私は著書が何冊かある。一つのタイトルで紙の本と電子書籍の両方が販売されている。 印税の計算について変だなと思うことがある。 例 紙の本:初版3,000部 初版がはけるまで、印税は発生しない。それまでは出版社側は収支マイナスとなる 電子:1冊売れれば、印税が発生する 半年に1回、印税支払いの報告書がある。 紙の本:初版がはけていないので、ー9万円 電子:結構うれて、+10万円 このときに、私がうけとれるのは、10万円ー9万円で1万円となる。 しかし、これでマイナスが精算できたわけではないようなのだ。 次の半年後、 紙の本:少し売れて-8万円 電子:+9万円 このときもまた、受け取れる印税は1万円となる。 出版社の契約は、こういうものなのか、それとも、この会社がおかしいのか? 契約書をみろ、という話ではあるが。他の著者、出版社はどうなのだろうか。 これなら初版500部とかにしたい。