この記事では、世論調査会社グリーン・シップの「GS選挙調査センター」が全国規模で毎日実施している情勢調査のデータ提供を受け、内閣支持率や政党支持率の分析を月次レポートとしてお送りします。 内閣支持率世論調査会社グリーン・シップの「世論レーダー」のデータをもとに図表は筆者作成 グリーン・シップ社の調査では、内閣不支持率は3月以来微減となっていますが、大きな変動はありません。支持率は3月以降「横ばい」が続いており、大きな支持率回復の兆しはないといえます。予算通過後の国会は参院選モードが高まっており、選挙前の嵐の前の静けさとも言えるでしょう。 世論調査会社グリーン・シップの「世論レーダー」から図表を引用 ただ、内閣支持率は、5月20日頃から上昇基調にあり、その上昇基調は先の衆院選後最も大きな幅になりつつあります。5月21日に小泉進次郎農林水産大臣が就任したことで、備蓄米の放出に目処が立ち米価安定