戦闘行為を停止するという。 一刻も早く殺戮を止めなければならないことを考えれば停止することそのものは重要なことだ。 しかし、 スタッフノートでも繰り返してきたように 、問題は占領そのものである以上、何一つ「解決」などしていない。 占領があるところに抵抗が必ずある。イスラエルは抵抗を弾圧するために、何度でも武力行使をする。これが繰り返されてきた(イスラエルは「抵抗の弾圧」という構図を隠蔽するために、ハマスを挑発して反発を誘い、「報復」という口実を手にしているが)。 イスラエル軍が駐留を続け、封鎖も継続するというのは、見た目の戦闘行為の一時停止ということにすぎない。「停戦」などではけっしてなく、「攻撃の継続」「軍事行動の継続」にほかならない。 しかも、「一方的」というのは、いつでも「一方的」に戦闘行為を再開
Posted by:情報センター・スタッフ 1月6日、ジャバリヤの国連学校がミサイルの直撃を受け、40人近くの人が殺された時のことを書いた記事です。すでに10日前のことになります が、ここに書かれたことは、今もまったく変わっていません(事態はさらに深刻化しています)。ガザでは日々、こうした光景が積み重ねられて いっています。 エヴァ・バートレット エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine 2009年1月8日 昨日の朝、パレスチナ赤新月社の救急車同伴のシフトを終えてから、私たちは国連が運営するジャバリヤのアル・ファフーラ学校に行った。前の日(6日)、家を失って避難していた少なくとも40人の人がイスラエルのミサイルの直撃を受けて殺された場所だ。私たちが着いた時は礼拝の時間に当たっていて、学校の前の道路で祈りが捧げられていた。屋外で祈りが捧げられているのは、パレ
Posted by:早尾貴紀 二年前に 東京大学UTCP で招聘したイスラエルの反シオニストの歴史学者イラン・パペ氏が、今回の事態を受けて緊急に執筆した文章です。 なお、このときのパペ氏の講演集は、 ミーダーン編訳にて『イラン・パペ、パレスチナを語る――「民族浄化」から「橋渡しのナラティヴ」へ』(つげ書房新社、2008年) として刊行されています。今回のガザ攻撃の背景を知るうえでも有益です。 また、すでに予告していますように、この同じUTCPの枠組みで、今度はガザ問題の専門家、 サラ・ロイ氏を3月はじめに招聘します 。 ロンドン・レヴュー・オヴ・ブックス(オンライン限定版) 2009年1月14日 「まず彼らを柵で囲い込み、そして、、、」 (改題:イスラエルのメッセージ) イラン・パペ 2004年にイスラエル軍は、ネゲヴ砂漠のなかに模造したアラブの町をつくり始めた。実寸大の町で、名前のついた
Posted by:情報センター・スタッフ ガザでISM(国際連帯運動)の一員として活動しているカナダ人エヴァ・バートレットさんによる、医療スタッフに対するイスラエル軍の攻撃を現場で体験した(自分も銃撃された)レポートです。 医療活動に対する妨害や攻撃がジュネーヴ条約に反する戦争犯罪であることに加え、この攻撃は、イスラエルが言うところの「人道支援のための3時間」の停戦中になされたとのことです。 各所で報じられているように、イスラエル軍による医療スタッフへの攻撃も、「人道支援のための3時間」の停戦中の攻撃も、ともに珍しいことではありません。 文章のあとに、スタッフが撮影した映像も掲載しています。 エヴァ・バートレット エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine 2009年1月12日 1月7日、スペインの人権活動家でドキュメンタリー作家のアルベルト・アルセと一緒
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