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大阪万博
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米国ハワイ州ホノルルで国際学会「VLSIシンポジウム」が開催されました。 会場はいつも通り。ヒルトンハワイアンビレッジです。 写真は、宿泊したヒルトンハワイアンビレッジ(タパタワー)からの眺めです。きれい。 今回はとてもめずらしいことに、米国のプレスメディアがいくつか、参加しました。 そしてさらにめずらしいというか、たぶん初めて「プレスルーム」が設けられました。ありがとうございます。 同じくたぶん初めて「プレスランチヨン」が開催されました。ただしインフォーマルミーティングでしたが。 前回のハワイ開催、つまり2016年では。プレスで参加したのは、たった一人だけでした。オンリーワン!? つまり自分だけです(爆)。あまりのことに脱力しましたが。ハワイと米国本土間の航空運賃は高いんですよね。それが原因かも。 でも、そもそもシンポジウムも知名度が低いのかもしれない。 そこでといいますか。米国のPRエ
心理学に「刷り込み」や「インプリンティング」などと呼ばれる用語があります。「赤ちゃんは最初に見たものを、親だと思う」といった意味で使われたりします。 刷り込み - Wikipedia 引用:「特定の物事がごく短時間で覚え込まれ、それが長時間持続する学習現象の一種。」 自分は1980年代前半に就職して出版社に入り、初めて編集部に配属されました。すると「出版社とはこういうもの」、「編集部とはこういうもの」といった刷り込みが当然ながら、入ります。編集部では隔週刊の電子技術雑誌「日経エレクトロニクス」を作っていたので、「雑誌とはこういうもの」、「技術誌とはこういうもの」といった刷り込みも入ります。日経エレクトロニクスは編集者が記者を兼ねている(この点は普通の雑誌とは大きく違います)ので、編集者の仕事とはどういったものか、記者の仕事とはどういったものかも教わります。 さらに、デスク(副編集長)とはど
エンジニアの味方を自称するオンライン誌「日経テクノロジーオンライン」がIEDM 2016レポート特集を組んでいます。読むと一見して内容が素人といいますか、辛すぎます。あんまりこんなことはしたくないし、時間がもったいないんですが、あまりに酷い点は正しておかないと読者が誤読してしまいそうで。 とりあえず言いたいのは。「現地に派遣したのは、なぜベテランの野澤氏じゃないんだー!! 根津氏っていったい誰???」です。あちゃー。 それでは行きます。「>」とあるのは本文の引用箇所です。 まずこの記事 「韓国Samsung Electronics社は、28nm世代のCMOSロジック(28nm LPP Logic)に向けた、8Mビットの混載MRAM(Embedded MRAM)を試作し、「IEDM 2016」で発表した」 http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/event/15/
新聞、テレビ、雑誌、ウエブマガジンなどのマスコミ(プレス)の記者は原則として、取材先に謝礼を払わない。 取材という行為は商取引に例えると仕入れに相当する。新聞社や出版社などは、取材によって原材料を仕入れて独自に加工し、製品(記事や番組など)として売る。加工貿易と似ている。 このように考えると、仕入れに代金を払わないのは異常である。 米国に出張したときにプレスにたずねてみたが、特別な場合を除き、謝礼を払わないことの方が多いというコメントを得た。取材に謝礼を払わないのは、日本に限らない。 謝礼、または代金を払わずに仕入れをしても許されるのはなぜか。 ニュース番組を作ったり、記事を書いたりする行為には、通常のビジネス(金儲け)とは違う、別の価値があると社会が認めているからだ。言い換えれば、社会に貢献していると認められているし、社会に貢献することが求められている。 それは、政治家の腐敗や企業の違法
仕事の帰りに三十代半ばの人と会話していて、年齢を重ねると逃れられないできごとについてまとめる機会がありました。あくまで個人的な経験と知人からの感想に基づくものですが。三十代前半より若い人は、これから自分に何が起こるのか、知っておくのも悪くないかと。とにかく、いろいろ覚悟しておいてください。 40歳前後までに身体か精神か、どちらかを壊します。例えば肝臓を壊すとか、ヘルニアになるとか、腰を痛めるとか、うつになるとか、自律神経失調になるとか。長時間を真面目に真剣に働いていた方ほど、壊す確率が高いです。三十代まで無理させていたツケがくると考えましょう。 40歳から45歳までの間に、老眼になります。早い人は40歳くらいで、近くのものが見えづらくなります。ついでに暗いところでものが見えにくくなるという属性がもれなくついてきます(そんなもの要りませんが)。私は42歳くらいで老眼が始まりました。近眼でも老
アジレント・テクノロジーが4月11日に東京都江東区有明の東京コンファレンスセンター・有明で新製品発表の記者会見を開催しました。超広帯域オシロスコープのハイエンド品です。会見から起こした記事をマイナビニュース様に掲載していただきました。 「Agilent、帯域幅が63GHzの超広帯域オシロスコープを発売」 http://news.mynavi.jp/news/2012/04/11/115/index.html いつもは詳しいカタログを参照して記事に情報を追加するのですが、この製品に関しては詳しいカタログが見つかりませんでした。そのため、記事の内容は浅いです。 EDN Japanにも記事が掲載されております。計測機器に関する記事を日本でたぶん最も深く書ける、薩川副編集長による署名記事です。 「アジレント DSOX 90000Q:63GHzの超広帯域リアルタイムオシロ、ノイズとジッタも業界最小を
米国出張は自分の場合は圧倒的にサンフランシスコ空港(SFO)行きが多く、そしてそのほとんどはサンフランシスコ市内またはシリコンバレーが目的地です。 サラリーマンのときは出張旅費が会社持ちだったので、空港シャトル(ミニバン)やタクシー(景気が良いとき)などを使っていました。また古くはSFOと市内中心部を「エアポーター(Airporter)」と呼ばれる大型バスが結んでいたのですが、このバスは潰れてしまい、今はありません。 最近は、空港と市内を移動するのに最も良く使っているのが鉄道システムの「BART(Bay Area Rapid Transit、バート)」です。料金はシャトルよりも安い。BARTの駅付近にホテルをとっておき、空港からBARTで移動して、駅から少し歩いてホテルに到着、というやりかたをしています。 BARTのホームページ http://www.bart.gov/ BARTの日本語ホ
日経BP社の2009年決算概況が公表されました。売上高は前年比19%減で営業赤字に転落しました。広告の落ち込みがひどく、前年比29%に達しています。 ソース:新文化オンライン http://www.shinbunka.co.jp/news2010/03/100312-01.htm 引用:「・・・売上高は428億0500万円(前年比18.9%減)、営業損失は10億5300万円、経常損失は7億4500万円。当期最終利益は未公表であるが、損失であるという。売上高の内訳は「広告」177億2700万円(同28.8%減)、「販売」228億7400万円(同6.5%減)・・・」 最終損益には退職勧奨制度の特損およそ14億円(推定値)が加算されるので20億円以上の損失になると推定されます。 あと、売上高が100億円減っているのに営業損益が25億円のマイナスというのはちょっと微妙な数字です。大幅な固定経費削減
一説に、有料定期購読方式の雑誌の開発コストは5億円〜10億円程度と言われている。 これは、1年購読や3年購読などの有料購読誌で何万という部数を集めることは簡単ではないことが大きい。例えば基本設計を「月刊誌(年12回発行)で年間購読料が1万2000円、創刊時部数を4万部」としよう。 4万部を集めるためには、少なくとも400万部のDMを送る必要がある。 DMコストを1部200円とすると、DM総コストは8億円になる。 もっとも年間購読料が1万2000円なので、仮にネット1万円とすると4億円の収入が後で入ることになる。差引4億円のマイナスである。 ただし、これはDMのヒット率を1%と仮定した場合の計算値だ。 1980年代ならともかく、現在のDMヒット率は非常に低い。言い換えると1%というのはものすごく甘い仮定である。0.5%でもあやしい。 ところが0.5%仮定になると、DM総コストは一気に2倍の1
前回のエントリー http://d.hatena.ne.jp/affiliate_with/20080127 みっくみくにされた偉大な皆さまの「ものづくりニコ動」をご紹介する「みっくみくエンジニアリンク」。最近さぼっていたのが、突然火が着きました。 4月20日に東京某所で開催されたMake:Tokyo Meetingに「ニコニコ技術部」が参戦すると聞いて行ってしまいました。 有志の皆さまとご挨拶し、有志の皆さまによるご講演を拝聴し、大感激を胸に帰りました。 ようやく時間がとれました。作りました。 世界最強の萌え集団「ニコニコ技術部(実態はみくみく技術部ですが)」の動画レポートです。 自分にとって初めての動画制作作品です。 よろしかったらご覧くださいませ。 【ニコニコ動画】ニコニコ技術部、推参!!(そのいち) 【ニコニコ動画】ニコニコ技術部、推参!!(そのに) 動画制作ってなんて面白いんだろ
大学院修士課程を修了してから、20年ほど編集部に勤務した。 ほとんどは雑誌の編集部だった。 この20年を振り返ると、編集職場の労働環境は確実に悪化し続けてきたと断言する。 入社当時の雑誌編集部はのんびりしたものだった。 出社時間は9時半である。しかし9時半に出社している編集部員は2〜3名以下。 編集部全体では20名強の人数だったので、1割りくらいである。 だいたい10時〜11時の時間帯で、半数以上が出社してくる。 なかには強者の先輩社員がいて、出社するとまず昼御飯、それから休憩、午後3時半ころに夕刊をのんびり読むといった、いつ仕事をしているのか、新人である自分にはさっぱり分からない行動パターンだった。でも原稿は出ていたので、手品を見るような気分になった。 昼ごはんはおおよそ、午後1時くらいに始まる。ラッシュが終わってからだ。 編集長が声をかけ、席にいた編集部員が立ち上がり、編集長以下10名
最近とみに「生成AI」が話題です。 筆者は「生成AI」の出力はいわゆる「真実性が担保されない情報(事実であるかどうか不明な情報)」であることから、業務利用には懐疑的な立場をとっております。 筆者が作成した記事や原稿、図面、写真などには「生成AI」を使っていないことを保証します。 この保証には、技術同人誌も含まれます。 また英文翻訳作業では機械学習系翻訳ツールを使うことがあります。 翻訳文をそのまま記事の文章とすることはありません。 以上、宣言いたします。 EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。 シリーズ「2022年度版 実装技術ロードマップ」の第52回です。 eetimes.itmedia.co.jp 第6節「新技術・新材料・新市場」の第4テーマ「量子技術」の概要を前後編で説明しております。 その後編です。はっきり言ってこちらが本編です(前編は
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