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Gallium3D は Linux で期待される新しい仕組みとして他のプロジェクトと並んで時々名前が出てくるんですけど、Wiki 読んでも、開発元の Tungsten Graphics 社のページを読んでも自分には技術的すぎて理解不能。 ただ、この記事やこの記事からするとグラフィックカードの完全仮想化のキーとなる機能を提供するみたいで、開発元が VMware 社によって昨年買収されたのもなるほどという感じ。Mesa3D や TTM メモリ管理マネージャの開発にも携わってるらしく、Linux のグラフィックス周りの中核を担っているみたい。 OpenCL などを通じて GPU を汎用目的にも使用しようという最近の流れからすると、仮想環境からでも GPU を使い倒せるようにするってのは重要になってきていてるんでしょうか? まぁ、それに役立つのが Gallium3D と一応思っておくことにして、も
xsetwacom Linux Wacom Project 公式サイトの xsetwacom 解説ページの翻訳。 最終更新:2010年8月30日 公式サイト:http://linuxwacom.sourceforge.net/ xsetwacom 解説ページ原文: Command Line Configuration Interface (xsetwacom) xsetwacom は、コマンドラインのWacomドライバ設定調整ツールです。 XF86Configや xorg.confファイルを手動で編集することなく、筆圧感度やクリックの閾値、ボタン割り当て、カーソルのモードと速度などの変更ができます。 コマンド man xsetwacom の実行により、基本的な使用方法とオプションが閲覧できます。 留意点: デバイスの識別子(デバイス名)は、大文字小文字が区別されます。 使用するデバイス名は
Ubuntu 10.04 lucid の beta2 が発表された模様。 lucid には当然ながら色々な新機能が組み込まれてますが、しかしよくよく見てみると、デザイン面の変更とか、Ubuntu One に代表されるような外部のウェブと結びついたサービスなどを除くと、Ubuntu 発といえる新機能ってあまりないような… 例えば脱獄の必要なく iPhone に繋げられるようになったというのも、その開発のメンテを引き継いでる人は Suse ユーザーみたいだし、その人のブログには「言っとくけど、これに関して Canonical は何も貢献してないぞ。」みたいに書かれちゃってるし… 追記:ブログの人は別に Ubuntu を批判してるわけじゃなくて、あたかも Canonical , Ubuntu が開発して実装したかのような印象がネットで広まったことに対して単に事実を説明してるだけですね。そもそも、
Wacom のLinux対応に希望。 いいかもそれで! 2010年9月3日 @ 8:21 午後 · カテゴリー: linux, ubuntu ·タグ wacom 以前、酔っ払いながら Wacom について少々ひどいことを書いてしまいましたが、どうやらこれにはかなりの誤解が含まれていたようなので、まずWacom さんに謝らないといけません。申し訳ない。 Wacom の Linux 対応に失望。いいのかそれで! 何が誤解だったのかというと、メーカーとしての Wacom の Linux への対応。 Redhat の Peter Hutterer さんのブログでの説明によると、linuxwacom プロジェクトの中心人物である Ping Cheng 氏は Wacom の被雇用者であるとのこと。 Wacom はプロジェクトに協力的で、その貢献は貴重である、と最後に締めくくられています。そうだったんで
ものすごい勘違いしてたよ xorg.conf.d と xorg.conf 2010年9月1日 @ 8:54 午後 · カテゴリー: linux, ubuntu ブログの投稿で、ホットプラグを利用したいなら xorg.conf ファイルではなく xorg.conf.d ディレクトリの conf ファイルの方 で設定と書いてきたんですが、どうも思いっきり勘違いみたい… そもそも hal から udev への移行、それにともなう udevバックエンドや xorg.conf.d のサポートなどについて調べたのは、Wacom のBamboo Pen&Touch タブレットを動かすためでした。 それまでは、入力デバイスに関して新たに設定したり、既存の設定を変更したりなど、したことはありません。 タブレットを動かすために最初に参考にしたのは Ubuntu 本家のフォーラム。 そこには、ホットプラグを利用
先月、ちょっとした拍子に肘の関節を痛めてしまい、腕を曲げると激痛が走るようになってしまいました。 結局数日で痛みが消えてきて治ったからよかったんですけど、痛みがある間はキーボードを打つのが大変で、普段の生活が些細な怪我や病気をきっかけに一変してしまうもんだなとあらためて認識。 やっぱりPCの入力方法は複数あった方がいい!というわけで、個人的に今までまったく必要性を感じたことがなくて、カーナビでも全然利用したことのない音声認識についてちょっと調べてみたわけです。 Gnome-Voice-Control まず試したのが Gnome アプレットとして動作する Gnome-Voice-Control というソフトウェア。 音声認識エンジンには、カーネギーメロン大の Sphinx を使用。 インストールして Gnome パネルに加え、右クリックメニューから「Start Control」を選択すれば音
Ubuntu 10.04 lucid のグラフィックドライバ(と Plymouth) 2010年4月17日 @ 9:14 午後 · カテゴリー: 翻訳, linux, ubuntu Ubuntu 10.04 lucid でグラフィカルな起動画面を提供する Plymouth ですが、使用しているグラフィック・ドライバによって起動画面の表示の質などが大きく左右されます。 システムの標準の状態にまったく手を加えなければ Plymouth の表示は一瞬にすぎないので、起動画面がどうであろうと気にしない人がほとんどでしょう。 が、自分は本末転倒にもログイン以後よりこっちの方が気になるので、lucid でのグラフィック・ドライバについてちょっと調べることにしました。 まずは公式 Wiki の lucid でのグラフィック・ドライバ(グラフィック以外のドライバも少々含む)部分の説明。 追記:lucid
いくつかオープンソースの手書き文字入力ソフトをいじってみたんですけど、結論から言うと、それぞれ一長一短あって、それらの長所を全部合わせると、それなりに使えそうなソフトが丁度出来上がるのではないかという歯痒い印象を受けました。 やはり電子辞書とか Windows とか市販品はさすが。認識を受け付ける「字形」も手書きに合わせてあるというか。 例えば「白」という漢字。最初の一画目は左斜め下に向かって書くのが普通ですけど、Tomoe のデータは元となっているフォントが悪いのか、垂直に降ろすように書かないと正しく認識されない。 Ubuntu も色々なプラットフォームに進出していて、欧米の人だとオープンソースで結構使えるツールが揃ってきてますけど。 日本語向けに Linux 用タブレット ATOK みたいなのが市販されて欲しいかな。 1. Tomoe http://tomoe.sourceforge.
Plymouth テーマのカスタマイズ Plymouth は、RedHat が開発して Fedora 10 から導入され始めたグラフィカルブート機能を提供するプログラム。 Ubuntu にも 10.04 LTS Lucid Lynx で採用されることになったため、そのテーマを変更するのに役立つ情報をちょっと集めることに。 https://wiki.ubuntu.com/Artwork/Documentation/Plymouth Plymouth のテーマと格闘するスレッド @ Ubuntu 本家公式フォーラム: Plymouth theming? 以下は上のフォーラムのスレッドなどで紹介されていた Plymouth 解説ウェブサイトページの翻訳。内容を理解してないまま翻訳してる部分が多々あり、誤訳があるかもしれないので要注意。^^; Plymouth テーマ作成ガイド Plymouth
Active Desktop 風の効果 part3: 悪魔のパイ 2008年12月12日 @ 10:36 午後 · カテゴリー: compiz fusion, devilspie, linux, Screenlets, ubuntu 悪魔のパイ(Devil’s Pie)はその名の通り凶悪なツールです。 ウィンドウの Type をサクッと変更しちゃうんですから。 前回、前々回の投稿で Compiz や Xwinwrap を使用した方法を書きましたが、この悪魔のパイは Compiz の「ウィンドウの配置」および「ウィンドウのルール」プラグイン+Xwinwrap の機能の一部といった印象です。(Devil’s Pie の方が古くからあるみたいですが。) 具体的には、あらかじめ指定した特定のウィンドウに対して、大きさや配置位置、スティッキーや最大化等々の状態(state)、フォーカス、タイトルバー
Xサーバ1.7→1.8、HAL から udev 2010年1月5日 @ 1:00 午前 · カテゴリー: linux, ubuntu Ubuntu 9.10 では /etc/X11 ディレクトリから xorg.conf が消えてます。 以前はグラフィックドライバなどの関係でこのファイルの中身をいじっていたけれど、最近は何もせずとも Compiz が使えたりするので、これに関してはまったく気に留めていませんでした。 しかし、Wacom の新Bambooを動かそうとする過程で思い出したのは、この xorg.conf に Ubuntu 7.10 の頃は wacom の名前がズラズラと記載されてたこと。 一方で、現在 wacom ドライバに関して HAL だとか fdi とか udev ルールみたいなわけがわからない用語がビシバシ出てくる。 こりゃ、この辺りの仕組みをざっと簡単に押さえておいたほう
Canonicalによるスマホ向けUbuntu発表に新年早々びっくり、飲んでいたどぶろくを吹き出しそうになりました。 http://techwave.jp/archives/51775041.html さらに、WebOSのNexus7への移植のニュースもあり、しかも既存のシステムを削除する必要なく試せそうとくれば、酔った勢いで導入してみたくなります。 Open webOSがNexus 7に移植される(動画あり) 自分が調べたときには、ビルド方法がちょうど公開されていました。 試用の手順を記載したページには、事前に注意書きを読むことを促すためでしょうか、他所でのイメージ等への直リン禁止、手順の説明禁止、他人に教えたいならURL http://testing-n7.webos-ports.org だけを使用してこのページに直接誘導しなさい、とあります。 とりあえず指示に従って、結果だけ書きます
古いノートPCで Ubuntu 9.04 LiveCD のネットワークブート 2009年7月3日 @ 10:59 午後 · カテゴリー: linux, ubuntu 古い PenM ノート NEC VersaPro VJ11/BH-T でネットワークブートを敢行。 このノートに内蔵の光学ドライブはなく、USBメモリからのブートにも対応していないので、OSのインストールにはUSBの外付け光学ドライブが基本的に必要なんですが、そんな物は持っていないのでネットワークブートさせるしかないのでした。トホホ。 ネットで調べると色々なネットワークブート方法があり、Ubuntu LiveCD のブートも可能らしい。Yatta! Ubuntu LiveCD をネットワークブートさせる方法自体にも色々あるみたいですが、自分は以下のリンク先に書かれている方法を参考に、Ubuntu デスクトップ(ホストOS)の
シャトルワース氏のインタビュー:Ubuntu Debian Gnome3 2009年8月8日 @ 12:31 午前 · カテゴリー: gnome, linux, ubuntu ·タグ agile, debian, iteration 先月の中旬のシャトルワース氏インタビューを訳してみました。 以下のニュースが先月の終わりにありましたが、この件についても言及してます。 Debianが固定リリースサイクルを採用、1年おきの12月にフリーズ で、これについて Debian 内でも一悶着あったみたいですが、シャトルワース氏も Debian のメーリングリストにビシバシ投稿しまくって現在 Debian 陣と熱く議論してる様子。 どうなるんでしょ・・・。 追記:リーナス氏が10月に開催されるLinuxカーネル開発者会議のために来日されるようですが、それに先立つ9月に米国のポートランドで開催される Li
Compiz 壁紙と Nautilus そして Compiz-Deskmenu 導入 2008年11月12日 @ 12:51 午前 · カテゴリー: compiz fusion, linux, ubuntu のトピックスの前に、また問題。 今度は「ファイル検索(gnome-search-tool)」が検索開始ボタンを押した瞬間に以下のようなエラーを吐いて落ちる現象が発生。 ** (gnome-search-tool:12273): WARNING **: Cannot extract frame from the grid ** ERROR:gsearchtool-spinner.c:682:bump_spinner_frame_cb: assertion failed: (frame != NULL) Aborted これがどうもGnome-Look からDLしてインストールしたこのCr
Easystroke に関する覚書 マウス・ジェスチャによって、コマンドやキーショートカットなどを実行させることができるプログラム Easystroke に関する覚書。 タブレットペンの使用を便利にすることが開発動機らしく、曲線のジェスチャへの対応や、特定のジェスチャを特定のアプリケーションだけに割り当てる機能の他、単純にボタンの割り当てを変更するためにも利用可能。 最終編集 : 2009年6月10日(Ver. 0.4.5 をベースに記述) 公式サイト: http://easystroke.wiki.sourceforge.net 使用説明(英語): http://easystroke.wiki.sourceforge.net/Documentation Easystroke 作者さん常駐スレッド: http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=8370
Ubuntu に Compiz をソースから導入する方法 Compiz の Git レポジトリから Compiz の主要コンポーネントや開発中のプラグインの最新ソースを取得して Ubuntu に導入するまでの覚書。(Git4cf Automator スクリプトを使用する方法は古くなりすぎたのでページを書き換えました。) 最終編集: 2009年4月21日 A. Ubuntu(8.10 以降)にインストール済みの Compiz に対してプラグインをソースから導入する方法 compiz-plugins や compiz-fusion-plugins-main、compiz-fusion-plugins-extra、compiz-fusion-plugins-unsupported パッケージに含まれていない、開発中のプラグインやサードパーティ製のプラグインを導入する手順は以下の通り。 1. 端末
Ubuntu 9.04 Jaunty とグラフィックドライバ 2009年4月22日 @ 12:12 午前 · カテゴリー: compiz, ubuntu Ubuntu 9.04 のリリースが今週中にあるわけですが、グラフィックドライバ関連に絞ってみても 8.10 の頃から色々変更がありました。 自分が実地で試しているのは Nvidia だけで、こちらは特に問題ないんですが、 ATI : Catalyst 9.4 以降からサポート外となった Radeon HD2000台未満では「制限付きドライバ」が Jaunty で利用できないかもしれません。 もっともオープンソースのドライバも進化しているので Compiz などを利用するための 3D ハードウェア支援は効くと思いますが、デフォルトで Composite オプションが有効になっているのかどうか。Compiz を利用するにはもしかしたら xo
Intel オープンソースグラフィックドライバの今後 2009年4月29日 @ 1:38 午前 · カテゴリー: 翻訳, linux, ubuntu Intel ドライバの開発者?の Keith Packard 氏の Sharpening the Intel Driver Focus というブログ投稿記事が Phoronix で取り上げられていたのを見て翻訳してみました。自分にはテクニカルすぎてほとんど理解不能、誤訳も多々あろうかと思いますが、ドライバのこれまでの開発と今後の流れがなんとなくわかって面白しろかったので。 Ubuntu Jaunty 9.04 では混乱状況ですが、ようは今までのオプションが今後廃止されて、KMS + GEM + UXA + DRI2 という1つの組み合わせに収斂するシンプルで快適な薔薇色の未来を約束するからもう少し耐えろってことみたいです。^^ 追記:この開発
Ubuntu 9.04 のリリースが今週中にあるわけですが、グラフィックドライバ関連に絞ってみても 8.10 の頃から色々変更がありました。 自分が実地で試しているのは Nvidia だけで、こちらは特に問題ないんですが、 ATI : Catalyst 9.4 以降からサポート外となった Radeon HD2000台未満では「制限付きドライバ」が Jaunty で利用できないかもしれません。 もっともオープンソースのドライバも進化しているので Compiz などを利用するための 3D ハードウェア支援は効くと思いますが、デフォルトで Composite オプションが有効になっているのかどうか。Compiz を利用するにはもしかしたら xorg.conf を編集する必要があるかも。 追記:たぶん r5xx 系 GPU ユーザーが一番戸惑うと思われるので、 radeonhd の man
Cairo-Dock に関するまとめ Cairo-Dock に関してちょっとまとめてみました。Ubuntu での使用を基本にして記述しています。 最終編集 : 2010年3月5日(Cairo-Dock Ver.2.1.4 alpha, Ubuntu 10.04 Lucid alpha3) 内容が古くなってしまったため、安定版 ver 2.1.3 以降に対応するように現在編集途中。 * Ver.2 以降を起動させると、VLC や smplayer , Skype , VirtualBox など Qt4 系のアプリの表示に不具合が出たり、クラッシュする場合があるみたいです。 自分の環境では VirtualBox のゲストOS画面が透過する現象を確認しています。(追記:VirtualBox 最新版では問題が解消されて、以下の回避策を取る必要がなくなった様子。) VirtualBox の起動コマン
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