全羅南道(チョルラナムド)消防本部のイ・ジョンヒョン務安(ムアン)消防署長は29日、「(航空機側が)管制塔と空港で無線通信をやりとりしながら(バードスクライクの発生など)そのような内容があった」とし、「事故の原因はバードストライクの発生などと推定しており、正確な原因は今後関係機関と合同調査を通じて発表する予定だ」と述べた。 発表内容は事故の目撃談とも一致する。務安空港近くの海辺で釣りをしていたチョンさん(50)は、聯合ニュースとのインタビューで、「旅客機が下降する途中、反対側から飛んできた鳥の群れと正面衝突した」とし、「(その後)ごう音とともに右側のエンジンから炎が見えた」と話した。国土交通部はこの日のブリーフィングで「鳥類衝突以降、着陸復行する過程で事故が発生したとみられる」と明らかにした。着陸復行とは、着陸しようとした航空機が正常着陸が不可能だと判断し、離陸することを意味する。 務安国