サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
衆院選
iss.jaxa.jp
2020年5月25日に、宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機(HTV9)がキャプチャに向けて国際宇宙ステーション(ISS)下方よりISSに接近するフェーズにおいて、「こうのとり」9号機に搭載したカメラの映像を、WLAN(無線LAN)を用いてISSに伝送することに成功しました!宇宙機間での無線LANでの伝送の成功は世界で初めてです。 この実証実験ワイルド(Wireless LAN Demonstration:WLD)は、将来の自動ドッキング技術獲得に向け、宇宙機の状況をISSにいる宇宙飛行士が把握するため、宇宙機に搭載したカメラで(近づく、あるいは遠ざかる)ISSを動画で撮影し、無線LANを用いて、ISSにリアルタイムで伝送するものです。 今回の実証では、当初予定(ISS下方250m付近)よりも早くISSとの無線LANの通信を確立し(ISS下方600m付近)、その後安定して約4時間、「
このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。 <免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。 最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
【要点】 世界で初めて1g 以下の長期可変人工重力環境での小動物(マウス)個別飼育に成功し、μg ~1g のほ乳類への重力影響を「きぼう」で評価することが可能となった。 地上(地球人)の加齢や健康医療研究のみならず、重力が地球のおよそ1/6の月や、およそ1/3の火星を想定した研究に活用ができ、今後月・火星に向けた探査など宇宙に進出する人類(宇宙人)のためのテストベットとして「きぼう」を活用し、国際宇宙探査への貢献が期待される。 【概要】 近年、国際的な宇宙探査の目的地として月、火星が候補となっていますが、有人宇宙飛行、長期宇宙滞在を可能とする技術だけではなく、宇宙環境(微小/低重力や放射線など)の人体への影響に関しては未知の科学的課題も多く残っています。そのため、人類の宇宙進出の科学基盤の確立を目指し、「きぼう」を月・火星などに向けた有人探査へのテストベットとして活用して、国際宇宙探査へ科
このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。 <免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。 最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。 今回は、日本では開発されていないので、あまり知られていないかもしれませんが空中発射ロケットについて紹介します。 この飛行機とロケットの特徴を生かした人工衛星打上げ方式である「空中発射ロケット方式」で実用化されている「ペガサス」と計画が発表されたばかりの「ストラトローンチ」についてのお話です。 人工衛星を打上げるのに、現在使われているロケットは先ず地球の重力を振り切る手段としての役割があります。そして大気圏内にある空気層を超えなくてはなりません。 このため、ロケットを効率よく働かせるために1
中央大学 理工学部 教授 小松晃之と宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発員 木平清人の研究グループは、イヌ用人工血液の合成と構造解析に成功しました。小松らは、まず遺伝子組換えイヌ血清アルブミンを産生し、X線結晶構造解析からその立体構造を明らかにしました。さらに酸素輸送タンパク質であるヘモグロビンを遺伝子組換えイヌ血清アルブミンで包み込んだ形の(ヘモグロビン-組換えイヌ血清アルブミン)クラスター(製剤名:ヘモアクト-C™)を合成し、それがイヌ用の人工酸素運搬体(赤血球代替物)として機能することを実証しました。X線結晶構造解析には、JAXAの「高品質タンパク質結晶生成技術(Hyper-Qpro)」が適用されました。 動物医療の現場が抱える深刻な"輸血液確保"の問題を解決する画期的な発明であり、動物の輸血療法に大きな貢献をもたらすものと期待されます。 本研究成果は、11月10日(木)に英国の
2017年12月、金井宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を開始します。日本人宇宙飛行士としては通算7人目のISS長期滞在となります。 ISSでの4~6ヶ月となる長期滞在期間中、宇宙飛行士は、様々な宇宙実験に加えISSのシステムや機器の運用作業などを行います。これまでの長期滞在やこれに類似する閉鎖環境での滞在模擬実験等によって、ISSのような閉鎖環境での長期間滞在が人間の精神心理的な側面にさまざまな影響を与える可能性が知られています。ISSに長期滞在する宇宙飛行士に対する健康管理は日常的に行われ、JAXAも日本人宇宙飛行士を心身共に健康に保つ様々な取り組み(飛行中健康管理)を行っています。 このうち、宇宙飛行士の精神心理的健康状態を評価する手法としては、宇宙飛行士の軌道上スケジュールや軌道上で対応できる分析手法に制約があるため、2週間に一度程度の精神医学・心理学の専門家とのビ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、国際宇宙ステーション(ISS)で行われる宇宙実験の貴重なサンプルの回収手段と頻度の拡大および利用成果の最大化を目指し、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)搭載型の小型回収カプセルに向けた技術開発を進めています。 この小型回収カプセルの技術開発の一環として、小型回収カプセルの模擬模型による高空落下試験を北海道大樹町の沖合で行いました。平成27年10月22日(木)午前10時46分頃に回収カプセルをヘリコプターから切り離し、同日10時49分頃に回収カプセル(模型)は着水しました。 パラシュート等は正常に作動し、模擬小型回収カプセルによる落下試験は無事終了しました。今後、実験データを解析し、小型回収カプセルの実現に向けて研究を進めていきます。 高空落下試験の概要 北海道の大樹町沖合において、高度2kmの上空から小型回収カプセルの模型を落下する。 今回
地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設。アメリカやロシア、日本など計15カ国が協力して計画を進め、運用しています。
7月29日、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)に緊急で搭載することになったNASAの物資が「こうのとり」5号機を打ち上げる種子島まで空輸されました。 運ばれてきた物資は、国際宇宙ステーション(ISS)の水再生システムの交換部品(フィルタやポンプ)の緊急物資のほか、軌道上の宇宙飛行士が使用する生活用品など約210キログラムです。 「こうのとり」は初号機以降、物資搭載方法の効率化を常に行っており、このようなレイトアクセスと呼ばれる最終積込み物資の可能量を増やしています。通常は、打上げの約4か月前に物資の積込みを行いますが、この速達サービスでは打上げ10日前~80時間前まで積込みが可能です。レイトアクセスの対応が可能な荷物の量およびサイズは世界の補給船の中で最大です。 今回も、決まっていた物資の搭載計画を細かく検討し、搭載の仕方をさらに工夫して、NASAの緊急要請に日本の緻密
このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。 <免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。 最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。 皆さんこんにちは!先日は、空港での待ち時間に、Twitterでお相手をして頂き、どうも有難うございました!お陰様で、私も有意義な5時間を過ごさせて頂きました!今後も機会があれば、よろしくお願い致します! さて、12月は、少し長いお休みを頂きましたので、色々なことを考える時間がありました。そして、自分の人生を振り返る時間もありました。今日は、過去を振り返って私の経験を一つお話してみたいと思います。(あまり参考になるかわかりませんが、私が完全な人間ではないことが、よくわかって頂けると思います。
油井宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(43S)の打上げ計画の見直しの要否については、今般のロシアのプログレス宇宙船(59P)トラブルの原因究明状況を踏まえ、5月11日(月)以降に国際間で調整することとなりました。 なお、現時点において、43Sの打上げ予定日時は既にお知らせしているとおり、平成27年5月27日(水)4時46分(日本時間)から変更はありません。 【参考リンク】 平成27年4月30日: プログレス補給船(59P)のISSへのドッキング断念について /iss/flight/59p/ 平成27年4月24日プレスリリース: 国際宇宙ステーション第44/45次長期滞在クルー油井亀美也宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(43S/TMA-17M)の打上げ予定日時の決定について http://www.jaxa.jp/press/2015/04/20150424_yui_j.html
プログレス補給船(59P)大気圏再突入について ロシア連邦宇宙局は、プログレス補給船(59P)が5月8日午前11時04分(日本時間)に、太平洋上空で大気圏に再突入したことを発表しました。 ロシア連邦宇宙局 発表 プログレス補給船(59P)のISSへのドッキング断念について 平成27年4月28日16時9分(日本時間)に打ち上げられたロシアのプログレス宇宙船(59P)について、通信障害および姿勢異常が確認され、ロシアはISSへのドッキングを断念いたしました。 ロシア連邦宇宙局からの情報によると、地上局から59Pにコマンド(指令)を送り復旧を試みたものの姿勢の安定には至っていない状況とのことで、原因究明作業が行われております。 59Pでは、水や酸素、補給用推進剤(燃料)などをISSに運ぶ予定でしたが、現時点ではISSに十分な物資があるため、当面、軌道上のクルーの活動や「きぼう」日本実験棟を含めた
2015年2月5日午後9時50分に、「きぼう」日本実験棟から超小型衛星AESP-14※1が、筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制チームからのコマンドにより放出されました。AESP-14は、ブラジル宇宙機関(AEB)およびブラジル国立宇宙研究所(INPE)の支援を受け、ブラジル航空技術大学(ITA)が開発した超小型衛星です。 今回で小型衛星放出機構(J-SSOD)を使用した放出としては3回目(10機目)、「きぼう」からの超小型衛星放出は6回目(56機目)となりました。 J-SSODは、CubeSat規格(10cm×10cm×10cm)の超小型衛星を、「きぼう」のエアロックから搬出して放出機構で打ち出し、軌道に乗せるためのJAXAが開発した機構です。 AESP-14は、1月12日にドラゴン補給船運用5号機(SpX-5)でISSに運ばれ、1月29日に「きぼう」のエアロック内にセットされ、2月4日
平成27年1月14日18時15分頃(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)の米国側モジュール第2結合部(ハーモニー)の制御装置において、船外熱制御システムの冷媒として使用しているアンモニアが船内に漏入したことが疑われるデータ(船内熱制御システムの冷媒液量増加と、船内圧力の上昇)が確認されました(図参照)。アンモニアは人体に有害なため、ISS搭乗宇宙飛行士は、緊急処置手順に従い、ロシアモジュール側へ退避し、米国側モジュールとロシアモジュールの間のハッチを閉鎖しました。 地上管制(ヒューストン)では、アンモニア漏れが疑われた船外熱制御システム及び、船内熱制御システムを停止し、これに伴い冷却機能を失った第2結合部(ハーモニー)内の電圧変換機を停止するため、下流の「きぼう」の電源系統2系統のうち1系統の供給も停止しました。(「きぼう」の電力は、もう1系統の電源系統により供給されており、運用に影
シグナス補給船運用3号機(Orb-3)の打上げ失敗について アメリカの民間企業オービタル・サイエンシズ(OSC)社の無人補給船、シグナス3号機(Orb-3)を載せたアンタレスロケットは、米国東部夏時間10月28日午後6時22分(日本時間10月29日午前7時22分)、打上げ直後に爆発し、打上げは失敗しました。 現在NASA及びOSC社により、原因究明作業が行われております。 Orb-3では、食糧やクルーへの支給品、システム関連機器、実験関連機器などをISSに運ぶ予定でしたが、今回、ISS/きぼうの維持運用に必要となる重要なシステム関連機器は搭載されていないため、当面のISS/きぼうの運用に支障はありません。 Orb-3には、日本から以下の機器等が搭載されておりました。 JAXA物品 船外材料曝露実験試料 再突入データ収集装置 JAXA物品以外 「ISS搭載流星観測カメラ(COMETSS)」(
はい、それは当然の質問だと思います。新しい材料、たとえばシリコンの結晶をつくるとしたら、いったんもとの材料を溶かして、それをゆっくり冷やしてきれいな結晶をつくります。溶けた状態から、どうやってきれいな結晶をつくるか。それがすごく大切なことなのです。 困ったことに、地上では、溶けた状態のとき、温かいところは軽くなり、冷たいところは重くなって、対流(注1)が起こります。
国際宇宙ステーション(ISS)の外部排熱システムの異常対応に関する1回目の船外活動(EVA)が以下の通り実施されました。作業は予定より早く進んだため、2回目のEVAで行う予定だった作業の一部が前倒しで実施されています。 なお、12月23日(月)に行う予定だった2回目のEVAは、12月24日(火)に行うことになりました。 また、1回目のEVA終了後の片づけ作業中、宇宙服の生命維持装置に取り付けられているサブリメータ(宇宙服内の熱を排出するための装置)に水が入った可能性があり、空いた1日で、次のEVAで使用予定の予備の船外宇宙服のサイズ調整を行うとのことです。なお、この問題は、7月のEVA時に起きたヘルメット内での水漏れとは関係はないとのことです。 US EVA#24: 日本時間2013年12月21日午後9時01分~22日午前2時29分(5時間28分) ◎EVAクルー EV1: リチャード・マ
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、平成25年12月11日に発生した国際宇宙ステーション(ISS)の外部排熱システムの異常への対応として、3回の船外活動(EVA)でポンプモジュールの交換を行う方向で調整に入ったと発表しました。 ISSの熱制御システムは、外部熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)と内部熱制御システム(Internal Thermal Control System: ITCS)に分かれており、船内で発生した熱はITCSで集め、船外の熱交換機を通してETCSに送られ、ラジエータから宇宙空間に放熱します。 ETCSは2系統あり、A系のポンプモジュール内の流量調整弁(冷媒のアンモニアを冷却用ラジエータへ流す量を調整する弁)の故障によりA系の排熱機能が停止しました。 これに伴い、異常が発生した系統に接続されている各モジュールへの給電
12月11日(水)に発生した、国際宇宙ステーション(ISS)の熱制御用外部排熱システム(ETCS)の異常につきまして、最新状況をお知らせいたします。 (1) 外部排熱システム異常の原因究明と復旧対策について これまでのNASAによる原因究明により、ETCSの冷媒(アンモニア)を冷却用ラジエータへ流す量を調整する弁がうまく機能していないことが判明しました。引き続きNASAは対応処置を行っており、当面の対策として、地上からの操作で、別の弁を用いて流量の調整を試みています。 (2) 「きぼう」の状況について 「きぼう」は引き続き2系統のうち1系統の電源のみを使用して運用を行っておりますが、クルーの安全性及び搭載機器の健全性には問題はありません。(前回報告から変更無し) (3) その他 シグナス補給船運用1号機の打上げ時期(日本時間20日午前に予定)の再検討、及びETCS不具合復旧のための船外活動
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『JAXA 有人宇宙技術部門 | Humans in Space』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く