きのうは、サバめし。 炊飯器を買うのは、バカなのだ。 自炊をしようと思うと、まず炊飯器を買う人が多いはずだ。 しかしこれは、バカのやることだ。 第一に、炊飯器などなくたって、ふつうの片手鍋や土鍋でおいしいご飯は十分炊ける。それも、べつに手間がかかるわけではなく、火をつけて、途中で一度小さくし、あとは消すだけである。 炊飯器は、最低価格は5,000円、売れ筋は20,000円ほど。それにたいして鍋は500円、土鍋でも1,000円ちょい。 それだけの金をかける価値は、まったくない。 しかも、炊飯器は場所をとる。一人暮らしの小さなキッチンに、ご飯しか炊けないけっこうなデカさの物体が、デンと置かれることになる。 邪魔くさいだけである。 そして何より、炊飯器を使ってしまうと、料理をすることの楽しさが決定的に損なわれるのだ。 米を使った料理は、ご飯好きの日本人にとっては最もうまいものの一つである。白めし