サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大阪万博
actuary-math.hatenadiary.org
今日は「文系学部出身とアクチュアリー」というテーマで考えてみます。 このブログの読者 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090213#c1234968961 の方で Yahoo!知恵袋に 「実務経験を積めるような職場に就職するのには理学部数学科ではなく経済学部卒でも可能なのでしょうか?」 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1423314534 という質問を寄せられた方がいらっしゃいます。 この質問への回答に対するコメントの最後で 「回答者様の周りにも文系学部出身のアクチュアリー.もしくはアクチュアリー志望の方はいらっしゃるのでしょうか?」 と聞かれたのですが、この質問が「解決済み」になり、これ以上答えを書くことができないので、こちらのブログを読まれることを期待して、こちら
(2010/2/18 8:06 JST 追記 大事なリンクを忘れていました。 アクチュアリー試験は「合格しない試験」か? http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20081205 ) 長くなると思うので最初に200字で要約しておきます。*1 司法試験とアクチュアリー試験の難度は人により違う。アクチュアリー試験が難しい理由は、年1回の試験であること、時間の少なさ、情報の少なさ及び書籍・予備校の少なさ等であるが、高3+αの基礎を習得し正しい方法で勉強すれば文系出身者でも十分合格可能でそのような例は珍しくない。したがって、文系でも興味と数学の基礎力がある方は「司法試験より難しい」という評判に惑わされずアクチュアリー試験受験を検討してほしい。 (200字) *1:140字にトライしようとしたが http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20
しばらくぶりのエントリーですが、今日はいわき(@s_iwk)さんのブログのエントリー http://iwk.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/2-8042.html を受けて私の方でも2次試験についてエントリーを立ててみることにしました。 本ブログは主に1次試験特に数学の受験者を対象とするもので、以下、既に全科目受かった方、あるいは今2次試験に挑戦されている方には当たり前のことになってしまうのかも知れないのですが、まだ2次試験の問題を見られたことのない方などには、何がしかの参考になれば幸いです。 なお、 (a)(私も)試験委員はやったことがないこと (b)損保で2次試験を受けたので、以下損保に関する記述が中心となり、生保・年金には当てはまらない部分もあること は御了解ください。 2次試験は上腕三頭筋が痛くなったりした記憶がある*1ほどの記述量があるのは確かで、ど
このブログで何度か 高校3年〜大学1・2年くらいの微分積分、線型代数の「基礎」を習得 すべきと申し上げていますが、 (例えば、 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090930 ) それを学ぶのに効率的な書籍がなかなか出ていなかったのも確かです。 東北学院大学准教授の神永正博先生のブログ http://kaminaga-weyl.blogspot.com/2009/10/blog-post_20.html にある、 神永先生と東北学院大学で講師をされている藤田育嗣先生、東邦大学等で講師をされている石川賢太先生が著された 「計算力をつける微分積分」(isbn:4753600319) 「計算力をつける線形代数」(isbn:4753600327)*1 が内容的には私の理想とするものにかなり近いものになっているようです。 (これらの本にはまだ目をとおしていない
「生保数理(定常人口)についての問答」シリーズの途中なのですが、 今日は アクチュアリー試験のための数学の参考書・問題集 というテーマで考えています。 私の立場は(繰り返しになりますが) (a)唯一お薦めしているのは、過去問題集 (b)過去問で必要とされる事項を判別できれば、あとは自分に合う(もちろん出題範囲に合う)参考書・問題集に当たればよい というものですが、(a)の具体的な書名を挙げてほしいという声もあるので、私が目を通した(持っていないものも含まれます)ものを何冊か列挙し、それらの注意点などを述べたいと考えます。 念のため申し上げますと、 (ア)確率・統計の本は数多くあり、ここに挙げた本以外にもアクチュアリー試験に適した本が存在する可能性はあります。 (イ)ここに挙げた本もその他の本も基本的にはアクチュアリー試験のために編纂されたものではないため、過去問との照合が一層重要になること
(2010/3/7 追記) 「数式を画像化するサイトやサービス」(by 結城浩さん) http://www.hyuki.com/d/200912.html#i20091219090000 「数式の使えるWebサービスまとめ」(in 「ナンクル力学系」) http://arataka.wordpress.com/2008/12/20/equations-in-web/ 等もご参照ください。 アクチュアリー試験とは直接関係ないのですが、(無料の)ブログ・Wikiサービスでの数式使用について考えてみます。 ブログ・Wiki等で数式を使ってみたいというニーズは(少数ながら?)当然存在すると考えられます。 私もその一人ですが、ネット上に散在している情報をまとめることにより、このようなニーズをお持ちの方に少しでも資することを目的としています。 ただし、全て無料サービスなので今後サービスの改廃等の可能性
平成19年度資格試験問題集の年金数理の問題1(8)についてブログの読者の方からご質問を受けたので、ご質問者の許可を得て掲載いたします。 私は年金数理の専門家ではないのでその点はご容赦ください。 問題の概要とご質問者のご質問内容は次のとおりです。 (問題の概要) ある年度の年金制度の諸数値が以下のとおりであった時、この年度の差損益として正しいものを選べ 期初責任準備金 2000 期末責任準備金 2300 期初過去勤務債務 500 標準保険料 (年一回期初払い) 400 給付(年一回期末払い) 300 予定利率 5.5% 実際利回り 7.5% 過去勤務債務償却方法及び償却割合 初期過去勤務の30%を償却(年一回期初払い) (ご質問内容) 問題では予定利率5.5%と実際利回り7.5%があります。実際利回りで (1500+400+150)*1.075−300=1903.75 として期末積立金を求め
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『アクチュアリー試験数学の研究』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く