私は静岡県でメロンを生産しているのですが、温室メロンは露地栽培メロンよりも喉や舌がイガイガしないという感想をよく聞きます。 イガイガの原因を調べてみた所、ククミシンという、たんぱく質分解酵素でした。またククミシンは、病害虫などから身を守るための機能としての役割があると聞きます。 そこで、温室メロンのような、病害虫に比較的侵されにくい環境であると、露地栽培メロンに比べククミシンの含有量は低くなるのでしょうか。また喉や舌のイガイガが感じにくいのは、ククミシンの量が原因なのでしょうか。 回答を頂けると幸いです。 まさと様 ご質問、どうもありがとうございます。 ククミシンの研究をご専門とされている龍谷大学の山形裕士先生にご回答いただきました。 【山形先生のご回答】 最初にククミシンについてお話します。ククミシンは、プリンスメロンのタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の名前で、メロンの学名、Cucum