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抵抗の値を変えたら、なんか動いた(その2) 第1回:抵抗の値を変えたら、なんか動いた(その1) 電子工作をしていると「理屈はともかく、こうしておけ」と説明されるものがけっこうあります。とりあえず動くものをつくる分にはあまり困らないことが多いですが、「なんで?」とモヤモヤする方も多いかと思います。あるいはうまく動かないとき、闇雲に適当に手を入れて、とりあえず動いたからまあいいか、としている場合もあるのではないでしょうか。より踏み込んだ電子回路をつくるようになると、それらの「理屈」がけっこう効いてくる場面もあります。 第1回では、LEDにつなぐ電流制限抵抗を手始めに、電子回路の中での抵抗の役割について詳しくみてきました。そこから、与える電圧と流れる電流の関係を深く理解することができたと思います。 電子回路を使う上で、もう1つの大切な見方が「電圧や電流が、時間とともにどう変化するか」という観点で
抵抗の値を変えたら、なんか動いた(その1) 電子工作をしていると「理屈はともかく、こうしておけ」と説明されるものがけっこうあります。とりあえず動くものをつくる分にはあまり困らないことが多いですが、「なんで?」とモヤモヤする方も多いかと思います。あるいはうまく動かないとき、闇雲に適当に手を入れて、とりあえず動いたからまあいいか、としている場合もあるのではないでしょうか。より踏み込んだ電子回路をつくるようになると、それらの「理屈」がけっこう効いてくる場面もあります。 このシリーズでは、そんな場面のいくつかについて、背景の理論を知り、深く理解していこうと思います。 目次 ①はじめに 電子工作をしていると、抵抗を使う場面がたくさんあります。一番身近なのは、LEDにつなぐ電流制限抵抗でしょうか。「とりあえず1kΩをつなげばOK」と言われた経験がある方も多いかと思います。理屈はよくわからなくても「そう
Raspberry Pi(ラズパイ)の強みと特徴をArduino、M5Stackと比べてみた 「電子工作を始めてみようかな…でも、Arduino?とかRaspberry Pi? 他にも、M5Stackっていうのもある…?」と、“どのマイコンをどのように選んで、どう始めればいいのか問題”で悩んでいる初心者の方も多いのではないでしょうか。 一方、電子工作に慣れている方がそういった悩みを初心者の方に聞かれても、「テキトーに好きなのから始めたらいいよ!」「その作品のアイデアなら…どれ使っても”技術的には可能”だね」としか返答ができないこともありがちです。初心者の方が電子工作で次のステップに進むためにはどのデバイスを使っていくと良いのか、判断が難しいところです。 今回の連載では、電子工作の分野にさまざまなボードがある中で「こんなときはRaspberry Pi(ラズパイ)を、こんな時はArduinoを
ラズパイ(Raspberry Pi)は小型のマイコンボードとして人気が高く、Lチカや赤外線センサーを使ったセンサーライトなどの電子工作が数多く紹介されています。試したことがある方も多いのではないでしょうか? しかしラズパイは、ただのマイコンボードではありません。その機能はLinuxを搭載したパソコンと同じです。Linuxはネットワークに強いOSとして知られ、ラズパイもその特徴を受け継いでいます。 今回は、このネットワークに強いという特徴を生かし、ラズパイでDNSサーバを構築してみます。 信頼性もあり、家庭用や小規模オフィスのネットワークでしたら、そのまま使用できるでしょう。 また、「DNSサーバってなに?」という方に向けて、DNSサーバの役割から説明します。 ラズパイの外観 目次 DNSサーバはネットワーク上の住所とIPアドレスを結びつける 1.1. DNSサーバとは 1.2. IPアドレ
ラズパイからPythonのSMBusモジュールを使ってArduinoにデータを送信しよう ラズパイ(Raspberry Pi)とArduinoは初心者に人気の高いマイコンボードです。ドキュメントも充実していて、Device Plusでも度々記事になるので皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか? このラズパイとArduinoについてよく聞かれるのが「どちらから始めるのがベストか?」です。 今回は2回に分けてラズパイとArduinoの特徴を説明し、両者を電線でつなげて通信をする実験を行います。 本記事はその1回目「基本編」です。両者の特徴とその通信に使用するI2Cバスの説明を中心に進めます。 目次 ラズパイとArduinoの特徴 I2Cを使った通信 2.1. I2Cとは 2.2. I2Cとほかのプロトコルの比較 電源電圧の違うマイコン同士の接続 3.1. 3.3Vと5Vの電圧レベルの
DX(デジタルトランスフォーメーション)やIoT(Internet of Things;モノのインターネット)という言葉が多くのメディア等でも注目されるようになった昨今。センサなどを使ってマイコンの制御を手掛けるのはハードウェア系のエンジニアのみに限らず、Web・アプリケーション開発のエンジニアや趣味で電子工作を楽しんでいる人など、ソフトとハードなどの境界なく興味のある人が誰でも着手できるような時代になってきました。 この記事では、電子工作・ロボット制御・IoT機器開発など多様な分野で人気急上昇のマイコンモジュール「M5Stack(エムファイブスタック)」についてご紹介していきます。 目次 M5Stackとは M5Stackの基本機能 開発環境(Arduino IDE / UIFlow) M5Stackの使い方をどうやって身につけていくか M5シリーズの代表的な製品と特徴 M5拡張モジュー
抵抗の値を変えたら、なんか動いた(その3) 第1回:抵抗の値を変えたら、なんか動いた(その1) 第2回:抵抗の値を変えたら、な...
第1回:ToF距離センサの仕組み 第2回:加速度センサの仕組み 第3回:温度センサの仕組み 第4回:光学式マウスのチップを拝む 第5回:チップを拝む〜互換チップの世界〜 第6回:ソースコードを覗く〜GPIO編〜 しっかりとした正しい知識を基礎から学び、長く電子工作を楽しむことができるようになることを目的とした今回の連載。分かりやすく解説してくれるのは、金沢大学電子情報通信学類教授の秋田純一先生です。第6回から始まった新シリーズ「ソースコードを覗く」の2回目となる今回は、Arduinoのライブラリのソースコードを読んでいきます。それでは早速始めましょう! 目次 Arduinoのアナログ出力 アナログ出力とPWM analogWrite()のソースコードを覗いてみる 1. Arduinoのアナログ出力 Arduinoでは、アナログ出力ができるピンがあります。ここにLEDをつないで光らせるのに、
第1回:ToF距離センサの仕組み 第2回:加速度センサの仕組み 第3回:温度センサの仕組み 第4回:光学式マウスのチップを拝む 第5回:チップを拝む〜互換チップの世界〜 しっかりとした正しい知識を基礎から学び、長く電子工作を楽しむことができるようになることを目的とした今回の連載。分かりやすく解説してくれるのは、金沢大学電子情報通信学類教授の秋田純一先生です。第5回までは「チップを拝む」をお送りしてきましたが、今回からは新シリーズ「ソースコードを覗く」がスタート。初回は、Arduino等のライブラリのソースコードを階層的に読んで、APIとタイマ等のハードウエアリソースとの関係をつなげていきたいと思います。それでは早速始めましょう! 目次 Arduinoの便利さ? マイコンのデータシート Arduinoのソースコードを読む 1. Arduinoの便利さ? みなさん、Arduinoって使ったこと
次に水分量計測のために、以下のような簡単なスケッチを書いてみます。 [M5Stack_Moist.ino] #include <M5Stack.h> uint16_t analogRead_value = 0; void setup() { M5.begin(); } void loop() { delay(3000); analogRead_value = analogRead(36); M5.Lcd.clear(); M5.Lcd.setTextColor(BLUE); M5.Lcd.drawString("Moisture:",0,140,4); M5.Lcd.drawFloat(analogRead_value, 2, 0, 160, 4); } まずアナログ信号を取得するための値をanalogRead_valueとして定義します。このアナログ接続は36番とつないだので、それをan
TOP > ラズパイ > できること > ラズパイ(Raspberry Pi)がWebサーバに早変わり!? IPが固定できなくてもラズパイでWebサーバが構築できる! 皆さんはラズパイの開発元、ラズベリーパイ財団(Raspberry Pi Foundation)の公式ウェブサイトが、クラスター化されたラズパイで構築されているのを知っているでしょうか? なんと、このWebサーバは数千万人のアクセスが集中したRaspberry Pi 4の発売日を乗り切りました。驚きですね。早速、皆さんも手元にあるラズパイをWebサーバにしてみましょう。 目次 クラスター化されたラズパイでウェブサービス なぜラズパイをWebサーバに? ラズパイに合うWebサーバは? Apache vs Nginx ラズパイがWebサーバに早変わり お好みの情報をウェブページに表示しよう 静的なコンテンツから動的なコンテンツへ
第1回:Webでデバイスを操作してみよう loTという言葉が一般的なものとなって久しい昨今、「loT」関連の記事もインターネット上に多く流れていると思います。そんな「loT」を独自の切り口で楽しく紹介してくれる連載がスタートします。記事を執筆頂くのはうすだひさしさん。これまでLinuxやRTOSの移植・ドライバ開発、Unix系OSのサーバ構築・管理、自動運転といった業務に携わってこられたエンジニアであるうすださんが、ラズパイとセンサを組み合わせたloTの制作を紹介してくれます。第1回ではWebでLEDを操作する方法を紹介頂きましたが、第2回ではWebサービスでデバイスを操作する方法を見ていきたいと思います。 目次 はじめに 準備 外部からラズパイのWebサーバが見えるようにする ドメイン名でアクセスできるようにする IFTTTで操作できるようにする まとめ 1. はじめに 「ラズパイとセン
第1回:ToF距離センサの仕組み 第2回:加速度センサの仕組み しっかりとした正しい知識を基礎から学び、長く電子工作を楽しむことができるようになることを目的とした今回の連載。分かりやすく解説してくれるのは、金沢大学電子情報通信学類教授の秋田純一先生です。第1回ではToF距離センサ、第2回では加速度センサの仕組みを解説してもらいましたが、第3回となる今回は温度センサについて紹介頂きます。 目次 いろいろな温度センサ 温度センサの使い方 まとめ 1. いろいろな温度センサ マイコンを使って何か作るとき、温度を計測したことって、よくありますよね。例えば気温を計測したり、最近だと非接触で体温を計測したり…。こういうときは、いわゆる温度センサを使うことになるわけですが、これまたいろいろな種類があって、選ぶのに困ってしまいます。例えばスイッチサイエンスのサイトで「温度センサ」で検索すると200件近くの
loTという言葉が一般的なものとなって久しい昨今、「loT」関連の記事も多くインターネット上に流れていると思います。そんな「loT」を独自の切り口で楽しく紹介してくれる連載がスタートします。記事を執筆頂くのはうすだひさしさん。これまでLinuxやRTOSの移植・ドライバ開発、Unix系OSのサーバ構築・管理、自動運転といった業務に携わってこられたエンジニアであるうすださんが、ラズパイとセンサを組み合わせたloTの制作を紹介してくれます。それでは早速見ていきましょう。 目次 はじめに 概要 準備 まずはLチカから! Apacheのインストール WSGIでLEDを操作 HTMLで使いやすく まとめ 1. はじめに はじめまして、うすだです。ここでは「ラズパイとセンサで楽しむお手軽IoT」と称して、外部からデバイスを操作したり、外部からセンサの情報を読み取ったりする方法を、これから4回にわたって
ラズパイ(Raspberry Pi)のボード上に3.5mmステレオジャックが搭載されています。しかし、このステレオジャックの音質はあまり良いものではありません。 ラズパイを使えば、簡単に小型で高機能なオーディオプレイヤーを作ることができます。しかし、音質が貧弱なのでオーディオプレイヤーとしては物足りなさを感じてしまうでしょう。 そこで今回は、I2Sと呼ばれる規格に対応するステレオDACモジュールをラズパイに接続して、ヘッドフォンで良い音楽が楽しめるように改良する方法を紹介します。 ラズパイの外観 目次 ラズパイのヘッドフォンから出る音を改善するには? 1.1. なぜラズパイの音は悪いのか? 1.2. 改善方法(1) HDMIを使用する 1.3. 改善方法(2) DACモジュールを使用する 1.4. I2Sとは? 準備 2.1. 用意するもの 2.2. 3.5mmステレオジャックの半田付け
最近では日本でも住宅を電飾で飾る自宅イルミネーションが根付いてきました。 電球よりメンテナンスが簡単で、さまざまな色や点灯パターンが楽しめるLEDを使った電飾がホームセンターなどで手軽に入手でき、夜の住宅街を賑わしています。 今回紹介するのはLEDテープと呼ばれる、細長いテープにLEDが等間隔に並ぶ電飾です。 ところがこのLEDテープ、よくあるLED電飾と異なりあらかじめ設定されたパターンでLEDが点滅するわけではありません。 Arduinoに接続することで、スケッチからLEDテープ上の特定のLEDを特定の色で点灯できる優れものです。LEDテープを使用すればフルカラーのアニメーションも実現できるでしょう。 本記事では、このLEDテープの制御方法を解説します。 LEDテープ 目次 フルカラーシリアルLEDテープとは? 準備 スケッチ 配線 まとめ 1. フルカラーシリアルLEDテープとは?
GPIOピンを世界につなげよう! 皆さんはIoT(Internet of Things)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。意味は「モノのインターネット」ということですが、ピンとこない人も多いと思います。IoTはモノ(身近にあるあらゆる電子機器)をインターネットに接続することが目的です。この「モノ」の中には、皆さんのご存じのラズパイ(Raspberry Pi)も含まれています。早速、IoTを体験してみましょう。ラズパイにNode-REDをインストールすると、ラズパイが簡単お手軽なIoTデバイスに変わります。 目次 準備 Node-REDでラズパイがIoTデバイスに早変わり!? ラズパイにNode-REDをインストールしよう Node-REDはNode.jsで作られたブラウザベースの開発環境 オンラインサービスの連携「If This, Then That」(IFTTT)とは? ラズパイか
目次 はじめに ドローンはなぜ飛べるのか ドローンはなぜ自在に動けるのか まとめ 1. はじめに 多くのシーンで使われるようになってきたドローン 今では誰もが知っている言葉となった「ドローン」。最近ではテレビを観ていてもドローンを使った空撮映像が多く使用されていたり、音楽のプロモーションビデオなどでも積極的に活用されているので、ドローンで撮影した映像を見たことがある人も多いのではないかと思います。 また、ここ数年は空撮だけでなく、さまざまな産業でも活用が進められています。例えば、ドローンを使った農薬散布や上空からの測量、橋桁など人間が近づきにくい場所のインフラ点検など、ドローンはその活躍の場をどんどん広げています。 実は、ドローンの中身は先進的なテクノロジーの塊と言っても過言ではありません。さまざまなセンサやプログラミングによって、自律飛行をおこなったり、障害物を察知して自動で回避したり、
TOP > ラズパイ > できること > ネットワークに外出先からアクセス! ラズパイ(Raspberry Pi)とWireguardで作るVPNサーバ 最近テレワークが注目を集めています。そこで必要となるのが、オフィスのネットワーク内に保存してあるファイルなどを自宅から安全に読み書きできる環境です。 インフラエンジニアが常駐する大企業なら、すでにそういった環境があるかもしれません。ところが小規模なオフィスなどは、なかなか実現できないでしょう。 企業だけでなくフリーランスで活動する人が打合せやシェアオフィスなどで作業する際に自宅のネットワークにアクセスできると便利です。 そういった要求に応えるのがVirtual Private Network(以下VPN)です。 ネットワークに強いLinuxをベースにするラズパイ(Raspberry Pi)を使えばVPNも簡単に構築できます。 そこで本記事
ラズパイの苦手なアナログ信号の処理をArduinoに任せよう 本記事は前回の記事「ラズパイとArduinoをI2Cで接続【基本編】 ラズパイからPythonのSMBusモジュールを使ってArduinoにデータを送信しよう」の続編です。 基本編ではラズパイとArduinoをI2Cバス(「バス」とは「通信経路」のことです)で接続して、ラズパイから送ったコマンドでArduinoにつなげたLEDを点灯/消灯させました。また、実験を通してI2Cや接続のポイントを中心に解説しました。 今回は、どういったケースで「ラズパイとArduinoの連携が役立つのか?」について、より実用的な実験を行います。 目次 ラズパイとArduinoの連携で弱点をカバーする 1.1. ラズパイとArduinoの弱点とは 1.2. ラズパイのコマンドでArduinoに接続したLEDをPWMで調光 1.3. ラズパイからArdu
しっかりとした正しい知識を基礎から学び、長く電子工作を楽しむことができるようになることを目的とした今回の連載。分かりやすく解説してくれるのは、金沢大学電子情報通信学類教授の秋田純一先生です。記念すべき第1弾はセンサの仕組みを解説。 第1回となる今回は数あるセンサの中から、ToF距離センサについて解説をしていただきます。 目次 いろいろな距離の計測方法 ToFセンサと使い方 ToF距離センサの原理 カメラとToF距離センサ まとめ 1. いろいろな距離の計測方法 みなさん、こんにちは。金沢大学の秋田純一と申します。よろしくお願いいたします。 早速ですが、マイコンを使って何か作るとき、距離を測りたいことって、よくありますよね? 例えば障害物をよけて進むロボットとか、手を近づけたらアルコール消毒液を出す、といった場合です。こういうときは、いわゆる「距離センサ」を使うことになります。 対象物までの
赤外線センサは「人感センサ」と呼ばれることもあるように、近付く人間を検出する用途で使用されます。 皆さんの中にも、ラズパイ(Raspberry Pi)に赤外線センサを取り付けて、センサライトを作った経験のある方がいるかもしれません。 今回は、赤外線センサの反応に合わせて何かが動くような電子工作ではなく、赤外線センサ自体の仕組みに着目します。 本記事では、赤外線センサは電子工作向けの汎用品を使い、GPIO Zeroで反応を読み取る簡単な電子工作を通して説明を進めます。 目次 なぜ赤外線センサが人感センサとなるのか? 赤外線センサの仕組み 赤外線センサを構成するデバイス 赤外線センサと誤検出 ラズパイで赤外線センサを扱う 赤外線センサを使用した実験 準備 ラズパイと赤外線センサを接続 GPIO Zeroで赤外線センサを操作 赤外線センサの調整 まとめ 1. なぜ赤外線センサが人感センサとなるの
Arduinoは、USBのインターフェースを持っているので、キーボードやマウスなどのパソコンの周辺機器も自作できます。 もちろん、キーボードそのものを作ることもできますが、いきなり作るのは大変です。そこで本記事では、一部のキーボードに付いている音量を調整する部分をArduinoで作ってみます。 Arduinoと可変抵抗器(ポテンショメーター)があれば簡単です。早速、始めましょう。 Arduino Leaonardoの外観 目次 準備 USBを使った通信でパソコンをコントロール エンコーダーにも使用される可変抵抗器 スケッチ全体 プログラムを詳細に見てみよう Arduinoと可変抵抗器をつなげよう まとめ 1. 準備 本記事では次のものを使用します。 可変抵抗器 Arduino IDE 今回はArduino Unoではなく、Arduino Leonardoを使用します。 Arduino Le
まずは汎用入出力からマスターしよう 近年、ラズパイ(Raspberry Pi)は、小型で低価格なシングルボードコンピューターとして、人気が出てきました。Linuxが動作することから、ネットワーク機器はもちろん、動画再生やゲーム機などにも応用されています。 長年、趣味でラズパイを触っていても、ハードウェアには興味を持たなかった方も多いのではないでしょうか? ラズパイは、基板上に信号を入出力するピンがあらかじめ実装されていて、機能を簡単に拡張できるように設計されています。 この使い方をマスターすれば、ホームオートメーションや産業用ロボットの制御など、本格的な電子機器の開発も夢ではありません。 本記事では、その第一歩となる、入出力の学習を進めます。 ラズパイとブレッドボード 目次 ラズパイのGPIOは外の世界への入口! GPIOの概要 GPIOピンは外部の機器と通信する GPIOをブレッドボード
ここ数年、「電子工作」や「プログラミング」といったキーワードを含む本や雑誌が書店でも見られるようになってきました。それらの本の書籍のタイトルを見てみると「Arduino(アルドゥイーノ)」とか「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」といった単語をちらほらと見かけることがあります。 しかし、ArduinoやRaspberry Piと聞いて「あー、なんか聞いたことあるよ。実際どんなものか知らないけど」と思っている方も少なくないと思います。 この記事ではArduinoについてのお話をメインテーマとし、 Arduinoとは何なのか ArduinoとRaspberry Piは何が違うのか いろんな種類のArduinoがあるみたいだけど何に気をつけて選んだらいいのか といったポイントについて紹介していきたいと思います。 目次 Arduinoとは? Arduinoの歴史・名前の由来 Raspber
特に最新のラズパイ4は、CPUが1.5GHzと高速になり、メモリが4GHzまで選べ、最近のAIに使用する事ができるようになってきました。それ以外にUSB Type-CやマイクロHDMI、そしてUSB3.0ポートをサポートするようになり、他のデバイスとのインターフェースが広がりました。 2. ラズパイを使い始めるには 2.1. ラズパイを始めるのに必要なもの それでは、ラズパイをすぐにでも使い始めたいですよね?使い始めるのに必要なものは、デバプラのこちらの記事中「ラズベリーパイを使い始めるのに必要なもの」を見て揃えてみて下さい。 またラズパイ4 スターターセットなどを購入すると、ほとんどのものが最初から同梱されているので、そちらを選ぶのもいいと思います。 2.2. ラズパイのセットアップ ラズパイはARMプロセッサをCPUとしていて、ハードディスクやドライブを内蔵せず、汎用のSDカードをスト
前編:小型マイクロドローンをチューニングしてオリジナルの機体をつくろう! みなさん、こんにちは。もっちゃんです。室内でも飛ばせる小型のマイクロドローンをチューニングして、オリジナルの飛行特性を持った機体にする連載の後編になります。前編では、バッテリやプロペラ、モータといったハード面を変更して、よりパワーのある機体に仕上げていく過程を紹介しましたが、今回はソフトをチューニングして、さらに飛ばしがいのあるドローンに仕上げていきたいと思います。 ■目次 ・はじめに ・Rateprofileの「RC Rate」の設定について ・Rateprofileの「RC Expo」の設定について ・キャリブレーションを調整して素直な機体に仕上げる ・プロポキャリブレーションについて ・ジャイロキャリブレーションについて ・機体をマイルドな特性に仕上げていく ・上下方向の飛ばしにくさを解消する ・まとめ ■はじ
カメラをつけて、お部屋のチェックなど便利に使おう! 第1回: ウェイクワードで操作できるスマートホーム・デバイスを作り始める 第2回: 独自のウェイクワードでお部屋をチェックする 第3回: 声でリモコンを操作して便利に使う こんにちは、ヨシケンです! ラズパイでスマートホーム化の第4回。これまでラズパイを使って、声による起動、部屋の温湿度チェック、そしてリモコン機器の操作を行ってきました。 今回はカメラを付けて、部屋のチェックをしたり、お子さんの帰宅を知らせたりするなど、画像を使った機能を付けましょう。(左側の丸い窓にカメラを設置しています。) また、「おはよう!」や「ただいま!」などのシンプルな挨拶で、家の中の事を自動化する仕組みも作って、スマートホームの完成です! 今回の記事で必要な物一覧 ・Raspberry Pi 3B+ (最新版のラズパイ本体) ・小型USBマイク ・小型スピーカ
TOP > Arduino > できること > 第66回 ArduinoとSakura.ioで気軽にIoTデバイスを作ってみる – 通信モジュールでいざ通信! 目次 通信モジュールからデータをsakura.ioに送信 sakura.ioから通信モジュールにデータを送信 まとめ 1.通信モジュールからデータをsakura.ioに送信 前回、ライブラリをインストールしたので、さっそくサンプルプログラムを動作させてみます。「スケッチ例」-「SakuraIO」-「Shell」を選択して基本的な手動でデータを送信するプログラムを動かしてみます。 SakuraIOのサンプルプログラム #include &lt;SakuraIO.h&gt; #include "ntshell.h" #include "commands.h" static int func_read(char *buf,
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