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2014/04/29 構造構成主義シンポジウムで考えたこと:閉塞社会を打開する方程式とは? カテゴリ:組織論 池田清彦先生、相変わらず天才でした。 参加された方は、おそらく多くの衝撃を受けたことでしょう(笑撃も)。 池田先生の「20年も経てばおれたち団塊世代は死んでいくから高齢化問題は解消していく」といのは目から鱗でした。 直接的な解決策ではないものの、その期間をどううまいことやりすごすかが重要だというようにポイントを掴み直せば、方法を考えることはできそうです。 * 他にも「一度できたシステムをいかに安楽死させるかが重要だ」と、「ふんばろう東日本」についても言及しながら述べていて、これは本質を衝いていると感じました。 参加してくださった方も(環境省の若手)、それに言及しつつ、「システムの移行をどのように考えればよいか」というご質問をいただいたので、後半の対談はそれを軸に進めていきました。
2014/02/27 大川小学校について知っておいたほうがよいと思うこと(裏山の写真付き版) カテゴリ:東日本大震災 先日、大川小学校検証委員会の最終報告が行われました。 しかし、室崎委員長も「一定以上の限界があった」と認めたように、残念ながら、なぜ大川小学校の悲劇が起きてしまったのかを解明するには至りませんでした。 僕もご遺族の要請を受けて独自に大川小学校の研究を進めてきましたが、これまで、国に真相解明を望む遺族の気持ちに答えて欲しい、遺族が納得のいく解明をして欲しいという気持ちから、検証委員会の動向を見守ってきました。 室崎委員長とは何度かやりとりさせていただきましたが、少なくとも室崎委員長はできる限り真摯に調査、対応されようとされていたと思います。 特に、11月の中間報告で専門家等から69ものパブリックコメント↓が寄せられたことは大きな転機になっていたように思います(僕も記述の根拠や
2013/09/29 心理学者が読み解く「あまちゃん」と「半沢直樹」の比較論 テーマ:【今週のテーマ】いよいよあまちゃん最終回!みなさんの感想は?(116) カテゴリ:雑感 「あまちゃん」と「半沢直樹」 この2大巨頭を比べ論じることで、「あまちゃんとは何か」その本質に迫ってみたい。 嫁さんは、「半沢直樹」の最終回をみた後に、「半沢直樹は“怨みハラスメント”で、あまちゃんは“愛情はぐくみメント”かもね」とうまいこと本質観取していた。 たしかにそれも当たっている気がする。 * 二つとも俯瞰すればコメディドラマだと思うのだが、 僕なりに言い直せば、 「半沢直樹」は“正義と怨みハラスメントを基調とした劇画風コメディドラマ”であり、 「あまちゃん」は、“愛と明るさにより呪いが成仏する愛嬌ドラマ”だ。 「半沢直樹」は父親を殺された仇を討つ、怨みを晴らす“意志”の物語ということもできる。最後は出向になっ
2012/02/16 『人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか』 カテゴリ:東日本大震災 ご無沙汰しております。 お元気ですか? 「西條剛央のつれづれ日記(またの名をほんのたまにしか更新されない日記)」という名に恥じない、実に8ヶ月ぶりの更新になります。 ふんばろう東日本支援プロジェクトの活動をまとめたチャリティー本が出版されました。 この本は、あの3・11からはじまります。 あの揺れと、いつ収束するかわからない原発事故の中で自ら南三陸町に行き、プロジェクトを立ち上げていく過程をノンフィクションで描きながら、有事にこそ有効な構造構成主義の考え方を伝えていくものです。 【送料無料】人を助けるすんごい仕組み 価格:1,500円(税込、送料別) 印税全額と、ダイヤモンド社の売り上げの一部が、ふんばろう東日本支援プロジェクトをはじめとする復興
2011/04/23 ゴールデンウィークに向けた緊急提言 カテゴリ:東日本大震災 【拡散希望:GW前の緊急提言】4月26日時点で現地はすでに渋滞ができていました。ゴールデンウィークは車で津波主被災地にいかないようにあらゆるマスコミが呼びかけてください(>マスコミ関係者)。このままだと急車両や復興車両が身動きできなくなります。→http://p.tl/m2_1 * ゴールデンウィークに現地に行きたいという人はたくさんいると思います。現地の惨状をしっかりと見て少しでも貢献したいという気持ちは素晴らしいと思います。ただしGWに限っては重労働かつ自活自炊自睡する準備のある人以外は行かず後方支援に徹した方が現地のためになると思います。 * 特に車で行く人が殺到するととんでもない渋滞になります。津波主被災地は自衛隊がようやく作った海岸付近の1本道もたくさんあります。そこに車が殺到したらまったく動かなく
2011/04/22 なぜ物資は積み上げられたままになるのか?→「ふんばろう東日本支援プロジェクト」なら解決できます。 カテゴリ:東日本大震災 読売新聞の次の記事をみて、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」でどうにかできないかというご意見がTwitterでたくさん寄せられため動いたところ、すぐに解決ルートを確保することができました。 以下はその過程となぜこうした問題が起こるのかその構造をまとめたものです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000630-yom-soci 行き場ない救援物資、被災地に届けられず山積み 読売新聞 4月21日(木)21時10分配信 拡大写真 山積みになった市民からの救援物資(20日、大阪市北区の旧扇町高で)=尾崎孝撮影 東日本大震災の被災者支援のため、大阪市が
2011/04/08 今もなお続く陸前高田市の惨状と疎開できない理由:消防団ボランティアの語りを通して カテゴリ:東日本大震災 Twitterでつながった陸前高田市の消防団の人と1時間ぐらい話す。酷すぎる状況だ。テレビの発表とは異なり、二万数千人の半数以上がいなくなっており、現地の人は亡霊のようにその人達を死体安置所に探しに行っているという。 ボランティアを受け入れる社会福祉協議会はほとんどの人がなくなり8名だけが残ったがボランティアを使い切れない状況とのこと。そもそもボランティア自体が極めて少ない。 支援を受ける以前の南三陸町よりも規模的には悲惨だ。連絡してくれた布田さんは時折ゴホゴホと咳をしながら、現地の状況を話してくれた。 子どもと老人が多く、働き盛りの人の多くは街に出ていたためやられてしまったとのこと。街は便利なところに作る。便利なところは海と川に近い。だからそこで働いていた人がや
2011/04/08 陸前高田市消防団への支援物資急募!(4月9日~現在停止中です) カテゴリ:東日本大震災 Twitterを介して連絡がきました(これはもともとフォロアーの方が、この人大変そうですと教えてくれたことがきっかけになりました。現地にいかずともそういう支援のあり方もあるのです)。 陸前高田市消防団 高田分団 分団長 大坂淳 のもとでボランティアを勤める布田(ふだ)直志さんです。 とても高い知性と感受性を感じる方です。 分団長の大坂さんも本当の意味で被災者の支援を考えており、柔軟な思考の持ち主で、我々と同じ問題意識でネットーワークを広げていってくださっています。 以下の数は参考程度に考えて下さい。あればあるだけ助かるといっています。周辺の地域も何もないのでたくさん集まったら他の所に持って行って貰えば問題ないです。 充足したアイテムについては先方から連絡がき次第募集を締め切ります。
2011/04/07 【ふんばろう東日本プロジェクトの概要】:行政を介すことなく、被災者個々人が必要とする物資やサービスを、必要な所に必要な分だけ無料で届ける画期的な仕組み カテゴリ:東日本大震災 ふんばろう東日本プロジェクト」設立までの経緯 「ふんばろう東日本プロジェクト」設立までの経緯 津波主被害地はテレビで報道されているのとはまったく違う本当の“壊滅”が延々と広がっていました。 さらに驚いたのは、メジャーな避難所には物が余っているのですが、それを仕切ることができないため、マイナーな避難所には物資が行き渡っていないという現実でした。本部の人に「こういうものとかこういうものはあるんですか?」と聞くと「ない」というのですが、それでも「仕分けられないから支援はいらない」というのです。 これはあらゆる行政で起きていることなのであり、各地で問題になっています。それは誰が悪いということではなく、行
2011/04/03 津波主被災地のマイナー避難所を個別に支援する方法 カテゴリ:東日本大震災 以下、津波主被災地を効果的に支援するコツです。 1)まず現場で「今」求められているであろう支援物資を集めます→http://p.tl/mLiX 2)現地にバンか何かに搭載して自力でもっていきます(大きな行政を介せば介すほど末端には届きません)。 3)そのとき支援チームにある程度土地勘のある人がいた方がベターです(僕の場合は父が宮城県の道はほとんど知っている、そして昨日は三浦さん)。というのも普通の道がなくなっていたりするのでナビがあまり役に立たないからです。 父はパソコンとかはまったくできないのですが、僕らがない能力(土地勘、訛り、人脈)をもっていました。多様な人材でチームを組んだ方がよいです。北川さんは旧ソ連特殊部隊で採用されていたシステマのインストラクターなので万が一何かあっても大丈夫という
2011/04/02 ボランティアが足りているというのは幻想です。今こそ立ち上がりましょう。 カテゴリ:東日本大震災 今になってよくわかる。自分は甘えていたと。やれるのにやらない。間違っていると思っているのに見過ごす。書けるのに書かない。言うべきなのに言わない。そういうのはもう止めにした。 * 4月2日 今もって大好きな伯父さんは行方不明。子ども(いとこ)は震災翌日から現地でずっと探し続けている。伯母さんや伯父さんの妹(母)は病院や遺体安置所を回っている。 グランディ21の遺体安置所。首や手足ももげた遺体が多いため、直接遺体をみることはできない。だから遺体と持ち物の写真が貼られている。 仙台市消防局の兄は、カラスが集まっているところを捜索するといっていた。だから遺体は陸上海中にかかわらずいろいろな動物に食べられている。酷い話で書いているだけでも胸が苦しくなってくるが、これが現実。 * ボラ
2011/04/02 絶望と希望:南三陸町のレポート カテゴリ:東日本大震災 最初に告知させてください。 【拡散希望】物資が届かない末端の避難所に届けます。ふんばろう南三陸プロジェクト第1弾。 2011年4月2日版 http://t.co/26lYeEy Twitterに書いた内容です。 * (4月1日昼過ぎ出発前) 昨日支援物資を送ってくださった皆様、今荷物届きました!(ゆうパック)。これから必要としているところに責任もって届けてきます。 南三陸町志津川。文字通り壊滅している。 http://t.co/uTsDE8V?saijotakeo * (以下4月1日帰宅後深夜) 今日は絶望と希望の一日だった。 南三陸町志津川は、見渡す限り壊滅していた。 聞くのと見るのでは違うだろうと思っていたけど、これほどまで違うとはおもわなかった。? 残った鉄筋の建物に入っていくと、瓦礫に埋め込まれた廃墟には
2011/03/31 3月中の記事のまとめ(チャリティ書籍化に向けて) カテゴリ:東日本大震災 3月中に東日本大震災について書いた一連の記事をまとめてみました。 もともとは身近な人、悩んでいる人に少しでも役に立てていただければと書いてきたのですが、せっかくなのでこれをこれをベースとした著書を出して印税を義援金にできればと思っています(もちろんこれはブログなので著書用に加筆修正しなければなりませんが)。 これまで専門書ばかり出してきたので部数などは気にしなかったのですが、今回は広く読まれたい、少しでも多くの人に役に立てていただきたいと思っておりますので、迅速かつ部数を出してくれる出版社を求めています。 今のところのイメージはこんな感じです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 西條剛央著『東日本大震災から学んだこと:構造構成主義によるポスト3.11論(仮)』 【目次】 ・ はじめ
2011/03/27 広くわかりあうための原発論とは?:賛成派と反対派の壁を越えて(3.27.) カテゴリ:東日本大震災 「原発とんでもないことになってしまった...」と1億何千万人もの日本人が思っているはずです。 今や世界中で “NO MORE FUKUSHIMA! ” が叫ばれています。 原発推進派と原発反対派は長年対立してきたわけですが,3.11.以後原発に関する議論は活発になることでしょう。 ただし,これは「どちらが正しいか」という問い方をしている限り,信念対立に足をとられて前に進むことが難しくなってしまいます。 こういう厄介な問題を乗り越えるために「社会構想の方法」があります(『持続可能な社会をどう構想するか:構造構成主義研究4』の鼎談参照。期間限定で無料ダウンロード可能です→http://p.tl/VSjm)。 ここではそれに沿って原発問題をどのように考えていけばよいのかスケッ
2007/08/05 無自覚な正義の名のいじめ カテゴリ:雑感 朝青龍が徹底的なバッシングにあっている。横綱の品格もけっこうだけど、罰してもいい理由がみつかったらよってたかってぶったたく日本人の品格も問うべきではないか。 なまじ「批判してもよい正当な理由」があるだけに、いじめている当人はいじめているなどとつゆほども思っていない。 「あいつは悪いことをしたのだから、たたかれて当然だ」というわけだ。「身からでたサビだ」と。 ふーん。そういえば、昔、ガッコウでいじめを繰り返していたヤツらも同じ台詞を言ってたなあ。 横綱で、優勝したから、鬱病になんてなるわけないなんて思っている人がいたらかなりオメデタイと言う他ない。 どんな人間だって、彼と同じ様な目にあえば、鬱病ぐらいになる。4年間も一人横綱でふんばってきた。連勝記録も作った。それが一夜空けたら、止むことのない批判の嵐。今までの貢献はなんだったの
2006/08/09 役に立たない授業(2):亀田事件を巡る信念対立とその解消法 カテゴリ:構造構成主義 亀田の試合やそれを巡る言説はちまたで話題になっている。 僕はほとんどテレビはみないが,ミクシーの亀田関係のコミュニティなどをみるとそれがよくわかる。 千差万別いろいろな意見がある。そしてまったく正反対の意見で溢れている。次元の違う意見が同じかのごとくとびかっている。 ぼくもそれに対する私見はあるけども,なんとなく,そうした現象それ自体が気になっていた。 気になるということは,そこに自分にとって重要な何かあるってことだろうからただただ読んでいた。 そしたら何かがみえてきた。 さて,今回の亀田家の騒動を聞いている中でこんな風に感じたひとは多いと思う。 1)なんでこんな正反対の意見をいうやつがいるんだろうか。バカなんじゃないか。盲目的なんじゃないか。 2)なんで足をひっぱろうとするのだろう。
2015/05/13 新井和宏×西條剛央「特別出版記念講演会 〜ソーシャルと成果を両立させる金融とボランティア組織の共通本質から学ぶ〜」 カテゴリ:お知らせ いいチームを作りましょう 〜ソーシャルと成果を両立させる金融とボランティア組織の共通本質から学ぶ〜 (「いいチームを作りましょうプロジェクト」第一回キックオフイベント) 日時 2015年6月24日(水)19:00~21:00 開場:18:30 場所 めぐろパーシモンホール(大ホール) 参加費 2000円(Paypalによるカード決済での事前お支払い) 申し込みはこちらから。新井さんのプロフェッショナル仕事の流儀が大反響で、申し込みが殺到しているため、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。 http://akademeia.jp.net/?page_id=475 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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