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『あなたがだいすき』のあらすじ 「わたしは あなたが だいすきです」 大きなぞうに、ぎゅっと抱きしめられて楽しそうだね。 「せかいで いちばん あなたが だいじ」 カンガルーのお腹のポケットのなかは、きっとあったかいんだろうな。 「あさも ひるも よるも あなたと いっしょ」 丸まったねこに包まれるように眠ったら、どんな気持ちなんだろう。 「どこへだって あなたを たすけに いく」 「いつだって あなたの みかた」 小さな子どもに、大きな動物たちが伝えるそれぞれの愛。 包み込み、与え、守り、助け、ずっとそばにいる。 いろんな動物たちの、いろんな「だいすき」のかたち。 そしてママがささやく「だいすき」の言葉。 「あなたが いるだけで とっても とっても とっても うれしい」 絵本『あなたがだいすき』の内容と感想 たくさんの動物たちと、人間の子どもとのふれあい。 そしてそこに込められた「あなた
原題:The Rabbits’ Wedding 著者:ガース・ウイリアムズ/作 まつおかきょうこ/訳 出版社:福音館書店 出版年:1965年6月 ページ数:30ページ おすすめ対象年齢:5歳、6歳、大人向け 読み聞かせ:4歳から 『しろいうさぎとくろいうさぎ』のあらすじ しろいうさぎとくろいうさぎは、とっても仲良し。 毎日いっしょに遊んで過ごしていました。 うまとび、かくれんぼ、かけっこ。 2ひきがいつものように遊んでいると、くろいうさぎはときおり悲しそうな顔で考えこんでいる様子。 しろいうさぎが心配になって訪ねます。 だけど何度聞いても「うん、ぼく、ちょっと かんがえてたんだ」と答えるばかり。 さらに、何をそんなに考えているのか訪ねます。 すると「ぼく、ねがいごとを しているんだよ」と、くろいうさぎは答えます。 「いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ」 くろ
『カエルのおでかけ』のあらすじ カエルがテレビで天気予報をみています。 「お、あしたは いい てんきに なりそうだ」 翌朝、窓のカーテンを開けると、外はものすごい雨。 天気予報どおり! 今日はカエルにとっての「いい天気」 カエルは大興奮で外に出かけます。 もちろん傘なんてさしません。 とうぜん雨で全身びしょ濡れです。 それでもカエルは上機嫌。 お弁当に、出来たてサックサクのカツバーガーを買って公園に。 園内はどこもかしこも水浸し…… せっかくのカツバーガーも、雨に濡れてでろでろのぐちょぐちょ…… だけどそれがカエルにとってはご馳走なんです! 食事のあとは一休み。 大雨のなかをプ〜カプカ〜。 おっとっと、雨がやむ前に帰らなきゃ。 まあ、雨がやんでも大丈夫。 カエル特製の「びしょぬれかさ」があるもんね。 おうちに帰ってもご満悦なカエル。 さて明日の天気はどうかな〜? 「明日はもっと『いい天気』
『ぞうくんのあめふりさんぽ』のあらすじ 今日はあめふり。 ぞうくんはさんぽに出かけます。 ぞうくんがご機嫌で歩いていると、かばくんに出会いました。 「いっしょにいこう」と散歩に誘うと「おいけの なかなら いいよ」と、かばくん。 進んでいくと池がだんだん深くなってきました。 困ったことにぞうくんは泳げません。 「それなら、ぼくの せなかに のると いいよ」 そう言ってかばくんが、大きなぞうくんを背負います。 しばらくすると、次はわにくんに出会います。 ぞうくんが泳げないことを聞くと「それなら ぼくも のせてあげる」と、わにくん。 池の水はさらに深さをを増してきます。 ぞうくんとかばくんを背中に乗せてわにくんが歩いていると、次はかめくんに出会います。 ぞうくんが泳げないことを聞くと「それなら ぼくも のせてあげる」と、かめくん。 かめくんはお池の中では力持ちです。 だけどさずがに大きなみんなを
原題:REALLY SPRING 著者:ジーン・ジオン/作 マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 こみや ゆう/訳 出版社:主婦の友社 出版年:2011年2月 ページ数:32ページ 対象年齢:2歳から 『はるがきた』のあらすじ もうすぐ春です。 でも町は灰色で街路樹は枯れ枝ばっかり。 春はまだどこにも見あたりません。 みんな街の色と同じで、暗くてしずんだ気持ちです…… すると、通りを歩いていた男の子がふといいことを思いつきます。 「ねえ!どうして はるを まってなきゃ いけないの?」 「まってなんか いないでさ、ぼくたちで まちを はるにしようよ!」 男の子の説明にみんな笑顔で大賛成。 男の子も女の子も友だちもお隣さんも、みんなそろって街中に絵を描きはじめます 塀に葉っぱやつる、家の壁にはラッパスイセンを。 大きなビルにはヒナギクやタンポポ、、湖もあって「つり きんし!」という立札まで。 お
原題:and then it’s spring 著者:ジュリー・フォリアーノ/作 エリン・E・ステッド/絵 金原 瑞人/訳 出版社:講談社 出版年:2015年2月 ページ数:32ページ 対象年齢:3歳から 『あ、はるだね』のあらすじ 辺りは一面、冬枯れた景色。 どこもかしこも茶色の世界。 ひとりの男の子が種を植えます。 日が出ても雨が降っても、まだ茶色。 何度見てもよーく見ても、まだまだ茶色。 ちゃんと芽を出すかな? 鳥が食べちゃったりしないかな? 心配そうな男の子。 だけど土の中ではちゃんと種は根を伸ばしていますね。 一週間、また一週間。 それから、また一週間と。 だんだん緑っぽくなってきてる気がするけど…… 種はまだ芽を出ないのかな。 たっぷり時間を欠けて、少しづつ力を蓄えて。 さあ、そろそろ準備ができたかな……?。 絵本『あ、はるだね』の内容と感想 茶色ばかりの景色を緑に変えようと、
『ねないこだれだ』のあらすじ 夜の9時。 こんな遅い時間まで起きているのは、誰かな? フクロウにミミズク。 クロネコ、ドラネコ。 いたずらネズミ。 それとも泥棒…… いえいえ、夜中はオバケの時間です。 あれれ、まだ男の子が起きているよ。 夜になっても寝ない子はお化けにされちゃうぞ…… 絵本『ねないこだれだ』の内容と感想 夜更かししていると、お化けが子どもをさらって連れて行ってしまう。 そこから物語がはじまって……と、いうわけでもなく…… 子供向けの絵本にしてはめずらしく、ハッピーエンドどころかバットエンドというのか。 子どもが連れ去られて、そのまま終わってしまう。 なんともシュールというか、なかなかインパクトのある作品ですね。 怖いもの見たさでついついページを開いてしまう。 何とも言えない不思議な魅力で、子どもたちに大人気の絵本。 イラストは、ちぎった紙を台紙に貼って表現した「ちぎり絵」と
原題:The Happy Day 著者:ルース・クラウス /作 マーク・シーモント/絵 木島 始/訳 出版社:福音館書店 出版年:1967年3月 ページ数:32ページ おすすめ対象年齢:3歳、4歳 読み聞かせ:3歳から 『はなをくんくん』のあらすじ 寒い冬の、雪の降る森のなか。 動物たちは体をまるめてぐっすり冬眠中。 野ねずみやくま、小さなカタツムリも眠ってる。 リスが木のなかで、山ねずみは土のなかでスヤスヤおやすみ。 や、みんなが目を覚ましたよ?! 動物たちがはなをくんくん。 何かの香りに反応してるみたい。 わ、みんないっせいに飛びだした! 動物たちが次々と駆けていくよ。 どこかへ向かっているみたいだけど…… いったい何があるのかな? 絵本『はなをくんくん』の内容と感想 福音館書店「世界傑作絵本」の1冊。 春の匂いに誘われて、冬眠中の動物たちが目を覚まします。 野ねずみ、くま、小さなカタ
原題:Hurry the Dirty Dog 著者:ジーン・ジオン/作 マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 わたなべ しげお/訳 出版社:福音館書店 出版年:1964年3月 ページ数:32ページ おすすめ対象年齢:3歳、4歳 読み聞かせ:3歳から 『どろんこハリー』のあらすじ 白い体に黒ぶち模様。 犬のハリーはお風呂が大嫌い。 ある日、お風呂のイヤでブラシをくわえて逃げだしました。 裏庭にブラシを埋めると、外へ遊びに出かけます。 道路工事現場で遊んで泥だらけ。 鉄道線路の橋の上で遊んでススだらけ。 他の犬たちと遊んでもっともっと汚れました。 黒ぶちの白い犬が、白ぶちの黒い犬に大変身…… すっかり遊び疲れて、お家に帰ったハリー。 だけど、あまりにも変りはてた姿に誰にも気づいてもらえません。 途方にくれるハリー…… だけど、そこでいいアイデアを思いつきました。 ブラシをくわえてお風呂まで大急ぎ
『いないいないばあ』のあらすじ ねこさんが顔を隠しているよ。 にゃあにゃあがほらほら。 いないいない…… 「ばあ」 くまちゃんがほらね。 いないいない…… 「ばあ」 次ば誰かな? ねずみさんに、こんこんぎつね。 最後はのんちゃんが。 いないいないばあ。 絵本『いないいないばあ』の内容と感想 動物たちによる「いないいないばあ」の繰り返し。 見開きごとに大きく描かれたイラストと文字が目を引きます。 「いないいない……」と、顔をかくした動物たち。 ページをめくると「ばあ」と、満面の笑みでお出迎え。 それを見て子どもも一緒に笑顔になって。 「キャハハ」という子どもの笑い声に大人もつられて笑顔になる。 そんな、みんなを笑いを届けてくれるしあわせな1冊。 ちなみに「ばあ」のときの動物たちの目線。 何度も試作を重ねて、赤ちゃんと目が合うように考えて描かれているんだそうです。 繰り返しのシンプルな内容に、
みなさん、こんにちは。 絵本ソムリエのニコパパです。 今日は「第22回日本絵本大賞」についてのお話です。 つい先日、第22回日本絵本賞の受賞発表がありましたね。 さてさていったいどの絵本が選ばれたのでしょうか? それではさっそく紹介したいと思います。 日本絵本賞(にっぽんえほんしょう)とは まずは簡単に日本絵本賞について説明します。 日本絵本賞は前年に日本国内で出版された絵本に贈られる賞です。 「絵本芸術の普及、絵本読書の振興、絵本出版の発展に寄与する」ことを目的として毎年開催されています。 (公社)全国学校図書館協議会と毎日新聞社によって1995年に創設されました。 最優秀作品に「日本絵本賞大賞」、優れた作品に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた作品に「日本絵本賞翻訳賞」が贈らます。 また、投票で選ばれる「日本絵本賞読者賞(山田養蜂場賞)」と、4つの賞が設けられています。 第22回日本絵本大
原題:РУКАВИЧКА 著者:ウクライナ民話/作 エウゲーニー・M・ラチョフ/絵 内田 莉莎子/訳 出版社:福音館書店 出版年:1965年11月 ページ数:16ページ おすすめ対象年齢:3歳、4歳 読み聞かせ:2歳から 『てぶくろ』のあらすじ ある冬の寒い雪の日。 森を歩いていたおじいさんが手袋を片方落としてしまいました。 すると、くいしんぼねずみが手袋に潜りこみます。 「ここで くらすことに するわ」 そこへかえるが跳ねてきて言いました。 「ぴょんぴょんがえるよ。わたしも いれて」 「どうぞ」 お次はうさぎが走ってきました。 「はやあしうさぎさ。ぼくも いれてよ」 「どうぞ」 さらにきつね、おおかみ、いのししもやってきます。 みんな中に入って手袋はぎゅうぎゅう詰めです。 なんとさらに、くままでやってきて…… 手袋はもう満員、今にもはじけそう。 すると手袋が片方ないのに気づいたおじいさん
『きょうはそらにまるいつき』のあらすじ みんなが集まる夕暮れ時の公園。 乳母車の中から赤ちゃんが空を見上げます。 きれいな満月が輝いていますね。 きょうはそらにまるいつき。 バレエの練習帰りでバスの中にいる女の子。 遠い山の中、たくさん遊んだ帰り道のクマの親子。 ふと空を見上げてみれば明るい光。 きょうはそらにまるいつき。 町に暮らす人たちの上にも。 どこかの海で飛び跳ねているクジラの上にも。 いろんな人が、いろんなところでお月さまをみています。 みんなの夜に、それぞれの夜に、やさしい光がふりそそぐ。 きょうはそらにまるいつき。 ごほうびのようなおつきさま。 絵本『きょうはそらにまるいつき』の内容と感想 夜空を見上げる人々や動物たち。 そしてみんなをやさしく照らすお月さま。 「きょうは そらに まるいつき」の繰り返しが楽しい絵本。 バレエの練習帰りの女の子、新しい運動靴を買った男の子。 閉
原題:Der Kleine Nerino 著者:ヘルガ・ガルラー/作 矢川 澄子/訳 出版社:偕成社 出版年:1973年7月 ページ数:24ページ 対象年齢:3歳から 『まっくろネリノ』のあらすじ あるところに鳥の家族が暮らしていました。 おとうさん、おかあさん、それに子どもが5ひき。 みんなきれいでカラフルな色をしていました。 だけど末っ子のネリノだけはまっくろくろ。 とうさんとかあさんは毎日エサ探しで忙しく、兄さんたちは真っ黒なネリノとは遊んでくれません だからネリノはひとりぼっち。 いつも悲しい思いをしています。 悩んだネリノは色とりどりのお花にきれいな理由を訪ねてみたり。 きれいな色になれる薬を探してみたり…… そんなある日、ネリノの兄さんたちが行方不明になってしまいます。 なんと、きれいだからと鳥かごに捕らえられていたのです。 「どうしたら すくってあげられるだろう」 考えたネリ
『はるかぜさんぽ』のあらすじ 女の子がお散歩に出かけます。 お気に入りのワンピース着て。 新しいおくつをはいて。 さあ、準備できたよ。 「いってきまーす!」 はるかぜさんぽ てく てく てく。 あっ、桜が咲いてるよ。 ひら ひら ひらら、きれいだな。 あっ、しゃぼんだま。 ぱち ぱち ぱっちん、楽しいな。 ダンゴムシ、わた毛に蝶々、心地のいい風。 春の散歩は素敵な出会いがいっぱいだね。 あっ、猫のしろちゃんがお出迎えに来てくれたよ。 いっしょに帰ろう! はるかぜさんぽ てく てく てく。 絵本『はるかぜさんぽ』の内容と感想 江頭美智子さんの「おさんぽシリーズ」4作目。 季節感たっぷりの春の絵本です。 あたたかい陽気に誘われて女の子がおさんぽに出かけます。 さくら、シャボン玉、ダンゴムシに蝶々、たんぽぽのわた毛。 春のおさんぽで出会うのは小さな子どもの興味をひくものばかり。 「てく てく て
『すきになったら』のあらすじ 少女がワニに恋をしました。 好きになったら相手のこが知りたくなって。 その人のことを理解したくなって。 近づいてみたり、マネをしてみたり。 わたしのことを知ってほしいし。 一緒に笑ったり、悲しみを共有したい。 好きになるといろんな感情があふれてきて。 あなたのことを想うと心があたたかくなるし、毎日がしあわせ。 いつもどうしてるかなって考えてしまう…… だって、ずっと一緒にいたいから。 絵本『すきになったら』の内容と感想 ワニに恋をした少女のお話。 甘ずっぱくて胸がキュッと苦しくなるようなピュアな愛。 「好きになったら知りたくなる」 「すべてを2人で共有したくなる」 そんな恋をした人なら誰もが共感できる恋心が描かれています。 誰かを好きになるって、一瞬で世界を変えてしまうことがあって。 すべてを飲み込むほどの大きなパワーがあって。 繊細で美しさすら感じる「すき」
『おいしそうなしろくま』のあらすじ おいしいものを食べるのがだ〜い好きなしろくま。 みんなから「くいしんぼうのしろくま」と呼ばれています。 ある日、しろくまは思いました。 「たべものの なかに はいってみたら どんな かんじかな?」 想像しただけでヨダレがでちゃう…… ここからしろくまの幸せな想像がはじまります。 ふわふわしてあったかい「ごはん」の中に入ってみたり。 体と心をぽかぽかにしてくれる「みそしる」につかってみたり。 たまごやき、コロッケ、てんどん、うどん、スパゲッティ…… しろくまのちょっぴりおバカな想像はまだまだ続きます。 「ぐう〜」 あ〜、想像するのは楽しいけど、お腹がペコペコになっちゃった…… さて、今日の夜ごはんは何かな? 絵本『おいしそうなしろくま』の内容と感想 おいしそうな……しろくま? まずはタイトルから違和感を感じてしまうかもしれません。 だけどね、ご安心ください
原題:Under the Ocean 著者:アヌック・ボワロベール、ルイ・リゴー/作 松田 素子/訳 出版社:アノニマ・スタジオ 出版年:2013年6月 ページ数:12ページ 対象年齢:3歳から 『オセアノ号、海へ!』のあらすじ 三角の旗に真っ赤な船体のオセアノ号。 たくさんの船に見送られて、世界を巡る航海に旅立ちます さあ、出発! あたりは見渡すかぎりの青い海。 まずはクジラの親子がお出迎えです。 お次は北極。 氷山の浮かんだ、しーんと冷たい海。 船長が潜水艦に乗って探検しているよ。 海の中はシャチやアザラシ、白クマに小さな魚たちでいっぱい。 海はいろんな命であふれています。 おっと、嵐が来たぞ。 波がうねり、びゅううびゅううと風が吹いている。 だけど海の中は静かだね。 海の底には幽霊船みたいな沈没した船がしずんでいるよ。 そろそろオセアノ号の旅もおしまいです。 みんな海に潜って色とりど
『とってください』のあらすじ カメが木の上になっているりんごが気になります。 「おさるさん りんごを とってください」 やさしいサルは木に登ってりんごをとってくれました。 「ありがとう」 次は木の上に咲いているお花が気になります。 「はとさん おはなを とってください」 やさしいハトは木の上まで飛んでとってくれました。 「ありがとう」 その次は木の上になっているさくらんぼが気になります。 「きりんさん さくらんぼを とってください」 やさしいキリンは長いクビを伸ばしてとってくれました。 「ありがとう」 ゾウにはみかんを、サイにはきれいな葉っぱをお願いします。 みんなやさしいね。 「ありがとう」 絵本『とってください』の内容と感想 福音館書店「0.1.2.えほん」シリーズの1冊。 カメが「とってください」とお願いします。 すると動物たちが木の上からいろんなものを取ってきてくれるというお話です
『せんろはつづく』のあらすじ 子どもたちが何かをつくっています。 これ、なーんだ? 線路をつくっているんですね。 どんどんつないで線路は長く伸びていきます。 山があった。 どうする? 穴をほってトンネルをつくろう! 川があった。 どうする? 橋をかけよう! 道があった。 大きな池があった。 いろんな障害物を乗り越えて、子どもたちの線路はまだまだ進むよ。 線路をつないで駅をつくった。 みんなを乗せて列車が走ります。 線路はつづく。 どんどんつづく。 絵本『せんろはつづく』の内容と感想 赤、青、黃、みどり、茶、紫色。 それぞれの色の服をきた6人の子どもたちによるお話です。 みんなで協力して手づくり線路をつくっていきます。 進んだ先に山があったり川があったり。 そのたびに自分たちで考えて問題を解決しながら線路をつなげていく。 何度も登場する「どうする?」のフレーズがポイントです。 読み聞かせをし
『ごぶごぶ ごぼごぼ』のあらすじ 「ぷーん」 真っ青な中に黄色とオレンジ色のまる。 「ぷく」 「ぷく ぷく ぷくん」 少しづつ数を増やしていくよ。 「ぷ ぷ ぷ ぷ ぷ ぷ」 黄色の中にカラフルなまるがたくさん。 「ごぶ ごぶ」 「ごぼ ごぼ」 つながって大きな形に大変身。 「さぶ さぶ さぶん」 「さわ さわ」 いろんな音をだしながら姿を変えて動いていく。 そして最後は「しー」 絵本『ごぶごぶ ごぼごぼ』の内容と感想 福音館書店「0.1.2.えほん」シリーズの1冊。 黄色、オレンジ、青、白、赤、水色。 登場するのはカラフルでいろんな大きさの「まる」だけ。 「ごぼ ごぼ」 「じゃわ じゃわ じゃわ」 文字は水をイメージさせる擬音のみ。 シンプルな構成とリズムのある言葉の響き。 そのくり返しが大人気の赤ちゃん絵本。 言葉がわからなくても鮮やかな色づかいやリズムを楽しむことができます。 小さな
『ええところ』のあらすじ あいちゃんは背は低いし、力も弱い。 走るのも遅いし、声も小さい。 100点なんて1回もとったことがありません。 自分に「ええところ」がないと悩んでいます。 ある日、学校の帰り道でお友達のともちゃんに聞いてみました。 「あたしの ええところ おしえて!」 ともちゃんは「えーっとなあ」と悩んだ末に、明日までに考えてくると言って帰ってしまいます。 「あったよ!あいちゃんの ええところ」 次の日の朝、ともちゃんが駆けよってきて手を握ります。 「あいちゃんの て、ものすごく あったかい」 大きな声で自慢するものだから、クラスのみんなが集まって順番に握手。 掃除のあと、あいちゃんはバケツの水で冷たくなったお友達の手をあたためてあげます。 みんなの手をあたためてあげていたせいで、あいちゃんの手は冷たくなってしまいました。 「あたしの ええところが なくなってしもた……」 あらら
みなさん、こんにちは。 絵本ソムリエのニコパパです。 今日は図書館の蔵書検索サービスについてのお話です。 絵本をたくさん読み聞かせてあげたいけど、気になったものぜんぶ買ってしまうと費用もばかになりませんよね。 そういうときは買うばかりじゃなく、借りるという選択肢もありです。 なので今回は図書館を活用するためのおすすめサービスをご紹介します。 「絵本が高い!」とお困りの人へ 絵本は基本的に全ページフルカラー。 子どもの扱いにも耐えられるようにハードカバーのしっかりとした作り。 どうしても1冊の値段が高くなってしまうんですよね。 子どもにたくさん絵本を読んであげたいけど…… 何冊、何十冊ともなると安くはない金額です。 子育てには何かとお金がかかりますし、できることなら安くすませたい。 絵本ナビの読み放題や試し読みのサービスもありますが、まだまだ紙の絵本が主流です。 そんなママやパパにおすすめし
『くつくつあるけ』のあらすじ 1足のくつがさんぽに出かけます。 ぱたぱたぱた。 早く走るよ。 ぱたぱたぱたぱた。 つまさきを歩きをするよ。 とんとんとん。 ぴょんぴょん跳ねて、ぴょーんとジャンプして。 転んで、起き上がって。 今日もくつは元気いっぱい。 でもたくさん動いて疲れたね。 もうねむい。 ぐーぐーぐー。 絵本『くつくつあるけ』の内容と感想 福音館書店「あかちゃんの絵本」の1冊。 林明子「くつくつあるけのほん」シリーズの絵本です。 登場するのは白い赤ちゃん用のくつが1足だけ。 くつを履いている赤ちゃんの姿は描かれていません。 ずばり主人公は「くつ」そのもの。 その小さなくつが楽しそうに動きまわります。 「ぱたぱたぱた」 「とんとんとん」 くつの動きに合わせた擬音。 歩いたり走ったり、ジャンプして転んじゃったり。 実際に顔は描かれていないけれど、くつの生き生きとした表情が読み取れてしま
著者:渡辺 茂男/作 山本 忠敬/絵 出版社:福音館書店 出版年:1966年6月 ページ数:28ページ おすすめ対象年齢:4歳、5歳 読み聞かせ:4歳から 『しょうぼうじどうしゃじぷた』のあらすじ ある町の消防署に、はしご車ののっぽくんと、高圧車のばんぷくんと、救急車のいちもくさんがいました。 火事が起こると、大きくて立派なみんなは大活躍するのです。 そんな消防署のすみっこに、古いジープを改良したちびっこ消防車のじぷたがいました。 じぷたは働き者だけど、小さいので出動するのはボヤの時だけ。 町の子どもたちは、活躍する3台のばかりに注目して、小さくて地味なじぷたには見向きもしません。 みんなじぷたを馬鹿にしていて、じぷたは悲しい思いをしていました。 ある日、隣村から出動要請が入ります。 山小屋が火事になってしまい、早く消さないと山火事になってしまいます。 だけど山の上まではしご車では届きませ
著者:谷川 俊太郎/作 元永 定正/絵 出版社:文研出版 出版年:1977年4月 ページ数:29ページ おすすめ対象年齢:0歳、1歳 読み聞かせ:0歳から 『もこもこもこ』のあらすじ むらさき色の地面にグラデーションの空。 「しーん」 「もこ」 下から何かが生えてきた。 「もこもこ」 「にょき」 地面から生まれた何かがどんどん色と形を変えていく。 食べたり、弾けたり、飛び散ったり。 次々に起こる摩訶不思議で予想外な展開。 そして最後にはまた元にもどって。 「しーん」 「もこ」 絵本『もこもこもこ』の内容と感想 何かが生まれて、その何かが別の何かを食べて、弾けて消える。 という内容の、文章では説明しづらいなんとも不思議な絵本です。 「もこ」「にょき」「ぽろり」「ぎらぎら」「ぱちん!」 文章らしいものはなく、出てくるのは擬音だけ。 小さな子供向けの絵本ではめずらしくグラデーションを多用した美し
『やっぱりおおかみ』のあらすじ 1ぴきだけ生き残っていた子どものおおかみ。 ひとりぼっちがさみしくて、仲間を探して毎日ウロウロ。 「どこかに だれか いないかな」 うさぎ、やぎ、ぶた。 街にはたくさんの動物達がにぎやかに暮らしています。 だけどみんな、おおかみが怖くて逃げてしまう……。 「け」あんなやつらこっちからごめんだ、と。 強がってうそぶくおおかみ。 ほんとはさみしいのにね…… 「おれに にたこは いないかな」 どんなに探しても、おおかみの仲間は見あたりません。 「おれに にたこは いないんだ」 とうとう、おばけのいる墓場でしゃがみこんでしまいます。 さて、おおかみは仲間をみつけることができるのかな? 絵本『やっぱりおおかみ』の内容と感想 福音館書店「こどものとも傑作集」の1冊です。 孤独な子どもおおかみの仲間探しの物語。 主人公のおおかみは全編、真っくに描かれていて表情も見えません
みなさん、こんにちは。 絵本ソムリエのニコパパです。 今日は、デジタル絵本についてのお話です。 老若男女、誰もが1台はiPhoneやスマートホン、もしくはiPadなどのタブレットを持っている時代です。 それにともない従来の紙ではなく、デジタル製品でみる絵本、いわゆる「デジタル絵本」が読まれるようになりました。 Kindleなどの専用端末の普及でで電子書籍もどんどん増えています。 最近では「絵本ナビ」の読み放題サービスなんかも登場しました。 無料で読める絵本アプリもたくさんありますね。 だけどデジタル絵本ってちょっと不安…… 「教育によくないんじゃないか」 「子どもの発達に与える影響が心配」 そんなふうに、なんとなくデジタルに抵抗を感じる人も少なくないのではないでしょうか。 そういった背景からか、ぼくのところにも問い合わせが多い話題です。 「実際のとこデジタル絵本てどうなのよ」 「紙とデジタ
『なつみはなんにでもなれる』のあらすじ 「おかーさん! おかーさん!」 すごくいいことを思いついたなつみは大興奮でお母さんに話しかけます。 「なつみがなにかのマネをして、それをおかあさんがあてるゲームだよ!」 忙しそうなママにお構いなしになつみは「あてっこゲーム」をはじめます。 「コレ、なーんだ?!」 「ポットだよ!」 「じゃあつぎ! コレ、なーんだ?!」 「せんたくバサミだよ!」 毛布にくるまったり、バケツにはいったり。 身近なものを利用しながら全身をつかってマネをするなつみ。 だけど、ママはなかなか当てられません。 おにぎり、オムライス、富士山…… 正解のないまま、まだまだ「あてっこゲーム」は続きます。 コレは? コレは? 「どーしてわかんないの?!」 当ててくれないママにとうとう怒りだす、なつみ。 それでもまだまだクイズは続きます。 なんだか眠そうだけど大丈夫かな? じゃあ…コレ…
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